田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

蟹真黒石‐2(2022年)

2022-04-03 | 石ころ
松葉川
 那珂川町(旧馬頭町)を流れる小口川から10㎞程北上すると松葉川が流れる旧黒羽町に到着です。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で逗留したところで有名ですが、今は合併して大田原市になっています。松葉川はそんな旧黒羽町の市街地をくねくね縫うように流れ、ここからほんの少し下流に行ったところで那珂川に注いでいます。........

松葉川‐1
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川原に下りられるところを見つけましたので下りてみました。街中を流れているせいかお世辞にも清流とは言い難い感じ、石も白っぽく汚れています。10分ほどチェックしたんですが蟹真黒石らしき石は見あたりませんでした。蟹真黒石が松葉川でも採れるというネットの記述はガセだったんでしょうか。

松葉川‐2

下流域だけの探索で結論を出すのも如何がなものかと思い少し上流の方も探してみることにしました。鍵の手になっている旧黒羽町の市街地の狭い道路を北に進みます。2~3㎞ほど走ると小口川と同じような中山間地に田園地帯が現れ、そんな田んぼの中を松葉川が流れています。
途中にあった橋の袂から松葉川を見てみると、両側はがっちり護岸工事がされていて流れは細くゆるやかそして川床には枯れ草がびっしりはびこっています。見たところ川原どころか石ころさえ見当たりません。

松葉川‐3

これは厳しいダメかなと思いましたが、もう1か所だけチェックして戻ろうと流れの緩やかな感じの田んぼの中の橋にやって来ました。
ここは流れが緩やかなせいか流されて来た土が川床に溜り盛り上がっています。そこに後から流されてきた石が量は大したことありませんが溜まって見え隠れしています。護岸も川床が底上げされているせいでそんなに高くなく何とか下りられそうです。

松葉川‐4
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ということで川床に下りて枯れ草の間に転がっている石ころを探すと、何と何と「蟹真黒石」があるではありませんか。小さいですがついに「蟹真黒石」を見つけました。やっぱりありましたねぇ「蟹真黒石」、ネットの古い記述はどうやら間違いなかったようです。

松葉川‐5

ちょっぴり感激、5㎝ほどの小さな石なんですが蟹のハサミの文様もかなりハッキリしています。

松葉川‐6

こっちの石は文様が少し細めで何か象形文字のようにも見えます。

松葉川‐7
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いずれも5㎝~10㎝ほどの小さな石ですが紛れもなく「蟹真黒石」、これで小口川に続いて松葉川でも「蟹真黒石」が採れるのを確認出来ました。

松葉川‐8

土手のタンポポも心なしか嬉しそうに輝いて見えます。さて小口川、松葉川と確認出来ましたので最後の三蔵川を探索しに行きます。

つづく

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