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北海道暮らし、はじめました。(旧:東京Diary)

サラブレッドと美味しいモノが集まる北海道が大好きなあまりに、
移住してしまった大阪人の送る北海道生活です。

湯通しキャベツ

2021-10-09 | DOGライフ
この数日、ワンコたちと一緒に「湯通しキャベツ」を食べています。

シュナMは腹具合が良くないと、散歩の時にやたらめったらそこらに生えてる草をむさぼるのが習慣で。

犬が草を食べるのはよくある事…と聞いても、何か得体の知れない草を食べまくるのはいかがなものかね。

と懸念していたら、亭主ドノが「キャベツを食べさせると草を食べなくなるらしい」と教えてくれたので。

せっかくなら流行りの「湯通しキャベツ」に私も乗っかってみるか、と思い。今日もランチに食べた次第です。


芯はダメとか、外の葉はダメとか、量が多いと結石ができるとか。色んな事に気を遣いながら、ワンコたちに与える。


キャベツを食べるシーンを…と思っても、すぐにがっつくから、本当にキャベツを食べたのかどうかわからんやん(^^;)


生のキャベツはそんなに食べない黒プーAも、湯通しでやわらかくなってるおかげか、しっかり食べるのよな。


みんなで丈夫な胃腸を今後も保てるようにガンバろうぜ(^〜^)

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誕生日と健康診断

2021-09-03 | DOGライフ
一昨日9月1日(水)はわが家の次男坊、黒プーAの5歳の誕生日でした(^^) 今年のケーキはボリューム大きめだぜ。

5歳か…早いなぁ。ブルブル震えながらわが家にやってきたのが4年前の4月。あの頃は毎日大変だったよなぁ(´д⊂)

そんな昔話をしんみりと思い出しながら、これからも元気でそばにいておくれ、と願わずにはいられない私でした(´ー`)

で。誕生日をきっかけに、黒プーAとシュナMを病院に連れて行って、初めて健康診断をしてもらってきました。

黒プーAは相変わらず、夏場になるとオシッコを漏らす事が多いので、念のために診てもらいたかったのと。

シュナMはもうすぐ8歳になる「シニア」の領域で、何か変わった症状が見つからないかと気になっていたので。

加えて、最近シュナMがおすわりをした時の下腹部がどうにも気がかりで。


地面スレスレくっつきそうなほど、プルンとしたたるみが…これはまた前立腺肥大の症状が出てきたのでは!?

いや、もしかしたらただのゼイ肉なのかも知れんけど…という事で、ちゃんと診断してもらおうとなった次第です。


で、今日。健診結果が郵送されました。ドキドキの開封、シュナMの結果は…


「肥満」の項目にビシッ!と入ったチェックが。そうかい、やっぱり肥満なのかい〜(T▽T)

しかも、コレステロール値が基準値を少々オーバーときた。うむむ、シニア用のお高めなフードに切り替えるべきか…(-_-;

肥満以外は異常なし、前立腺肥大でもなかったらしい。よかった〜。いや、よくないか?


そして、黒プーAの結果は…


ホッッ(´ー`) 異常なしで何よりだよ。どっちも歯石が少々有りになってるから、歯磨きをしっかりしないとね。

黒プーAは当日にドクターから、体温が高いとか、少し不整脈とか、少し血尿とか、色々言われて不安だったけど。

どうも興奮しすぎてストレスMAXだったのが、色々と数値に表れたらしい(^^;) 何度来ても病院はイヤなんだな。

しかしどっちも、血色素量が基準値を余裕でオーバーしてたのよな。オーバー分だけでも貧血のかーちゃんに分けてくれよ…(>_<)

そんなこんなで。息子たちの成長と健康(少し肥満だけどw)を喜ぶ母でした(´ー`)

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ワンコたちに買ってあげた物

2021-07-13 | DOGライフ
ここ1週間ほど、朝は毎日霧雨の中でのお散歩でしたが。私はレインコートを着て歩くワンコたちを見てゴキゲン(^^)

