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sumire日記

宝塚歌劇の観劇を中心とした、観劇日記です。

10年ぶりに

2021年08月07日 | 宝塚(雑談)
過去の公演情報検索してたら、
なんか読んだことのあるブログがリストされてきました。
そう、このブログ、、、

なんと、10年も放置されていました(@_@)

放置していた理由が
ID、PWがわからない(>_<)ってのが一番で、
削除すら出来ない状態だったのですが、
なんとかIDを見つけ、PWも探り当てることができ、
こうして更新しています。

過去の観劇の記憶をたどりたい時が多々あるので、
再びここに記録を残していけたらと思っております。

ほぼ、自分用(笑)。


2006年、観劇総括

2006年12月29日 | 宝塚(雑談)
昔、パソコン通信のニフティサーブのすみれ組(FKAGEKI)が私のネット活動のホームグラウンドだった頃、毎年、その年中に公演された宝塚作品を対象に、フォーラム会員の投票による年間ベストテンが開催されていました。
今年の観劇も終わったということで、それに習って、私なりの年間ベスト作品を発表して今年の観劇を総括してみたいと思います。

対象作品は、自分が実際に劇場で観劇した作品です。また、今年(2006年)公演のあった作品でも、昨年中(2005年)にのみ観劇した作品は対象とはなりません。

▽年間ベスト作品by木ノ実(部門別に分けてみました)

(大劇場、博多座、全国ツアー等、基本的に2本立ての芝居(含む1本物))
「愛するには短すぎる」

(大劇場他、ショー)
「ネオ・ダンディズム」

(バウホール、梅田芸術劇場等、その他の劇場の作品、イベント)
「スカウト」

(宝塚以外の公演)
「アンナ・カレーニナ」

--コメント-----------------------------------------------------------
■投票対象作品■
☆大劇場作品☆(基本的に宝塚大劇場で観劇です)
「ベルサイユのばら」(星組)、「ベルサイユのばら」(雪組)、
「ネバー・セイ・グッバイ」(宙組)、
暁のローマ」「レ・ビジュー・ブリアン」(月組、新公含む)、
ファントム」(花組、新公、東京含む)、
愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム」(星組、新公含む)、
堕天使の涙」「タランテラ!」(雪組、新公含む)、
「維新回天・竜馬伝」「ザ・クラッシック」(宙組)
あかねさす紫の花」「レビュ・オブ・ドリームス」(月組・中日)、
「コパカバーナ」(星組)、
あかねさす紫の花」「レ・ビジュー・ブリアン」(月組・全国)、
うたかたの恋」「エンター・ザ・レビュー」(花組・全国)

☆バウ公演作品☆
「不滅の恋人達」(宙組・バウ)「アパルトマン・シネマ」(花組・DC、愛知)、
スカウト」(バウ)、「ACROSS」(星組・DC)「やらずの雨」(雪組・バウ)、
マインド・トラベラー」(花組・DC)「ヘイズ・コード」(星組・DC)、
エンカレッジコンサート」(花組)「エンカレッジコンサート」(宙組)

☆宝塚以外の公演☆
クレージー・フォー・ユー」(四季・全国)
エリザベート・ガラコンサート」(OG・梅芸)、
アンナ・カレーニナ」(東宝・DC)、
「ビューティフル・タカラヅカ」(OG・梅芸)、
美輪明宏音楽会《愛》」(ツアー公演)、「異国の丘」(四季・全国)

もしかしたら、抜けてるのがあるかも??
平均するとほぼ週1観劇の勘定になりますが、泊まりの時は、2日連続で4回とかも有ります(^^;;

うちの組は「花組」のハズなんですが(^^;;、今年の大劇場作品としての一番のお気に入りは、ダントツで「愛短/ダンディズム」!
最初は2回だけの予定が、結果2回増やして4回観劇、新公も観ました(^^)。
もちろん観劇回数は「ファントム」の方が多いのですが(^^;;。
雪「ベルばら」も4回観てます。内3回はオサアンドレです(^^)。

今年は1本物が多かったので、ショー作品が少なかったのが残念でしたが、その分作品の質は良かったと思います(除く「ザ・クラッシック」)。1位にはなりませんでしたが、花の全国ツアーの「エンター・ザ・レビュー」は大好きな作品だったので、全ツでの再演は嬉しかったです。、昨年、大劇場&博多でも観ましたが、今年も含めると、たぶんショー作品としては、歴代2位の観劇回数(^^;;、ちなみに1位は「グラン・ベル・フォリー」、そして「エンター…」と同回数二位「BLUE MOON BLUE」です。

バウ作品では、観れなかった作品も多く、「Young Bloods!」は結局どの組も観れませんでした(>_<)。
チケット取りにくかったのもあるし、公演が重なって、バウまで手が廻らなかったってのもあります(^^;;。

対象作品の半分以上は観劇日記の方に感想を書き残していますので、読んでいただけると嬉しいです(^^)。

観劇には、チケット代だけでなく、交通費もかかるのが悩みのタネですね。
いろいろ観たい気持ちもあるけど、ある程度回数は押さえて、もうちょっと他のことにもお金をかけたい気持ちもあるので、来年はどうなるかな?

