Tシャツが ついに形に なりそうで

長い月日が　思い出される

てるおですけど、何か？

「うちらの学年にもTシャツ欲しいよね～、学代」

という保護者の一言から、
全てが動き出した。

昨年の夏である。

下のカテゴリーは、優勝の副賞でTシャツを作っていて、
それが、すごくまとまった感じで良いよね…

というあこがれから、
この企画が始まった。

絵の上手い保護者さんがいて、

「こんな感じどう？」と
龍がサッカーボールを持っているフリーハンドの画像を共有。
その龍の中に「YASU F.C.」のチーム名も刻んで。


それにインスパイアされて、わしも久々にフォトショでデザイン。

うちの学年は辰年と巳年の子がいるので、
龍と蛇を使いたい…となり、

それっぽい画像を。

ここからが大変だった。

「なんで龍なの？」とか、
このデザインはなんか…とか、

直接言われるわけではなく、
遠回しに。

どれだけ案を出しても、反応がなく…

「わしは何をしてるんだろう？」と。

「こんなのはどうでしょう？」と投げかけても、
反応もなくなり、話題にも上がらなくなり。

…辞めました…提案したりする係を。

かみさんに投げた。

「わしもうやらんわ」

さんざん考えた挙句、チームのエンブレムがあれば良くない？

という意見でまとまった。

デザインを考えていたわしらの数か月ってなに？

みたいな。

そんなことがあり、いったん企画はとん挫。
わしの心が折れた(笑)
完全に。



そんで、完成までこんだけの時間がかかった。



ま、なんだかんだあったことを振り返ると、

こういうことは、押し切った方がいいんだろうなという結論に
行きついた。

みんなの意見を聞こうとすればするほど
ドツボにハマる。

全員が納得する答えなんてもんは

「ない」のだ。

誰かが必ず反対意見を出したり、
意見というか「なんか嫌だ」みたいなことを言ったりするもんなのだ。

だから、
「こういうものを作りました」と
決め打ちしてしまった方がまとまるのだ。

…

そういう風に吹っ切れてから、
作業がすすみ、
どうにかこうにか、Tシャツが完成した。

学年代表としての最後の仕事だと思って、取り組んだ。

なんだかんだあったが、
形として残せてほんと良かったと思う。

ただ、
こういうことは
もう２度とやらないと決めたのだった。

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