前々からずっと、ワンコたちが着やすく歩きやすいレインコートが欲しくて。目をつけていたのがこちら。


通販誌「PEPPY」に載っていたのですが、袖も帽子もないマントタイプで、うちのワンコたちにもってこいな仕様。

特にシュナMは服を着る行為を嫌い、冬の寒さ防止、夏の暑さ防止、雨上がりの泥はね防止…服を着てほしい時は一苦労(-_-;

でもこのマントタイプなら、足を上げて袖に通す過程が省けるので、ススッと着せる事ができるのでは(^m^)

と、ずっと買物リストに入れていて。ただ、1着5千円ほどするので、なかなか購入に踏み切れずにいました。

「よし!高額馬券が当たったら私の自腹で買ってあげよう!!」と一念発起。そして当たった4月末の23万馬券♪(ノ≧∀≦)ノ

これで何の迷いもなく、2頭分のレインコートを買ってあげたのですが。入手した途端ちっとも雨に当たらない(^^;)

なかなか出番の来なかったレインコートでしたが、ここ最近の雨続きでようやく日の目を見る(?)事ができました(^^)

シュナMと黒プーAがおそろいで着ているのを見ると、なんだか微笑ましくて嬉しくなってしまう私(´ー`)

レッドとグリーンの2色が選べたから色違いにしようかと思ったんだけど、グリーンはどっちにも合わん気がして。

ま、どうせ雨の時にしか着ないんだし、たまには全くのおそろいでもいいか…と思ってたら、結構いいじゃない(≧∇≦)

本人(本犬?)たちは着たくないかも知れんけど、おそろいで歩いている姿を見て母は雨降りのたびにご満悦ですよ(´ー`)

そしてもうひとつ、同じく「PEPPY」で買ったのが、こちらの「オートドッグマグ」。


蓋に筒(ストロー?)がついていて、ボトル内の水を吸い上げる仕様になっており。


水を入れたボトルを握ると、皿状の蓋部分に水が出てきて。手を離すとまたボトルに水が戻るというもの。

これの何が便利って、飲ませて余った水がボトルに戻ってくれるのがありがたいんだよ!(≧∇≦)

旅行の時とか、車の中で水を飲ませる事も多いのですが。皿にナミナミ入れた時に限ってちょっとしか飲んでくれず(>_<)

動く車内で皿に水を入れたままにもできないので、止まった時にドアを開けてそっと地面に流していました(-_-)

が、これなら飲まなかった分はボトルに戻っていくし、片手で水をあげられるのが安全だしラク!

カラビナが付いているので、お散歩バッグにぶら下げて持って行けるし、車内ではドリンクホルダーに置いとけるし。

何よりワンコたちが飲みやすいからか、これでお水をあげるとよく飲んでくれるんだよねぇ、シュナM(´ー`)


黒プーAも小さな体でガブガブ飲んでくれます。


これも前々からいいなぁと思って買物リストに入れてたんだけど。こんな水筒に1980円もかけるのは…とずっとためらっていて。

が!こちとら23万馬券を当てたんだぜ!とあっさり購入( ̄▽ ̄) 車内はもちろん、暑くなってきた今、毎日の散歩でも活躍しています。

自分が悩んで選んで買ったものを、ワンコたちがちゃんと使ってくれる姿を見ると、本っ当に嬉しくて泣けるよね(´д⊂)

そしてそんな姿を見ると、馬券の当て甲斐もあるってモンです( ̄▽ ̄) 次に買ってあげたいものもリストアップしとくか。

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ワンコは潤滑油

2021-06-24 | DOGライフ
毎日ワンコたちと朝夕の散歩をしていると、この子たちのおかげで色々と助けてもらってるなぁ…と思う事が多い。

散歩コースはこんな感じで。←どんな感じやねん(-_-)