ケロちゃんBEST10>by木ノ実 

2003年04月26日 | 宝塚(雑談)
対象はケロちゃんの出演公演で、実際に木ノ実が劇場で観た公演に限らせていただいてます。

なかなか順位が付けられなかったので、ちょっと姑息な発表方法ですが(^^;;

BEST3(順不同)
☆ICARUS 作家
公演期間も短くて、チケット取れなくて、最後の檀ちゃん(妻)、愛田芽久ちゃん(娘)とのシーンは最高でした!
ビリヤードのダンスもカッコ良かった(*^^*)

☆心中・恋の大和路 八右衛門
日本物ではやっぱり八様!なんて青天が似合って美しい人なのだろう…と、「宝塚一青天の似合う男役」と思ってます(*^^*)。
原作よりはいい人すぎるらしいですが、そこがケロちゃんの持ち味だからいいよね(^^)。

☆大上海 江上
この役に出会ってなかったら、今の私は汐美ファンしてなかったかもしれない?そんな役でした。
出撃前夜のダンスホールのシーンが忘れられません。

BEST4~10(順不同)
☆マ・ベル・エトワール ミラクルダンサー
フィナーレの「マイ・ウェイ」でゆきちゃんの後ろで踊る姿にヤラれてしまいました(^^;;。

☆エリザベート ジュラ
青年時代から白髪まじりの壮年まで…、上手く演じていたと思います。

☆アナジ 隼人
残してきた妻、娘(りんどう)を思って歌う歌が良かったです(^^)。
一時的にハンドルを「りんどう」に変えてた時期でもあります(^^;;

☆レ・シェルバン ヤングジゴロ
併演の芝居は超駄作(すいません)だったけど、このショー、この銀橋渡りがあったから劇場に通えました(*^^*)。

☆春櫻賦 美濃
背中に蕪を背負った(絵ですよ)寡黙な人でしたが、ケロちゃんの暖かさがにじみ出る良い役でした。
まひるちゃんとの「さんさ時雨」も良かったです(^^)

☆LUNA ジュード
初日に観て、「スペシャルセミナー」で、センター取って歌い踊っているケロちゃんにビックリ!
妖しくて、でもコミカルで、楽しい役でした(^^)

☆ゼンダ城の虜 ミカエル
好きな女の膝で泣く男…、なかなかできない役ですよね。お衣装も新調で綺麗でした(*^^*)。

☆血と砂 フアン
祝・初主演!「エル・マタドール」となり、白の衣装で登場した姿に、ずっと応援を続けてきて良かったな~って思いました。そして、そこから堕ちて、這い上がろうとする演技にケロちゃんの演技の真髄を見たような気がしました。

どうも雪組公演が多くなってしまったのは、映像には残りそうになかったケロちゃんの姿を、一生懸命記憶に残しておこうと観ていたせいでしょうか(^^;;。「大上海」以外は、TCAのビデオ発売、もしくはBSでTV放送されていると思います。
番外ですが、「ル・ボレロ・ルージュ」のリカさん休演時の代役も挙げておきますね(^^)。東京公演初日に、「ブル‐・ローズ」の場面が始まって下手花道にブルーのスーツを着たケロちゃんを見た時、感動で胸がいっぱいになりました。初めての一人銀橋渡り、渡りきって、舞台に戻って、その場面が終わるまで、ずっと涙は止まりませんでした。


2003年後半のラインナップについて(日生、全国ツアー、博多座、DC編)

2003年01月11日 | 宝塚(雑談)
昨年に引き続きの日生劇場(5月6日(火)~5月27日(火))での公演は、星組で「雨に唄えば」。主演は瞳子ちゃん、特別出演は(宙組組替え後の)タニちゃん。演出は中村一徳先生です。
ミュージカル映画としてあまりにも有名すぎるので、演じる方も大変だと思うけど、瞳ちゃん、タニちゃんよりも、女役の配役の方が気になっちゃいます(^^;;。

そして、日生組と分かれての星組全国ツアー(4月25日(金)~5月18日(日)は、実質的ワタル君、檀ちゃんのお披露目となる「蝶・恋」「サザン・クロス・レビューⅢ」。昨年の中国公演時の出し物を日本風にアレンジとなる様子です。
星組的には、日生とツアーで組子がどのような配置になるのかも気になりますね。どちらも関西での公演が無いようなのが、個人的には悲しい(ーー;)。

雪組の全国ツアー(6月21日(土)~7月13日(日))は現在大劇場公演中の「春麗の淡き光に」「joiful」。
花組の全国ツアー(10月11日(土)~11月2日(日))は「琥珀色の雨にぬれて」「カクテル」。
雪組は、2番手以下の配役に変更がありそうだから(かしちゃんはバウ)、今の公演とは違う面が見れるかもしれませんね。花組はおさちゃんは東京、博多で主演済ですが、ふーちゃんにとっては初めての作品ですよね。

博多座(8月1日(金)~8月23日(土))は宙組で「鳳凰伝」「ザ・ショー・ストッパー」。
次の大劇場作品ではなく去年の作品が博多に行くのですね。博多座にもあの本物の水をセリに張った場面は登場するのでしょうか?

