仁淀川酒乱会 鯉心

仁淀川で酒を飲みながら鯉を釣る その他、日常の雑事を綴る

リハビリ釣行

2014-09-12 12:25:24 | 日記




9月11日
深夜明けで池田へきちゅう。実に二ヶ月ぶりの釣行や。基本的に暑いの苦手やし、今年の夏はずうっと雨やったきしやないっちゃあしやないがやけど、どうもそれだけが理由で鯉から遠ざかっちょった訳やないようや。
あのハゲ散らかしたどケチの蛇が思い出されて、腹立って腹立ってしょうがなかったみたいや。けんどいつまでもあんなハゲ散らかしたどケチの蛇に心乱されるのは人生の浪費やと思うき、とりあえずリハビリ的な釣行に来てみた。
うどん屋乳輪のとこから河川敷に降りてみたけど、浅過ぎやし、 砂が柔らこうてにえこみよったき慌てて逃げてきた。んで、池田に来はじめた頃よう釣りした、車横付けの駐車場に来てみた。今年の豪雨はやっぱり凄かったがやねぇ。駐車場の半分はめくれて破壊され、擁壁の内側の砂はごっそり無くなり、くそデカイ流木が転がりよった。そうかそうか、お前も傷もんにされたか… で、釣れそうにないけど、ここで竿出すことにした。
12時、最初のダンゴを足元にぽちゃんと入れた。深さは5メートル。明けでなんちゃあ食うてないきかつえちゅう。慌てて弁当を食いビールを飲んだ。ちょいちょい日が出る曇りやけど十分暑い。スバヤク着替えて入水。10分ばあ泳いだ。結構流れがえらくって、下流へ流された。慌てることはない。岸を歩いて帰ってきたらえいがやき。

ビールを飲みビーパルを読んで車内で昼寝。今月のビーパルはキャンピングカーの特集やって、珍しく面白かった。

17時。山に日が暮れていくのを竿の側でぼーっと見よった。うん、やっぱりわしはこういうんが好きや。そう思えたきこれ書きだいた。
満月からまだ2日。今日は水面に映る月を愛でることができそうや。

18時、宴。エサの残りの納豆を食いビールを飲む。極少ない鶏肉とゴボウの炊き合わせを食いよったら、後ろから女に声をかけられた。船を漕ぎたいけんどかまんろうかと言う。わしは突堤の付け根を占拠する形で座を占めちゅうき、少しのいて女を通らした。立って漕ぐサーフィンみたいなやつや。しかしだいぶ薄暗くなってきたに、明かりも無しでこんなん漕ぐんかい…。「わたし、初めてなんですよ。もし倒れて溺れたら、後ろの建物がラフティングの基地なんで、助けを求めてください。」やって。おいおい…。で、真っ暗くなって、女が飽きるまで竿の近くで見よった。溺れたらいかんきね。
何事もなく終了。接岸と上陸を手伝う。む、結構この船重いや。ってか、初めてで明かりも無しにこんなんするらあてアホかしらと思うた。

ポテトサラダ、唐揚げと食いながら、ワインをラッパで飲む。熊谷達也を読み、ベロンと酔うて何曲か歌う。月は出んまま、雨がぽつぽつしだいたき車内へ入る。
この日が誕生日の大変隊の隊長に夏目友人帳の動画サイトを送り、22時には知らんなった。

夜中、目が覚めた。曇っちゅうけど月が出ちゅうのがわかる。結構明るく綺麗や。やっぱりえいねぇ。そりゃ釣りにきちゅうがやき釣れた方がえいろうけど、日常を離れたとこで自然を愛でながら独り酒を飲むってことがわしは大好きみたいや。良かった。唐揚げでビールとワインの残りを飲み、河原でゴミを燃やして就寝。んですぐセンサー発動!ほんと久しぶりの音やったき慌てたね。細いけど、手尺で80を越える鯉さんが釣れた。

やかましい声で目が覚めた。ラフティンガー(って言う?)どもがギャーギャー喋りながら出発の準備をしよった。まだ7時前やに堪えてくれや…

しやないき起きて豆パンを食いうんこへ。いつもの身障者用の洋式便所の扉を開けると、若い男がうんこしよった。患者と隊長以外で大人がうんこしゆが初めて見たちや。思わずすいませんって謝ってしもうたけど、鍵かけてないお前が悪いがやん。変なもん見せやがって、お前が謝れ。もう一回扉開けて言うちゃろうかと思うたけど、こっちもうんこしたいきこらえちゃった。

で、アタリ無く10時前に終了して、さぬきやでたらいうどん食って帰って来ました。
夜中の鯉さんは池田からのプレゼントやね。サンキュー、また来るきね。
よし、これでハゲ散らかしたどケチの蛇はいいや。釣り場で見かけたらしばくかもしれんけど、とりあえずえいわ。