白いのが道で、どの道を通るかはワンコの行きたい気分に任せたり、夏は日陰を選ぶようにしたり。

運動不足だと思った時はグルっと大回りにしたり、天候や体調などコンディションが悪い時は小回りにしたり。

春夏秋冬、晴曇雨雪、毎日毎日、色々とコースを変えながら歩くので、発見もさまざま。

道沿いには他の人たちの家が建っていて、夕方のガーデニングを楽しんでいるマダムたちにも出くわすんだけど。

ワンコ好きな人が多い事に加え、特にシュナMの端正な顔立ちはマダムをメロメロにしてしまうので。


マダムたちがヨシヨシと可愛がってくれている間に、色々と会話を交わして。ついでに軽い自己紹介もする。

何度も会って会話を交わすようになると、聞いてなくても他の家の人の情報を教えてくれる。

なので、自分たちの家から距離が離れた家でも、どんな人やワンコニャンコが住んでいるのか、丸わかり。

さらに、ワンコたちを連れていると、就学前のチビちゃんや小中学生たちからも声をかけられて。

子供が苦手で極力関わらないようにして生きてきた私だけど、ワンコたちのために子供と笑顔で接するようになった。

シュナMはマダムに人気だけど、黒プーAは小さくてとっつきやすいからか子供たちに人気なのよな。

そんなんで。大阪でも東京でも「ご近所づきあい」という行為を全くせずにいた私(もちろん亭主ドノも)だったけど。

ワンコたちのおかげで、名前は知られてなくても「犬を2匹連れ歩いてるオバサン」として認知度が高まり。

つかず離れずの浅ーいご近所づきあいができるようになった。いいの、どっぷり深い関係は面倒なだけだから。

もし私と亭主ドノだけだったら、向こう三軒両隣と顔を合わせた時に挨拶をするだけの怪しい大阪人…だったろうな。

ワンコたち、特にシュナMが社交的友好的なおかげで、広範囲のご近所づきあいができるようになった。

加えて私も、パン屋のパート時代に培った営業スマイル&トークで「人当たりの良いオバサン」を演じている(笑)

私が無愛想だと、罪のないワンコたちまで嫌われ者になってしまうもんな。それだけは避けないと。

オマエたちが毎日散歩に連れ出して、可愛く愛想を振りまいてくれるおかげで、私もご近所さんとうまくやっていけてるよ。

「子はかすがい」もとい「ワンコはご近所づきあいの潤滑油」だと思う。この子らには感謝しまくりです(´ー`)

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17歳になるはずだったP爺へ

2021-06-18 | DOGライフ
P爺。あれからひと月近く経つな。そっちの暮らしはどうや?(´ー`)

6月18日は誕生日やな。生きてたら盛大に17歳バースデーをお祝いする予定やったのにな。

生クリームが好きやったP爺、ささやかやけど生クリームたっぷりのロールケーキで「おめでとう」。

P爺がおらんようになってから、黒プーAが毎日のように、P爺の使ってた丸ベッドで寝てるんやで。


…まあ、いつもまんまるになって寝てたP爺には絶対に考えられんような体勢で寝てるけどな(^^;)