最後に星組シアター・ドラマシティ公演(12月19日(金)~12月28日(日))「永遠の祈り」。中村暁先生作、演出です。
―革命に消えたルイ17世―と副題にありますように、時代的には「ベルばら」の後で、コスチューム物になりそうです。ケロちゃんがDC出演か、バウ出演かもファンとしては最大に気になるところ(^^;;。

実は前半ラインナップの発表の時は全然興味をそそられなかったのですが、今回発表された後半の方が俄然観る気が起こるラインナップです(^^)。



2003年後半のラインナップについて(バウ・青年館編)

2003年01月11日 | 宝塚(雑談)
雪組(バ:6月14日(土)~6月23日(月)、青:6月28日(土)~7月4日(金))はかしちゃん主演で萩尾望都原作、小柳先生演出の「アメリカン・パイ」。
原作を読んだかどうか?覚えがないのだけど(^^;;、萩尾望都のマンガは好きなので観て見たい気がします。かしちゃんは2度目のバウ主演で、初上京となりますね。(初主演の「ささら笹舟」は、ベルリン公演の為、東京公演は無かった。)

宙組(バ:8月2日(土)~8月11日(月)、青:8月16日(土)~8月22日(金))は水君主演で「里見八犬伝」。鎌田敏夫版の八犬伝をベースとするようで、鈴木圭先生のデビュー作となります。原作の滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は結構膨大な話だと思うのですが、これをどうまとめてあるのか?も興味ありますね。

月組(バ:9月6日(土)~9月15日(祝)、青:9月20日(土)~9月26日(金))はキリヤン主演で、谷先生の作・演出「なみだ橋えがお橋」。古典落語を題材にした人情喜劇のようですので、キリヤンのキャラクターにあってるかな?
江戸物は好きなので、本専科さんとかにも沢山出ていただいて、上手い芝居を見せて欲しいです。

花組(バ:10月11日(土)~10月20日(月)、青:10月25日(土)~10月31日(金)
)はあさこちゃん主演でディケンズの「二都物語」。太田先生の演出です。以前、大地真央さんのサヨナラ公演として大劇場で上演された作品です。
最近コメディ続きの太田先生ですが、私はどちらかというとシリアス物の太田先生の方が好きなので、嬉しいです(*^^*)。

星組(バ:12月7日(日)~12月16日(火)、青:12月21日(日)~12月27日(土))は瞳子ちゃんの主演で「巌流」。齋藤先生の作品で、佐々木小次郎の生涯を描くようです。今年はNHKの大河も「武蔵」だし、なにかと話題に触れる機会も多い小次郎ですから、予習はタップリできそうですね。
齋藤先生と瞳子ちゃんは「花吹雪恋吹雪」のコンビなので、期待してしまいます。

瞳子ちゃん、水君は3度目、かしちゃん、あさこちゃん、きりやんは、単独主演2度目になりますね。



2003年後半のラインナップについて(大劇場・東宝編)

2003年01月11日 | 宝塚(雑談)
星組(大:7月11日(金)~8月18日(月)、東:9月19日(金)~11月3日(祝)
)は、ワタル君檀ちゃんのお披露目となる、オペラ「アイーダ」を題材とした木村先生の作品「王家に捧ぐ歌」1本立てです。きむしん、オペラ好きですよね(^^;;。
薔薇の騎士(愛のソナタ)、トゥーランドット(鳳凰伝)…、もちろんオペラは見たことないです(^^;;。
トップコンビに歌いまくられるとちょっと…ですが、これを機会に(って、遅い?)上達して欲しいです。ビジュアル的には豪華な舞台になりそうです(^^)。

雪組(大:8月22日(金)~9月29日(月)、東:11月8日(土)~12月23日(祝)
)は正塚先生久々の大劇場芝居「Don't cry princess」。身分違いの恋っていうのは悲恋の定番ですが、正塚先生らしくおしゃれなコメディな部分も有るだろうと楽しみにしています。
ショーは三木先生「レ・コラージュ」。「音のアラベスク」という副題も付いてますが、あまり気にしないほうがいいでしょう(^^;;。

宙組(大:10月3日(金)~11月17日(月)、東:2004年(日程未定))は柴田作品、荻田演出で「白昼の稲妻」。19世紀前半のパリが舞台ということで、宙トップコンビのコスチュームも期待できますね。いままでずっと謝先生が演出を担当されていた柴田作品ですが、今回は荻田先生というのも興味あります。
ショーは岡田先生のロマンチック・レビュー第15弾「テンプテーション」。「テンプテーション」というと、、かつて何度か取上げられている名場面を思い出します。

月組(大:11月21日(金)~12月26日(金)、東:2004年(日程未定))は小池先生のオリジナルで1本物で、「薔薇の封印」。ヴァンパイアが主役ということで、耽美的なところがリカさんに似合いそうです(^^)。同じく小池先生の作品でシメさん主演の「蒼いくちづけ」というバウ作品もヴァンパイアが主役でした。
小池先生も大劇は「カステル・ミラージュ」以来ですね。



シンガー「姿月あさと」のこと…、そして宝塚に残してきたもの…

2000年07月05日 | 宝塚(雑談)
 前宙組トップスターずんこさん(姿月あさと)のファーストコンサートに行った。在団中からその歌唱力、あたたかな歌声には定評が有り、最大の魅力となっていた。そして退団後は歌手として再出発したわけだが、その第一印象は、まずまずのものだった(^^)。そして、その後BSで生中継された「ベルリン公演」、全国ツアーの宙組公演と、ずんこさんがトップとして出演していた場面が再演されたのを観て、彼女が宝塚の作品に残していった歌声を思い出し、その魅力を再認識した。

