見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

身近な食べ物の素性を初めて知る

2007-06-24 23:04:53 | 旅の風景
「今時の子どもたちは、海の中で切り身魚が泳いでいると思っている」という冗談のような話を聞いたことがある。魚だけではない、スーパーに並ぶ鶏や豚も、その原型や生態を知らない子どもたちが少なくない、という嘆きもある。
が、実は私も、世界を歩く中で、初めてその素性を知った食べ物がいくつもある。
          炒った殻付ナッツ
昨日、タイ北部のラオス国境の街チェンコンに行く道すがら、大好きなカシューナッツの原型を初めて知った。小さなりんご大の果実の先に、ポツンとひとつだけ種が付いている。カシューナッツの素性など考えたこともなかったが、その形は好奇心を刺激するに十分な特異な形をしていた。
大きな果実一個から、あのカシューナッツがひとつだけしか採れない。
          
そういえば、ピーナッツは落花後に地中に侵入して生育するのだと知ったのは、20歳を過ぎてからのことだった。
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1 コメント

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面白いですね (YY)
2007-06-27 23:29:27
写真でカシューナッツを見たのは初めてです。
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