こっちはだんだん暑くなってきたから、オバサンは新しくアゴ乗せ付きヒンヤリマットを買ったんやけど。

黒プーAしか使ってくれんかって。ま、誰も使ってくれんよりはマシか、って思っててんけど。


今朝はシュナMが、初めてヒンヤリマットを使ってくれてんで。オバサン朝から小躍りしてしもたわ(ノ≧∀≦)ノ


この子らはP爺がおらんようになった事を、どんな風に受け止めてるんやろな。部屋が広くなったって感じてるぐらいかな。

一昨日、散歩中に会った近所の人から「そういえばもう一匹の子は元気?」って聞かれてな。

「あー、3週間ほど前に死んじゃったんですー」ってサラっと答えてんけど、ホンマは泣きそうやったわ。

P爺の事は、聞かれた人にしか教えてへんかったからな。わざわざ自分から報告して回るんもヘンな感じやんか。

でもちょっと落ち着いてきた頃に改めて聞かれると、気にせんと泣きたいな。「死んだ」って答えるのはツラいわ。

オバサン、そんなに撮った覚えなかってんけど、スマホの中にP爺の写真やら動画やらが結構色々と残っててな。

動画を再生して、動くP爺を見てたら、笑いながら泣いてまうねん。「この時は元気やったのにな」って。

しばらく泣いてへんかったのに、今日は誕生日やからってP爺の写真を見ながら色々考えて、そのたんびに泣いてるわ。

命日も大事やけど、P爺がこの世に生まれた日、誕生日はもっと大事やと思ってんねん。

トシをとるわけじゃないんやけど、来年以降も6月18日にはささやかに「おめでとう」を言わせてな(´ー`)

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P爺は愛されてるなぁ

2021-06-10 | DOGライフ
P爺にお供えのお花をいただきました。

お花が届くという話は亭主ドノから聞いてたんだけど、こんなに大きくて立派なアレンジメントとは思ってなくてビックリ(^^;)

くれたのは亭主ドノの仕事のお知り合い。P爺が旅立つ少し前に、飼っていた老犬とのお別れを経験した方で。

P爺とのお別れがちゃんとできなくて残念だった、という話を亭主ドノから聞いて、いたたまれなくなった、との事。

会った事もないP爺のためにここまでしてくれるなんて。ってか、ワンコにこんな立派なお花をくれるなんて驚きよ。

あまりにも立派すぎて、今まで私がお供えしてた500円の花束が恥ずかしくなってしまった(^^;)