 まずは、ずんこさんのコンサートですが、6月22日(木)に大阪フェスティバルホールに観に行ってきました。退団後ということで、当然「男役:姿月あさと」で無いことは判っていたのですが、観慣れていたものですから、女っぽいメイクのずんこさんに、まず戸惑ってしまいました(^^;;。衣装はロングスカート?とも思えるような、裾幅の広いロングコートでしたが、下はパンツでした。途中着替えて、更に女っぽいスーツになったのですが、やはりパンツスーツでした。
 歌われた曲は新しく作られたオリジナル曲を中心にスタンダートなナンバーも織り交ぜてあって、思いっきりシャウトする曲有り、スローバラード有り…。声も全体的に男役の頃よりもややハイトーンで通していたように思いましたが、ソプラノばりの高い声もあって、いろいろな声のずんこさんを楽しませていただきました。休憩無しで約1時間半のコンサートでしたが、退屈しなかったし、ずんこさんの声もずっと調子良くて、聞き応えがありました(^^)。

 続いて、7月1日(土)の夜にNHK-BSで生中継のあったベルリン公演「サンライズ・タカラヅカ」。演出が岡田先生ということで、宙組お披露目公演「シトラスの風」からの場面が多かったのですが、その中でも、ずんこさんが中心になっていた「誕生」と「明日へのエナジー」の場面について。(全体的な感想は又別の機会に書きたいと思います。)
 特に宙組ファンとは言えない私だけれども、好きな生徒が多いので、月、星の次に観ていたのが宙組公演だったりするので(^^;;、この2場面には愛着があるというか、もともと再演だった「誕生」ともかく、「明日へのエナジー」は、ずんこさんがサヨナラショーでも歌っていたので、「宙組」そのものってイメージが私にはあって、まだ2年足らずというか、去年地方でも観てるし、今年のサヨナラショーでも観てるので、どうも素直に観ることができなかった。どうしてこんなに早く再演してしまうんだろう…。それでなくても、最近の岡田先生の作品は再演場面が多すぎるのに…。
 そして、残念ながら、そんな私の気持ちを払拭させる程の歌唱力がリカさん(紫吹淳)には無かったように思う。上手いという程では無いにしても、雰囲気の有る歌唱で、いつも観客を酔わせているはずのリカさんなので、調子が悪かったんだろうか?

 最後に、新生宙組のお披露目公演となった全国ツアー『うたかたの恋/GLORIOUS!!』を、7月2日(日)に静岡市民文化会館で観た。『うたかたの恋』については省略しますが、『GLORIOUS!!』は、ずんこさんのサヨナラ公演となったショーだった。
 主にずんこさんの場面は新トップとなった、たかちゃん(和央ようか)が務めたが、「ミッドナイト・アメリカ」の場面だけは、わたる君(湖月わたる)が務めた。そしてずんこさんサヨナラの為の場面「栄光の瞬間」は、たかちゃん中心の別場面に差し替えられていた。
 これはバウ公演「FREEDOM」でも思ったことだが、主な中堅スターがベルリンに行ってしまっている為に、ベテラン、若手共に、それぞれの生徒の実力は発揮されているものの、バランスが悪かった。
 たかちゃんの歌は、丁寧にはこなしていたが、ずんこさん程には歌い分けができてない気がする。客席に降りて歌う場面も2度ほどあったのだが、こういう場合はずんこさんも苦手だったような気がするので(^^;;、マミさん(真琴つばさ)やノルさん(稔幸)のように、客席にアピールする術を学ぶことも必要だと思った。

 なんか、こんなこと書いていると、私がすごい姿月あさとファンだったみたいだが(^^;;、そういえば、以前、掲示板に「検索で「姿月あさと」と入れたらヒットした」と言った書き込みも有ったっけ?


すみれ組年間ベストテン・1999年(投稿文

2000年01月27日 | 宝塚(雑談)
 私のホームグラウンドである、@nifty(旧ニフティサーブ)の宝塚ファンのフォーラムである「すみれ組」(FKAGEKI)では、毎年、その年中に公演された宝塚作品を対象に、フォーラム会員の投票による年間ベストテンが開催されています。私も毎年投票しているのですが、今年も先日投票しましたので、それをここにも公表したいと思います。
 投票できるのは、自分が実際に劇場で観劇した作品に限られます。また、今年(1999年)公演のあった作品でも、昨年中(1998年)にのみ観劇した作品は対照とはなりません。尚、コメント部分はすみれ組に投票したものとは書き換えてあります。

 去年は、大劇場を中心に1000daysをはじめ、他の劇場の公演にも、沢山足を向けることができました。基本的に大劇場公演の演目では、中国公演の日本物ショー「夢幻花絵巻」以外は全て観劇することができました。中国公演の洋物ショー「ブラボー!タカラヅカ」は、全国ツアーとは同じ演目でありながら、メンバー内容等には変更がありますが、作品としては同一とみなします。また、雪組、月組で続演となった「ノバ・ボサ・ノバ」、宙組、花組で続演となった「ザ・レビュー'99」も、作品としては同一と考えます。バウ公演口には、ドラマシティ、神戸国際会館、日本青年館、愛知厚生年金会館で公演されたものも含めますが、1998年公演の再演で関西で公演の無かった「心中・恋の大和路」「エンドレス・ラブ」「イカロス」は見逃しておりますので私の投票では対象外となります。


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▽作品部門
(作品に対する総合評価、一本物「WSS」は芝居部門での評価対象)
(大劇場 芝居)
1位,螺旋オルフェ
2位,うたかたの恋
3位,我が愛は山の彼方に
(大劇場 ショー)
1位,ノバ・ボサ・ノバ
2位,グレート・センチュリー
3位,ザ・レビュー'99
(バウホール)
1位,ブエノスアイレスの風
2位,十ニ夜
3位,セイ・イット・アゲイン
--コメント-----------------------------------------------------------
【対象作品】
芝 居:全作品
ショー:「夢幻花絵巻」以外の全作品
バ ウ:「心中・恋の大和路」「エンドレス・ラブ」「イカロス」以外の全作品

 芝居では「黒い瞳」を一度は挙げたのですが、去年も投票していたし、月組の作品ばかりになってしまうので、別の作品にしました。反対にバウ作品では、 去年涙を呑んで選外とした「ブエノ」を入れることができました(^^)。バウ作 品のシェークスピア・シリーズはどれも秀作で、選ぶのに苦労しました。
 ショーは、とくに目立って良かったものも、悪かったものもなく、順位がつけがたかったのですが、結果は単に私が観た回数の順かもしれません(^^;;。
 雪ノバの役替わりが全て観られなかったのは残念!

