goo blog サービス終了のお知らせ 

始めよう 平飼い養鶏入門ログ

このウェブログは南信州のりんごのさとに移り住んだ娘夫婦とその友人たちのために作成した庭先でできる平飼い養鶏入門ブログです

平飼い養鶏の予備知識

2017年05月22日 | 予備知識
<参考書>
自然卵養鶏 中島正著 農文協 定価1524円
自給養鶏Q&A 中島正著 農文協 定価1400円
発酵利用の自然養鶏 笹村出著 農文協 定価1714円

まずは上記の書を通読することをおすすめします。わたしはこれらの書物で学び実践した結果、現在の養鶏法に至りました。あくまでこの尊敬すべき二先輩の亜流にすぎませんが、自給自足、新規就農を志す方たちや、市販の卵を食べることができないお子さんをお持ちの方の一助になり、安心・安全な卵を食べることで毎日の生活をより豊かで幸せに暮らしていただければと思っています。

その他参考書


わたしは篤農家ではありません。とある法人の一養鶏担当者にすぎません。とはいうものの若い頃は伝書鳩やセキセイインコを手製の鳩舎で何十羽も育成し、多くの時間を鳥達と過ごしました。鳥の飼育には自信があります。
ほんとうにたまたまですけどこの歳になってまさに天職と思える部署に配属されるとは思いもよりませんでした。そんな養鶏担当職員の経験とノウハウをお伝えします。

始めるにあたって知っておくべきこと
・オスは一日中大声で鳴きますので有精卵をと考える方はご近所への配慮をお忘れなく
・鶏は一年間産んで2~3か月休産します。休産期間も我慢できること
・いつかは卵を産めなくなります。そんな時にどうするのかという覚悟は必要です
・平飼い養鶏をなりわいとして考えることはおすすめしません。あくまで自給自足か、余剰卵をご近所にお分けするくらいで考えてください。ご近所で野菜や果物がたくさんできるとおすそわけをいただけます。そんな時卵をお返しする・・・みたいな感じです。物々交換というか共同体の助け合いというか、都会では失われた支えあいのような感じです。