P爺。3頭まとめて散歩に連れて行ってた頃は、近所の子供たちからの人気が3頭の中で一番だった。

白くておとなしくてポヤ〜っとした雰囲気が、特に子供たちにとっては一番近寄りやすかったんだろうな。

だんだん歩けなくなって、散歩の距離が短くなってからも、小さい子供と会った時は「ワンワン♪」と撫でられてたっけ。

北海道での生活は短かったのに、たくさんの人の心に残って。P爺は愛されてたなぁ。

しばらく泣かずに過ごせてたのに、またちょっと涙が出た今日でした。

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1週間が過ぎた

2021-06-01 | DOGライフ
P爺と私の「メモリアルツリー」に勝手に設定していたモミジの木。ちょっと見ない間にずいぶん葉が茂っていた。

家から50mほど先にあるモミジの木。足腰が弱ってなかなか歩かないP爺に、「せめてあの木まで歩こうやぁ」

と、ロコモ防止のためにと歩く距離の最低目標にしていた木。去年の秋にP爺が旅立ちかけた時は、紅葉で記念撮影した。

P爺が復活してからは、葉が落ちても雪が積もっても雪解けしても、毎日ここまで歩く事を目標に一緒に歩いた。

P爺が歩けていた頃はまだ、芽吹く準備段階だったのに。ここまで歩けなくなってからは、全然この木を気にしなくなっていた。

毎日、シュナMや黒プーAと歩いて前を通っていたはずなのに。こんなに葉が出てきた事に全然気づいてなかった。

そうか。普通に歩いてればこのモミジの木は、周りの木と同じ「そこらに立ってる木々のうちの1本」なのか。

P爺とここまで歩けてたから、毎日この木を気にしていただけで。芽吹いたのも葉が出たのも全然気にしてなかったな。

あんなにメモリアルって言ってたくせに、なんて薄情なオバサンなんだ。ごめんよP爺。

昨日はP爺の初七日で。旅立った日からちょうど1週間経った今日は、朝から色々と思い出していた。


先週の午前中はまだ首を動かしてたのに。夕方に抱き上げたら体が冷たかったな。あっという間に旅立ったな。

母の時もそうだったけど、「1週間後」ってのはどうしても「先週はこうだったのに」と色々思い出してしまう日なのよな。

昨日は頭が痛くて、頭に当てたひんやりまくらを手で押さえながら寝てたんだけど。


夢の中で私はP爺のゴハンの準備中で。「はい、用意できたよ」とP爺を抱き上げようとしたら、体が冷たくて硬くて。

「ああそうか、もうゴハンは食べさせんでよかったんやな、ごめん」と泣きながら謝ったところで目が覚めた。

手にひんやりまくらの感触があったせいだとは思うけど、死後の冷たく硬いP爺を抱き上げた感触が今も忘れられない。

保冷剤を入れ替えたり、箱に詰めたりする際に、何度も抱き上げてたもんな。そのたびに冷たいな、硬いな、と言ってた。

1週間経ってもずっと手に残っている残酷な感触。この先も冷たい物を手にするたびに思い出してしまうのかな。

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想像以上の喪失感

2021-05-29 | DOGライフ
長い間P爺専用だった丸ベッドとピンクの毛布。P爺がいなくなってからは、黒プーAが気持ちよく使ってくれている。

ポフンと納まる黒プーAを見て、かわいいな〜とキュンキュン胸を撃ち抜かれつつ、P爺の姿を思い出して泣いてしまう。

しょっちゅうケンカして、何度かP爺を流血沙汰にしていた黒プーAだけど、そのわりにはよく一緒にいたのよな。


シュナMはP爺と仲が悪かった…というか眼中にない感じだったので、今までと特に変わりない様子だけど。

黒プーAは何か勘づいてるのかな。「なんでこのベッドを使っていいの?P爺はどうしたの?」と聞かれてる気分。

3日4日と過ぎたけど、自分が思っていた以上に喪失感に襲われて、やる気のない時間をダラダラ過ごしています。

生前、P爺が何かと面倒をかけるたびに、つい「コイツが旅立ったらラクになるのにな〜」と考えてしまってたけど。