▽配役部門
(演技に対する評価、新人は研7までが対象。)
□男役□ (一般)
1位,我が愛は山の彼方に,秀民,稔幸
2位,うたかたの恋,ルドルフ,真琴つばさ
3位,プロヴァンスの碧い空,アンドレ,紫吹淳
4位,から騒ぎ,ロッキー,初風緑
5位,セイ・イット・アゲイン,ピエール,成瀬こうき
□男役□ (新人)
1位,我が愛は山の彼方に,秀民(新公),真飛聖
2位,ロミオ&ジュリエット,マーキューシオ,彩吹真央
3位,ロミオ&ジュリエット,アンジェロ,花央レミ
4位,セイ・イット・アゲイン,フロアマネージァャー,すがた香
5位,夢・シェークスピア,ブレント,水瀬あお
□男役□ (キラ星)
1位,我が愛は山の彼方に,ブルテ,久城彬
2位,螺旋オルフェ,ベルジェス,汐美真帆
3位,ブエノスアイレスの風,リカルド,嘉月絵理
4位,クロスロード,デュシャン,樹里咲穂
5位,エピファニー,入谷,司ゆうき
□娘役□ (一般)
1位,再会,サンドリーヌ,月影瞳
2位,冬物語,十六夜,春野寿美礼
3位,うたかたの恋,マリンカ,千紘れいか
4位,ウエストサイド・ストーリー,アニタ,羽純るい
5位,ノバ・ボサ・ノバ,エストレーラ,月影瞳
□娘役□ (新人)
1位,我が愛は山の彼方に,王妃ブルテ(新公),美椰エリカ
2位,クロスロード,シモオン,久路あかり
3位,ブエノスアイレスの風,イザベラ,西條三恵
4位,から騒び,ルージュ,叶千佳
5位,夢・シェークスピア,セリー,琴まりえ
□娘役□ (キラ星)
1位,ノバ・ボサ・ノバ,メール,汐美真帆
2位,から騒ぎ,パール,星野瞳
3位,ブエノスアイレスの風,イザベラの姉,三杉千佳
4位,うたかたの恋,ラリッシュ夫人,穂波亜莉亜
5位,ロミオ&ジュリエット,キャピレット夫人,貴柳みどり
--コメント-----------------------------------------------------------
【対象作品】
 芝 居:全作品
 ショー:「夢幻花絵巻」以外の全作品
 バ ウ:「心中・恋の大和路」「エンドレス・ラブ」「イカロス」以外の全作品
 (新人公演は「我が愛は山の彼方に」のみです。)

 99年は、西へ東へと、お気に入りの生徒をオッカケしていたおかげで、例年に比べ観劇作品は多くなりました。おかげで対象となる配役も多く、本当に選ぶのに苦労しました。
1人1役と思いながらも、汐美に2役投票してるのはファンゆえ…(^^;;。
 「冬物語」の春野は、富五郎でも投票したかったのが、男役一般は競争率が高かったので(私の中では)、娘役の十六夜で投票しました。

▽シーン部門
(ショー作品に対するシーン別の評価、一本物である「WSS」のフィナーレは対象外)
(大劇場 ショー)
1位,グレート・センチュリー,5
2位,グレート・センチュリー(博多座),2
3位,ミリオン・ドリームズ,7
4位,ル・ボレロ・ルージュ,8
5位,ノバ・ボサ・ノバ(月組),10
--コメント-----------------------------------------------------------
【対象作品】
「夢幻花絵巻」以外の全作品(ノバ・ボサ・ノバ雪Aパターン、ノバ・ボサ・ノバ雪月新公は未見)
(すみれ組では、場面毎に振り分けられた番号にて投票)
 1位は星「グレート・センチュリー」より「永遠のローマ」。「リベラタンゴ」は圧巻でした。(WSSの体育館のシーンが投票できたなら、同様の評価でした。)
 2位も星「グレート・センチュリー」より「ロックの夜明け」。久城さんが出演されていた、博多座公演限定です。
 3位は月「ミリオン・ドリームズ」より「ミリオン・ステップス」。
 4位は月「ル・ボレロ・ルージュ」の「情熱の翼」。
 5位は月「ノバ・ボサ・ノバ」、メール夫人(汐美)の「ベサメ・ムーチョ」のシーンです(^^)。

