『 こまちの散歩道 』

子供時代、よく転んでは膝小僧に生傷が絶えなかった私。
今では山登りが大好きです!
好きな言葉:一期一会

ライチョウ

2015-07-03 | 自然散策

赤い肉冠がカッコイイ  オスのライチョウと目が合った。 

一瞬のことで、すぐに目をそらされた。

彼はその場に留まり、360度キョロキョロとあたりを見回している。

今の時期、オスは縄張りを守るため見張りをする。
とても警戒しているのだ。

私たち人間が、彼らを脅かす存在でないことが分かると、
その場を静かに去っていった。


翌日、2羽のライチョウに出会った。 つがいだ。



昨日のオスかな。
少し後ろを歩いているのは、パートナーのメスだろうか。

ライチョウは、夫婦間の絆が強く
片方が命を落とすまではずっと共に生活をし、
片方が命を落とすと そこで初めてつがいが解消されるのだという。




繁殖期を経て無事につがいが形成されると、
オスは、抱卵するメスを守るのだそうだ。

雛が生まれた後、子育てはメスが行い、オスは一切参加しません。
エサを食べさせたりするのもメスの仕事。

人間界のイクメンは、ライチョウの世界ではありえないんですね~

ちなみに
雛が孵化して縄張りを解消したオスは、家族の群れから離れて生活をするようです。
パパがいなくなって寂しくないのかな。

夫婦仲睦まじい様子が見られるのも、
雛が生まれるまでのわずかな期間しかないのでしょうね。


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4 コメント

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自然の営みですかネ (tos-m)
2015-07-03 19:12:04
先日、ライチョウを保護のため、乗鞍岳で卵を
採取して、ひなが孵ったというニュースをテレビで
見ました。
人工飼育に取り組む環境省と大学チームの活動
の一環だそうです。
北アルプスや南アルプスに登ると雷鳥に出会う
機会が結構あるとはいえ、やはり絶滅危惧種。
以前より随分と減っているのでしょうね。
こうやって、仲睦まじいつがいの姿をこれからも
たくさん見れるといいですね。
これからの季節、親子連れにもお目に掛かれる
のかな?
返信する
tos-mさんへ (こまち)
2015-07-03 23:23:38
早速のコメントありがとうございます。

もはや人間の手による人工飼育に頼らないと
種の保存を維持できないのでしょうか。
雛を連れた親子ライチョウをみかけたことがあります。
今思うと、父不在の母子家庭だったんだなぁ。と。
雛の姿があまりにもかわいかったので、
もう一度お目にかかりたいです。

返信する
お久しぶりです (コンパス)
2015-09-02 22:46:39
鳥は、鶴でもアホウドリでも
夫婦は添い遂げるといいますね

雷鳥は登った時によく目にするので
そんな減ってるのかと思いますが
もう絶滅寸前なんですね
返信する
コンパスさんへ (こまち)
2015-09-15 16:52:09
コンパスさん、ご無沙汰しております。
お返事が大変遅くなりまして申し訳ありません。

ライチョウは夫婦仲が良いですね~
夏にまた衣替えしたライチョウさんに会いましたが、
その時は1羽だけだったので、つがいは解消されたのかな。
ライチョウは親子連れが一番愛らしいです(^^)
返信する

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