その時に期待した解放感は全くなくて。P爺に費やしていた時間に何をすればいいんだろう、という空白に毎日戸惑っています。

2年半しか一緒に暮らしてなくて、さほどベッタリ仲よくもなかったP爺なのに、これほどの喪失感に襲われるとは。

でも考えてみれば私、47年の人生の中で「ひとつ屋根の下で共に生きた者」を失った経験って、これが初めてなのよな。

12年前に母を亡くした時は、我が身の半分を失ったような感覚で、悲しくて悔しくてどうしようもなく苦しかったけど。

それでも当時の私には「たまに会う母」で。自分の家の中に母の物があるわけでもなく、ただ悲しいだけだった。

そう思うと、40年以上ずっと母と共に過ごしてきた父はきっと、私には想像もつかないほどの喪失感だったんだろうな。

母と一緒に暮らしていた姉や姪っ子も、家の至る所に母を思い出す物があって、つらかったんだろうな。

それと比べれば私が失ったのは、他人から見れば「たった2年半しか一緒に暮らしてない所詮はタダの犬」なんだろうけど。

ひとつ屋根の下、2年半を同じ空間で最期まで過ごしてきたP爺は、私には「そこにいて当たり前な家族」だったんだよ。

なかなか片付けが進まない家の中には、P爺のお気に入りだったアヒルや、服やリードやハーネスが置き去りで。

P爺の物を見るたびに、つい先日までいたはずのそこにいない主を思い出して、毎日泣いてしまっている。

憎たらしく思う事が多かったP爺に対して、ペットロスなんて感情になるわけないない!と思ってたのに。

想像以上にどっぷりペットロスに陥ってしまった自分に驚きが隠せない。そうだよ、これが本当の「ロス」なんだよ。

ガッキーロスとか甘えた事のんきに言ってんじゃねーよ。ガッキーはこれからも生きて、幸せになろうとしてるじゃないか。

笑顔で毎日を生きてるガッキーやその家族に謝れ。メディアも浮かれてロスなんて言葉を軽々しく使うんじゃねーよ。

「オバサンったら、ずっと素っ気なかったくせにそんなに泣いてくれるんやな」と、空の上のP爺にほくそ笑まれてるかも。

生きてる間にこれぐらいもっとP爺の事を思ってあげればよかった。ロスには後悔がつきまとうもんだな。

シュナMと黒プーAに対しては、後悔なんて微塵も感じないと思うぐらい、濃密な毎日を過ごしてるつもりだけど。

これほどの、これ以上の喪失感を、将来あと2回も味わわないといけないのか。耐えられるのか、私。

亭主ドノの時なんてどうなるのか考えたくない。こんな事なら私、他の誰よりも早く先に旅立ってしまいたいよ。

母の時も結局、時間がゆっくり解決してくれたから、P爺への喪失感も時間が解決してくれるだろうとは思う。

寝る前に「そういえば今日は泣かなかったな」と思える日が来れば一歩前進。それまでは毎日泣いてP爺を偲べばいいか。

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P爺、お別れだ

2021-05-27 | DOGライフ
P爺が元気な頃に、亭主ドノが撮ってくれていた写真の数々。亭主ドノはP爺の撮影が私よりも断然うまいな。

一昨日の記事を書き終えた1時間後。P爺は家族みんなのそばで静かに旅立ちました。


一昨日の夕方、体温も下がって首も脚も力の入らないP爺を抱き上げた時に、もうアカンかな…と思い。

夕食の準備もそこそこに、亭主ドノが帰ってくるまで、私の隣にベッドを置いて、ずっと様子を見てたんだけど。

それまで動かなかったのに、亭主ドノが帰ってきた時、寝たままカッと目を開いて口をパクパクして、何か言うかのように動いた。

P爺、オジサンが帰ってくるまで待ってたんか。「おかえり。間に合った。会えてよかった」とか言ってたんかな。

亭主ドノにP爺を見てもらう間に、簡単な夕食を準備して。食事をしながら横目でP爺の様子を見ていた。

やがて、P爺が口をガクガク震わせたので、色々調べてた時に見た「死ぬ前に痙攣を起こす」事態なのかと思い。

味もよくわからない食事を口にしながら、何も頭に入ってこないテレビを見ていて、ふと思い出してP爺を見たら。

さっきまで動いていた口元も体も動いてない。亭主ドノにも確認してもらうと、心拍が聞こえないと言う。

