ここのこの連絡網

そっ..と、言葉を置いていきます。

柱は、しなやかな糸

2020-09-17 18:50:21 | 連絡網《ヒ》
 
これからの仕組みは「嘘」がつけなくなるんだよ。
嘘は、つきたければつけるけど、必ずばれてしまうんだ。
なぜかというと、すべての「膜」が剥がされるからだよ。
隠そうとしても 表に出てきてしまうの。

だから、偽りなく『自然体』で生きている人の姿が魅力になって、それが共感となり、そんな人の姿が 新しい現実を創造していくよ。

裏も表もなく 自分をさらけ出せる人は、内側に揺るがぬ軸を持っている人ということ。
その軸は、太くて 硬い 不動の軸じゃなく、細くて しなやかで 柔軟な『糸』のような軸のことだよ。
その軸は とても細くて繊細だから、一見、頼りなく感じるかもしれないけど、太くて硬い不動の軸の時代を「越えた」軸だから、しなやかだけど 決して断ち切られることのない、それは それは とても強靭な軸なんだ。
『感じる』ことを主体に生きていないと、うっかり 見逃してしまうかもしれないよ。

「越えた」ということは、完全に「折れた」ということだよ。
折れた瞬間に、どれだけの痛みや葛藤があるか 想像できるかい?
人生において最大級の試練となるであろう『ムジュンの前進』の舞台では、自分というものを構成している、これまでのすべての価値観が、根底から打ち砕かれるような強烈な衝撃があるもの。

大切なことは、その衝撃から『心』を守らないことね。
『心』は、「本質のあなた」と「あなた」を繋ぐ架け橋となるものだから。
その『心』で、すべての感情を味わい尽くし「感じる」ことを おそれてはいけないよ。

軸が細い糸なのは、執着のない「証」だよ。
今後、そんな軸を持つ人の自然体で生きる姿が、みなの『柱』となっていく。

その柱の仕組みも変わるんだ。
一本の柱を中心に、アメーバのように「ひとかたまり」にはなれないよ。
「自分以外の「何か」を信じることが「すべて」」の信仰は終わりだよ。

アメーバのような集合体は『闇』の性質の特徴なんだ。
『光』は、自立している。
その自立した個々の光の 点..と 点..が 線で繋がり、網の目のように広がるのが光の在り方。
網目状だから、風通しもよいし、見通しもよいし、その場を膜のように覆い隠してしまうこともない。
『光』は、それぞれの場で自立をしているもの。
その光に共感する者同士が繋がりを持ち、各々が光の目的に向かい前進をしていく。

光の道は、信じるものは『自分』だよ。
でも なるべくなら『信じる』より『信頼』を目指してほしいな。
自分を『信頼』するには、『本質』の自分に歩み寄っていかないとね。

『本質』の自分にかえるために、自分を信頼して行動した後の「結果」という「証明」が人間には必要なんだ。
自分を信頼して行動した後の結果が、信頼への確かな『実感』となり、その積み重ねでしか自分への『信頼』は得られないんだよ。

なぜ人間が「形在るもの」なのか、その理由をよく考えてみて。

自分を信頼して進む道には、常に「おそれ」が待ち構えている。
その「おそれ」を受け入れるには、その時点ではなんの「証明もない」 自分の内側に密かに存在するだけの「輪郭のない」「曖昧なもの」を、信じて頼り進むしかない。

その決定には、とてつもない「疑心」や「おそれ」を受け入れる「覚悟」が必要なの。
そもそも 自分を信頼して進む瞬間に、疑心 や おそれ を抱くのは、「あなた」が『本質のあなた』に背を向けているからなのよ。
「疑心」や「おそれ」は、あなたが、あなた自身の『本質』に対して感じているもの。
お互いが 遠く離れていれば いるだけ、感じる「おそれ」は深いものとなる。
「覚悟」を抱くとは、あなたが本質のあなたに向き合う『決意』を抱くということ。

「自分への信頼」は、『本質』の自分への 歩み寄りのことなのよ。

自分への『信頼』を得るためには、まず、根拠のない自分自身を『信頼』し行動するしかないという、
ここでも 『ムジュンの前進』があてはまるね。
現実の価値観の中で教育を受けてきたあなたたちには、とても辛い葛藤があることは 理解している。
その前進は、今までのあなたの価値観に反する道だから。

でもね、あなたのその葛藤は、あなたの魂を『純化』させ、より一層『輝かせる』の。

『形のないもの』が 最も大切なものであることは、知識としては みな 知っているね。
その『形のないもの』を、物質優位のこの世界で、自らで「証明」し「実感」をするために、人間として「形を持ち」生きているのがあなたたち。
与えられた「限りのある自由」を生きるために存在しているわけじゃないのよ。

ひとり ひとり 個の色彩を保ち、その違いを認め合い、特性を生かしながら、背伸びすることなく、今の自分を見つめ、それぞれが縁のある場で自立し、ただただ「生きる」ことの喜びを、ひとつ ひとつ 発見しながら、それぞれの魂が持つ 人生の目的を果たしていく。

これからの『柱』は、今までのように高みを目指すことはできないよ。
目指すのは「頂上」ではないからね。
みなと同じ位置に腰を下ろすんだよ。
今『ここ』に、肉体と本質のあなたが揃って『在る』ことが大切なこと。
それと(自分の弱さ)を自覚していることも重要なことだよ。

これからの『柱』は、目に見えない「何か」ではなく、『無』に寄り添う最小単位の『在る』とされる魂たち。
始まりを知る『粒子』を起源とする魂たちの舞台だよ。
やっとここまで来たね。
これらのメッセージは、これからの『柱』に向けて伝える。