▽演出家部門
(ミレニアム企画として、ここ10年程に上演された全作品の演出に対する評価)
□芝居□
1位,正塚晴彦
2位,小池修一郎
3位,柴田侑宏
4位,太田哲則
5位,植田景子
□ショー□
1位,小原弘稔
2位,鴨川清作
3位,草野旦
4位,岡田敬二
5位,中村一徳
--コメント-----------------------------------------------------------
【芝居】
 正塚先生の作品は、私の趣味に合っている…としか言い様が無いのですが、オリジナルでありながら、私的にはハズレが殆ど無くて大好きな演出家です。「BLUFF」「WANTED」等、特に久世星佳主演のものを評価しています。小池先生は「エリザベート」の演出もですが、オリジナル演出としては「華麗なるギャッツビー」「ヴァレンチノ」等、杜けあき主演のもの、「PUCK」等、涼風真世主演のもののを評価しています。柴田先生は日本物(特に山本周五郎原作のもの)、太田先生は「Elegy」等シリアス路線を評価しています。1位の正塚先生以外は、原作の有るものの脚本・演出への評価にかたよってしまいました。最後は植田景子先生か、荻田先生かを迷ったのですが、一般受けする(^^;;植田先生に致しました。

【ショー】
 故人となってしまわれたのが本当に残念なのですが、小原先生の「ザ・フラッシュ!」は、ここ10年間程の作品の中では、一番好きなショー作品です。それ以上前の作品も入れると「ノバ・ボサ・ノバ」が一番なのですが、99年に再演の草野演出よりも、オリジナル(私が実際に観ているのは再々演花組)の鴨川演出を評価するということで、鴨川先生を2位に、草野先生は、今、一番オリジナル
色が出せる演出家だと思います。反面、岡田先生は最近はリバイバル場面が多すぎて興醒めな時もあるのですが、”ロマンチック・レビュー”路線は大好きな作品ばかりです。新人からは中村B先生。少々ワンパターンなのも気になりところですが、「プレスティージュ」での大劇場デビューは、小原先生亡き後のレビュー作家登場を期待させました(^^)。

▽陰ソロ部門
(すみれ組ベストテンの募集対象ではありませんが、番外として投票させていただきました。)
(大劇場 芝居)
1位,ウエストサイド・ストーリー,秋園美緒
2位,夜明けの序曲,春野寿美礼
3位,うたかたの恋,嘉月絵理,那津乃咲
--コメント-----------------------------------------------------------
 配役部門のキラ星に入れるべきか、どうか?迷ったあげく、番外として投票することにしました(^^)。


すみれ組(ニフティサーブ)年間ベストテン(1998年)、投票文

1999年01月15日 | 宝塚(雑談)
 私のホームグラウンドである、ニフティサーブのすみれ組(FKAGEKI)では、毎年、その年中に公演された宝塚作品を対象に、フォーラム会員の投票による年間ベストテンが開催されています。
 私も毎年投票しているのですが、今年も先日投票しましたので、それをここにも公表したいと思います。
 投票できるのは、自分が実際に劇場で観劇した作品に限られます。また、今年(1998年)公演のあった作品でも、昨年中(1997年)にのみ観劇した作品は対照とはなりません。
 尚、コメント部分はすみれ組に投票したものとは書き換えてあります。

▽作品部門(部門別に3位まで投票)
(大劇場 芝居)
1位,春櫻賦
2位,黒い瞳
3位,ダルレークの恋
(大劇場 ショー)
1位,ヘミングウェイ・レビュー
2位,Let'S Jazz
3位,シトラスの風
(バウホール)
1位,イカロス
2位,心中・恋の大和路
3位,イコンの誘惑
--コメント-----------------------------------------------------------
■投票対象作品■(3文字の略称としてます、大劇場作品の1本物は芝居の部にのみ入ります)
☆大劇場作品☆
「春櫻賦、ジャズ」「ウエス」「ダルレ」「エクス、シトラ」
「スピク、スナイ」「皇帝☆、ヘミン」「浅茅宿、ラヴィ」
「黒い瞳、ボレロ」「エリザ」
☆バウ公演作品☆
「夜明け」「イカロ」「ヴェロ」「心中恋」「嵐が丘」「永遠物」
「ブエノ」「イコン」「凍明日」「ラスト」「聖夜物」

 全体的に、大劇場作品は不作…。バウ作品は秀作が多く3位までの作品を選ぶのに大変苦労しました。

 大劇場作品芝居の部1位の「春櫻賦」は、いろいろツッコミがいのある作品でしたが、舞踊ショーとして見れば素晴らしかったし、出演者それぞれにも思いいれがあるので(美濃さん(^^))1位にしました。1作品の観劇回数でも、この「春櫻賦」の7回が1位でした(^^;;;。また、2位、3位に挙げた「黒い瞳」「ダルレ」も謝珠栄、ダレンー・リーといった振付が素晴らしく、芝居部分よりショー的部分に楽しみを持って通った作品でした。本来のこの芝居の部としての投票に値する作品はかろうじて、「黒い瞳」くらいかもしれません。ただ、対象作品なし…ということにはしたくなかったので、こういう結果になりました。
 作品としての「エリザ」は大好きで、1997年の星組、1996年の雪組とは、3位以内に入れたいた作品ですが、今回私が宙組公演を見た時点(11/14)では、まだ未消化の様な気がしましたので、選外としました。無事チケットも獲得できたので、1000daysに期待しています(^^)。