ちょっと待ってよ…と祈る思いで、食べていた肉料理の汁を指先につけて、P爺の鼻先に近づけると。

かすかに体が動いた。かすかだけど呼吸音も聞こえた。P爺は鼻だけはちゃんと機能してるな〜、と笑った。

でもしばらくしてまた動きが止まって。「ほら、美味しいよ〜」と肉汁を鼻先に近づけたけど、今度は動かなかった。

お腹や背中をさすったり脚を握ったり、どこかがまだ動くんじゃないかと色々やってみたけど、動かなかった。

心拍が全く聞こえなくなったのと、目に光を当てても動きがないのを確認して、亭主ドノが「死んだな」と。

P爺、16歳11か月、没。2021年5月25日(火)20時15分頃。心臓が止まった正確な時刻は把握できてない。

ゴハンを食べなくなってから3日ほどの猶予があるんじゃなかったのか。たった1日で旅立つなんて、心の準備ができんかったよ。

でもそうか。犬は人間の4倍速で生きてるようなもんか。悪くなる時も4倍速で悪くなってしまうのか。

1週間前はガツガツ食べてて、私に「まだ旅立つ気はないらしい」って書かせてたのに。あっという間すぎるよ。

来月の18日が17歳の誕生日なのに。もう少しだったのに。そんなに急がんでもよかったのに。

体が硬直してしまう前に、と亭主ドノが体を拭いてブラッシングをしてくれた。

そこそこの量のオシッコと、口から何か出ていた液体で、ペットシーツは汚れてたけど、体はほとんど汚れずキレイだった。

体がどんどん冷たく硬くなっていくので、姿勢を整えて、まぶたを極力閉じさせて、ベッドに横たわらせた。

そのままベッドを寝室に置いているソフトサークルに入れて、保冷剤を抱かせて、普段どおりにみんなで寝室で一夜を明かした。

翌朝(昨日の朝)。起きてトイレに行く際にP爺が呼吸しているかを確認するのが、毎朝の私のルーティンで。

昨日もついP爺の姿を上から覗き込んでしまい。ああ、もうこのルーティンは必要ないんだとわかって、泣いた。

花を買ってきて、フードやオヤツを置いて、服を掛けて、お気に入りのぬいぐるみたちと一緒に、盛大にP爺を送る準備。


亭主ドノが葬儀の手続きをしてくれたんだけど、緊急事態宣言が出ているので、セレモニーができないらしく。

P爺を渡して骨を持って帰るだけという、恐ろしく味気ない葬儀になると。緊急事態宣言なんてクソくらえだ!!

亭主ドノは仕事をお昼で切り上げて葬儀場に直行すると言うので、P爺を段ボール箱に詰めて車で連れて行く作業を全て私がやった。


「行こうか、P爺」と声をかけて箱のふたを閉じ、なかなかの大きさと重さの箱をひとりで車に積み込むツラさったら。

最近毎日聴くジッタリン・ジンをかけながら、P爺と最後のドライブ。アップテンポの明るい曲なのに何を聴いても泣けてくる。

「いつかどこかで」という曲のサビで「Baby お別れだ〜」とあるんだけど。「P爺、お別れだ〜」と泣きながら歌った。

昨日は久しぶりに快晴で。青空にプードルのような白い雲ができているのを見て、P爺みたいだと思って運転しながら泣いた。

葬儀場に着いたら、運転席に座ったまま受付をして、そのまま車を火葬場の入口につけて。職員の人が段ボール箱のふたを開けて。

P爺と服と花とフードとオヤツとジュースと小さいぬいぐるみと首輪とバスタオルだけを取り出して、火葬の台に手際よく並べた。

私も亭主ドノも車から降りる事を一切許されず、P爺との別れを運転席から窓越しにする事しかさせてもらえなかった。

これが本当の最後だってのに、手を伸ばして冷たく硬いP爺の体を撫でて「いってらっしゃい」と言うしかできなかった。

私の車が火葬場から離れた後、亭主ドノの車が同じように窓越しでのP爺との別れをして、それぞれ一旦家に帰った。

「今まで誰の時でも火葬の日は青空で。煙が上るのを見ると天国に行ったと思えて泣ける」って亭主ドノがいつも言うんだけど。

今回は煙が上るのを見るどころか、そのまま駐車場で待つ事すらさせてもらえず、追い返されるかのごとくだった。

なんだよこのドライブスルー方式。もっとちゃんと送りたかったのに。緊急事態宣言なんてクソくらえだ!!

