谷川岳の紅葉 しっとり編

風邪を引いてダウンしたこまちです、こんにちは。　ゲホッ ゲホッ

先週火曜からグッと一気に冷え込み、日ごろの悪しき生活習慣が一発で裏目に出ました。
台風14号も襲来中、おとなしくしています。　ゴホッ ゴホッ…　はぁ～

さて、先週の山レポ更新です。
谷川岳！　速報！雲海レポはこちら

そう、前からず――――っと登りたかった谷川岳！
でも名古屋からは遠くて…なかなか縁がありませんでした。

天神平の紅葉は10月中旬が見頃だったようですが…
なぁに！紅葉はどんどん下りてくるのさ！
稜線はもう終わっていても、山腹、山麓はまだ期待できるぞ！

でも…
紅葉登山を目的にするなら、ロープウエイに乗っていては、ダメ！
箱物に乗って上から紅葉を眺めるなんて…　ありえませんっ！　┐(￣ヘ￣)┌
ま、紅葉でなくてもロープウエイを使う気はないんですがね。

10月23日（土）

前夜19：40に出発だなんて、かなり上出来です！
1：50　P着　→　5：30　起床
6：30　谷川岳ロープウエイPを出発　　気温8度

今回は三大急登にランキングされている西黒尾根というクラッシックなルートを登り、
下山は時間と足の様子を見て、RWか田尻尾根か巌剛新道を選びます。　本音は巌剛新道
1週間前に足を故障してるため下りならばRWもありかと。

ちなみに、今回、山スカートはパス×
西黒尾根は岩場あり、鎖あり、山頂付近も滑りやすい岩質なので、迷わず山パンツ！


　　　

谷川岳登山指導センターで登山届を提出します。　中にポストあり

遭難者がとても多い谷川岳ですから…
ここ登山指導センターもなかなか重厚感があります。
雰囲気的にちょっと怖いな～。
物々しいおじさま方が厳しい眼差しを向けてきそうです。

実際は、中はガラ～ンとしていて、怖そうな？指導員の方はいらっしゃいませんでした。　ていうか誰もいない

さて、ここから先は車両通行止めです。（10月金17時～土日祝、11月1～3日まで）
一ノ倉沢の岩壁を見上げたかったのですが、車で入れないので次回のお楽しみに。


　

5分ほどで西黒尾根の登山口に着き、ワクワクした気持ちを胸に登山開始です！
さっそく、ほのかに色づく樹林が♪
いきなりの急登ですが、全く苦になりません♪
急登 ＜ 紅葉の期待 　　です。




鉄塔の足元を通ります。
あれ～？
予報では晴れのはずなのに…　なぜに曇ってる？

気を取り直して、巡視路と間違えないように登山道をまっすぐ進みます。




登山道の真ん中にブナの木が。。
まだ紅葉してませんが、あたりはガスっていて、神秘的なムード。
木の神様が宿っていそうです。




写真撮り撮り、なかなか前に進みません。
まだ紅葉もまばらだというのに、ここからこんなスローペースではタイムオーバーになりそう




でもさ、素敵なんだよね～
このしっとりとした雰囲気がさ。
ふんわり白いガスの中に、黄葉が美しいの！なんのって！


　

あ～～もうダメ！
先に進まれへ～～ん　ゞ(￣∇￣;)




はぁ～～ ＾＾
癒されるぅ～～




時間が早いのか？　それとも、ここを登る登山者が少ないのか？
ほとんど人の気配がしません。

そうなると、熊さんの存在が気になります。
連日どこかしこで熊出没のニュースが報道されているので、今年はバッタリ遭遇ってのも現実的にありえそう。
熊鈴をカ～ンカ～ン鳴らして、我々の存在をアピール

ところで、気づきました？　写真　　じっくり見てね！

90度に曲がっているブナの木。 　 見つかった？
びっくりです。これほど直角に曲がっている木は見たことがありません。
どうしてこのように成長したのか・・・謎を解いてみたいですねぇ。




紅葉って、太陽光がないと美しくないよね！・・・なんて思ってましたが、
大間違いデス。
光がなくてもひときわ目立っています。ムード満点！




これ、かわいいな～




しっとりした大人の紅葉 って感じがしませんか？



小鳥がチュンチュンさえずり、本当に気持ちが良いんです
朝一番の登山道は静かで、しっとりしていて、洗練されていました。
素早い鳥さんを捉えたまぐれの1枚。でも鳥さんの名前が分かりましぇん




朝から晴れるかと思いきや、予想外のガスガス天気。
でも明るさが増してきましたよ～。
標高は確実に上がっていますね。

朝陽に照らされた色鮮やかな紅葉を期待していただけに、このしっとりとした紅葉はなかなかオツ。
意表を突かれました。。

西黒尾根はまだまだ続きます。


日帰り山行なのに、とても1回のレポで終わりませんでした。
次号へ続くぞ－！お－！

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