 ショーの1位は迷うことなく「ヘミン」です。2位の「ジャズ」と共に草野旦作品です。座付き作家として出演生徒に合った作品、ショーのテーマをちゃんと観客に伝えること…という、基本的なことがちゃんとできている作品だったと思
います。特に「ヘミン」はマリコさん(麻路さき)のサヨナラと重なって、それ自体がサヨナラショーのようで感動しました。そしてどの場面より、私をワクワクさせたのは、「男の時代」でした。ノルさん(稔幸)扮するジョー・ラッセルが少年から大人になていく様が、コミカルな場面で表現されていて、良かったです。1000daysでは衣装が変わっていて、少年時代は1000daysの紫のフードつきのトレーナーの方が可愛くて好きだったけど、大人になってからは、1000daysの白いスーツよりも、大劇場のグレーのス-ツの方がステキだったと思いました。そしてそれに絡む(おかまの)ストリートガールもハジケていてよかったです。私はモチロン、緑子さんことヒロコちゃんのストガに釘付けだったので、他の方を見てないのですが…。

 バウ作品は、どれも秀作で、選考に苦労したあげく、この3作にしましたが、どの作品が3位以内に入ってもおかしくないと思います。(但し「嵐が丘」は初演の方が好きだった…。)特に、荻田浩一(「夜明け」「凍明日」「ラスト」)、
植田景子(「イカロ」のみ、「ロック」は未見)の両若手新人演出家の活躍が目につき、正塚晴彦(「ブエノ」)、小池修一郎(「イコン」)の両エースもそれぞれの持ち味を生かした作品で選曲、振付も良かった。


▽配役部門(部門別に5位まで、新人は研7まで)
□男役□ (一般)
1位,ヘミングェイ・レビュー,ジョー・ラッセル,稔幸
2位,イカロス,作家,汐美真帆
3位,ブエノスアイレスの風,ニコラス,紫吹淳
4位,イカロス,イカロス,安蘭けい
5位,心中・恋の大和路,忠兵衛,汐風幸
□男役□ (新人)
1位,皇帝,ネロ(新公),音羽椋
2位,イカロス,アーノルド,貴城けい
3位,イカロス,ルチアーノ,彩吹真央
4位,凍てついた明日,カフェの店主,すがた香
5位,黒い瞳,ミロノフ(新公),越乃リュウ
□男役□ (キラ星)
1位,心中・恋の大和路,八右衛門,汐美真帆
2位,ヘミングウェイ・レビュー,ストリートガール,久城彬
3位,イコンの誘惑,ボリス,千秋慎
4位,イコンの誘惑,オリガ,英真なおき
5位,凍てついた明日,テッド,楓沙樹
□娘役□ (一般)
1位,凍てついた明日,ボニー,月影瞳
2位,黒い瞳,マーシャ,風花舞
3位,ウエストサイド・ストーリー,アニタ,樹里咲穂
4位,イコンの誘惑,タチアーナ,星奈優里
5位,黒い瞳,エカテリーナII世,千紘れいか
□娘役□ (新人)
1位,皇帝,アグリッピナ(新公),羽純るい
2位,夜明けの天使たち,シェリル,羽純るい
3位,イカロス,クレア,檀れい
4位,ヴェロニック,アガート,大鳥れい
5位,黒い瞳,パラーシカ,西條三恵
□娘役□ (キラ星)
1位,イカロス,ニコル,五峰亜季
2位,エリザベート,ゾフィー,出雲綾
3位,聖夜物語,ベラ・アントニオーニ
4位,エリザベート,リヒテンシュタイン,美々杏里
5位,ヴェロニック,エルメランス,幸美杏奈
--コメント-----------------------------------------------------------
■投票対象作品■
☆大劇場作品☆
「春櫻賦、ジャズ」「ウエス」「ダルレ」「エクス、シトラ」
「スピク、スナイ」「皇帝☆、ヘミン」「浅茅宿、ラヴィ」
「黒い瞳、ボレロ」「エリザ」
新人公演は「皇帝☆」「黒い瞳」
☆バウ公演作品☆
「夜明け」「イカロ」「ヴェロ」「心中恋」「嵐が丘」「永遠物」
「ブエノ」「イコン」「凍明日」「ラスト」「聖夜物」

 配役の選考はいつものことながら、難しいです。どうしても好きな生徒にかたよってしまうのが、ファンの性でしょうか?ということで、基本的に1人1役、1回の投票としています(但し汐美真帆は例外(^^;;;)。今回特に男役(一般)では、麻路さき(「ヘミン」ヘミングウェイ、「イコン」ミハイル)、香寿たつき(「凍明日クライド」)、和央ようか(「エリザ」フランツ)にも是非投票したかったです。汐美の八右衛門を一般に投票するか、キラ星に投票するかも迷ったのですが、投票の途中経過を見ているとキラ星に投票してくださっている方が多かったので、票が割れないようにキラ星にしました(ちょっとセコイ?)。
 男役(キラ星・脇役)には、「凍明日」の風早優(オーディエンス、バック・バロウ、シュミット、フランク、記者)も投票したかったのですが、一つの役には絞れないので選外となりました。また「ラスト」の出演者にも、全てのダンスシーンの役に対して、投票したかったです。



私にとっての映画と宝塚

1998年12月20日 | 宝塚(雑談)
 珍しくも、12月はまだ1本も観てません。そして昨日、やっと話題の『タイタニック』をビデオレンタルしてきて見ました。幼い頃から、親の影響で、外国のTVドラマとか映画をよくみていたので、基本的に洋画は好きです(^^)。大人になるとTV観劇だけでなくて、映画館にも通っていたりしたこともあったけど、ここ数年は宝塚に通うことが多くなってしまったし、ビデオ鑑賞も、宝塚に押されぎみです。そしてとうとうこの1年は1回も映画館へは行かなかった…、これは珍しいことなんだけど(^^;;;。『タイタニック』も地元の映画館で半年以上もロングランになっていたにもかかわらず…です。

