先日H19年度の行政書士の試験が行われた。
まずは、諸君らに謝らなければならない
諸君らはさぞ俺の今年度の試験への講評を夜も寝れず不安に思って待っていたことだろう。遅くなって大変申し訳ない。
もちろん俺はこれから大空へ飛び立たんとする後輩たちのことが、まさに自分のことのように気になっていた。
試験当日は仕事そっちのけで、朝から2chでの情報収集に追われた。
どうやら今年は記述が合否の分かれ目だったみたいだな
その中でもドーベルマンが最大の強敵だったようだ
俺が合格した年はH14年度の合格率19%と、合格レベルに達する実力者がひしめき合う、まさに行政書士受験界のルネッサン期だった。
その後は栄華のあとの反動か、なかなか合格レベルに達する者も少なく、今や5%以下という氷河期だ。
しかし、今年はなかなか実力者が増えたような印象がある。
おそらくルネッサン期まではいかなくとも、10%ほどの実力者がいたのではないだろうか。
どちらにしろ、仕事となれば何年度合格などほとんど関係ない、ルネッサンスの時代を生きた者であろうと、氷河期であろうと、今度は同じ土俵に立つからだ。
たまに、行政書士試験の話題がでる時など、H14年度合格であることを告げると(けして自慢げにいってるわけではない)、微笑ましい笑いに包まれることはあるが、そういうと時だけ少し優越感に浸ったりする(笑)
今年合格した諸君らは、士(サムライ)であることがどういうことなのか肝に銘じなければならない。
また、今年不合格となった諸君、何も焦ることはない、
なぜなら諸君らが行政書士を目指したときからすでに諸君の頭には髷(まげ)ができ始めているのだから。
最後にドーベンルマンの問題について少し触る
問題45 Aは、飼っている大型のドーベルマンを、鎖を外したまま連れて散歩に出ていたが、この犬が歩行者Bを見かけて走って行き、襲いかかってしまった。そこで、あわててBは近くのC宅敷地に飛び込み、自転車や植木鉢を壊してしまった。この場合、Cに対する損害賠償責任をBが負わないためには、どのような要件を満たす必要があるか。40字程度で記述しなさい。
解答例に関しては、まだ諸君らのレベルでは予備校の模範解答ぐらい書けてれば良しとしよう、
しかし、もっとも重要なのは諸君らが、第4者Dとしてその場に居合わせた場合に、
ドーベルマンに対する恐怖を乗り越え、Bを助けることができたかどうかだ!
その答えは諸君らの心の中にしかない・・・。
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