 まずは『タイタニック』の感想です。主演のレオナルド・ディカプリオって、今凄く人気があるんですよね。ちょっと私のタイプじゃないんでよくわからないんですが…。若くて一途で危なげな所がいいのでしょうか?相手役の女の子っていうのも、最初は(役が)17歳にしては老けてる?って思ったけど、だんだん可愛く見えてきたのは、私が物語りの中に入りこんでいったせいでしょうか?スペクタクルとせつないラブストーリーが上手くからんでいて、3時間半ほとのビデオを一気に見てしまいました。スペクタルな場面は、劇場で見たら「もっと迫力があっただろうな~」とちょっと残念に思いましたが、時々流してしまう涙を、他人に見られることがなかったのはよかったかも?助かった人にも助からなかった人にもそれぞれにドラマが感じられたし、自分がその立場におかれたら…「果たしてどうしていただろう…」と思うと、ドラマのない人生が妙に嬉しかったり(^^;;、でもちょっぴり寂しかったりします。

 最近話題の俳優さんでお気に入りは、アントニオ・バンデラスかな?去年、これも映画館では見逃してしまって、ビデオで見たのですが、『エビータ』のチェの役だったので、惚れてしまいました。舞台の『エビータ』とは違って、どちらかというと、『エリザベート』のルキーニ風だったんだけど…。とってもセクシーです(^^)。ヅカ友達から「アントニオ・バンデラスなら『デスペラード』よ」と言われていたのが、最近TV放映があったので見たのですが、映画自体は、復習とか殺し合いとかであんまり好きじゃなかったけど、アントニオ・バンデラスは超セクシーだった(^^;;。

 ちょっとというか、こんなに宝塚にハマる前に好きだったのは、リチャード・ギア、ケビン・コスナー、ハリソン・フォードなど…。リチャード・ギアというと『愛と青春の旅立ち』か『プリティ・ウーマン』が有名だけど、私は『アメリカン・ジゴロ』とか『ノー・マーシィ』とかの方が好きだったりします。ケビン・コスナーは『アンタッチャブル』なクールな2枚目から好きになったのですが、『ダンス・ウイズ・ウルブス』のような役も好きでした。ハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』で人気の出た人だというのを、当時『スター・ウォーズ』には全く関心がなくて、後で知ったのですが、『インディ・ジョーンズ』シリーズは大好きです(*^^*)。あと凄くマイナーだけど『ハノーバーストーリー』というのも好きです。

 来年の宝塚のラインアップを見ると、映画でも名作と評判の作品がいくつか上演されます。

 まずは『ウエスト・サイド・ストーリー(WSS)』で、今年月組でも上演されました。子供の頃から何回かTVで見ているし、昔は部屋にポスターをずっと張っていたこともあるほど、気に入ってました。歌もいいし、ダンスもカッコ良いですよね。ベースのお話が『ロミオ&ジュリエット』なので、永遠のラブロマンスでもあります。その昔…、さすがに宝塚の初演は観てないのですが、劇団四季の初演は観ていたりします(歳がバレますが…)。四季の初演を観た時は、「映画と一緒だ~」と感動した覚えがあるのですが、何年か前の四季再演で観た時には、正直言って、あまり感動しなかったので、月組の再演も「何で今更…」という気持ちが強かったです。月組は日程的に1回しか観られなかったのですが、男役のダンスが、劇団四季に負けないくらい激しく踊っていたのが印象的でした。トニーとマリアの歌が弱かったのが、残念だったけど、それも東京公演では随分解消されたようで、TV放映のあった分しか見てないけど、「WSS」前夜祭の時の歌と、ゆうこちゃんのサヨナラショーの時の歌では同じ『TONIGHT』とは思えないくらいの進歩が見られました。

 次は、『めぐり逢い』。これ大好きな映画なんです。一番好きって言っても過言でないくらい好きです。もちろんビデオにも撮ってあるけど、TVで再放送があったら(よく深夜とかにあるんです)絶対にリアルタイムで見る!そして、毎回涙をボロボロ流して見てます。主演はケーリー・グランドとデボラ・ラー。ハリウッド黄金時代の大スターだった二人の共演です。『タイタニック』にしても『めぐり逢い』にしても、豪華客船での出会いが舞台になるのですが、庶民の私には、夢のような世界です。宝塚にしても、映画にしても、現実には味わえないような、夢の世界にそれを観ている間だけは浸ることができるのが、嬉しいですね。ちょっと轟さんの柄じゃないかも?と心配ではありますが、石田先生の脚本・演出に期待しましょう。

 そして『ロミオ&ジュリエット’99』。「’99」と付いているところを見ると、現代物のデイカプリオの『ロミオ&ジュリエット』を意識してのことでしょうか?これも見てないので、『ロミオ&ジュリエット』というと、レナード・ホワイティング、オリビア・ハッセーの方を思い出します。私の子供の頃に流行ったんですよ(^^)。高校生になってから、近くにリバイバルで来たので、友達とクラブをサボって見に行ったのを覚えてます。以前バウでされた『ロミオ&ジュリエット』は衣装とかもこちらをベースにしていたように思います(写真でしか見てませんが)。

 あと『テンペスト』も映画で有ったかな?とも思うのですが、観た記憶はないので、ここには取りあげずにおきます。

 最近の映画は、本当に見ていない作品が多いので、昔の映画の話の方がちゃんと付いていけると思います。