家に帰って、P爺のいない段ボール箱と、一緒に燃やしてもらえなかったP爺が一番好きだったアヒルのぬいぐるみを下ろした。


アヒルはずっとP爺のそばにいたから、ちょっと大きくても一緒に持たせたかったのに。主がいなくてアヒルも寂しいよな。

2時間後に骨を渡すと言われていたので、亭主ドノの車に一緒に乗って、骨になったP爺を迎えに行った。

この時も車からは一切降りず、窓越しに骨壷を受け取ってハイさよなら。想像以上に最初から最後まで味気ない葬儀だった。

P爺の最終体重は2.15kgで、骨壷の方が重いんじゃないかと思うぐらいズッシリ感じた。実際の重さは1.1kgだったけど。

オプションで足型を石膏でとってもらって。これは確かにP爺の足やなあ、と亭主ドノが笑うぐらい再現度が高かった。


裏には少しだけ足の毛と爪が入っていて。そうだよ、P爺はずっとペロペロ舐め回してたから足の毛がヨダレ焼けみたいに茶色くて。


とにかく葬儀があまりにも味気なく終わってしまったおかげで、私は顔を泣き腫らす事もなかった。現実味もなかった。

P爺を運んでる車中が一番泣いてたんじゃないかと思うほど。もし人間の葬儀もこんなんだったら、今は誰にも死んでほしくない。

P爺が使っていた物を少しずつ片付けて。いつも寝ていたソフトサークルがなくなってガランとした寝室を見て、泣いた。


サークルを置いた時は「寝室が狭くなったな〜」とかブツブツ言ってたけど。あの大きさがなくなると寂しさも大きい。

夕方はいつも、シュナMと黒プーAの散歩とゴハンを終わらせてから、寝室のP爺を抱き上げて「さあ、行こうか」

と外に連れて行くのがルーティンだったのに。もうそれもしなくていいのか、と思った今日の喪失感のひどさったら。

2年半しか一緒に暮らしてないのに、こんなに寂しくて悲しいのか。MやAの旅立ちの時に耐えられるのか、私。

P爺。たった2年半の間にみんなで北海道内をあちこち旅したな。北の端も東の端も南の端も行ったよな。すごいな。

亭主ドノと私とP爺とで撮った写真は、宗谷岬の時のこの1枚しかなかったけど。いい思い出だったよ。


いきなり押しつけられた老犬は、分離不安がひどかったり、シュナMに襲いかかったり、黒プーAとケンカ(ほぼ負けたけど)したり。

部屋のあちこちで高々と脚を上げてオシッコをしたり、扉の隙間に鼻を突っ込んでプシュプシュ鼻水を飛ばしたり。

私は毎日「めんどくさい」「うっとーしい」「かわいくない」と文句ばかりで、P爺の事を好きになれなかった。

そんな私の思いはP爺にも伝わっていたのか、ずっと一緒にいたのに互いの愛情の溝が埋まる事はなかった。

だけどP爺と過ごしてきたからこそ、色々と身についたり勉強になった事も多くて。介護介助はプロの域に達したんじゃないか。

最後のひと月は、階段をストンストンと下りるように老化が激しく進んで。そんなP爺を見るのがつらかった。

でも最後の記念撮影をした時、私に体を預けてなされるがままのP爺とは、やっと溝が埋まった気がした。

最初からもっとこうして抱っこさせてくれて甘えてくれてればよかったのに。頑固者のP爺め。

こんな悪態をつきながら、オバサンはこの記事を書いてる間ずっと、涙を流して鼻をすすって顔がクシャクシャなんだぜ。

P爺、お別れだ。だけど、きっといつかどこかで会えるさ。

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もう、食べへんか?

2021-05-25 | DOGライフ
昨日24日(月)の夕方。いつものようにP爺にゴハンを食べさせようとしたら、少し口をつけただけで、そっぽを向かれてしまった。

「旅立つ3日前から急に食べなくなったんだよ」という話を、ご近所さん少なくとも3組から聞いていたんだけど。

ああ、こういう事なのか?土日は機嫌よく、ゆっくりムッチャムッチャ言わせながらゴハンを食べてたじゃないか。

食事のサポートをしてくれる介護ベッドという新しいアイテムを手に入れて、上手に食べてたじゃないか。


中央のくぼみに体を置いて、体が傾かないように両サイドに付いたベルトで固定して支えるというベッド。



今までみたいに私が一生懸命に両脚を駆使して食べさせるよりも、断然食べやすくなったみたいで安心してたのに。

手のひらや指先にフードを置いて、P爺の鼻先から口元に持っていって食べさせようとしたけど、そっぽを向かれた。

この意味を瞬時に理解して、P爺に「いらんの?もう食べへんか?」と声をかけながらボロボロ号泣した。

亭主ドノが帰ってきて、「最後の晩餐になるかも知れんし、いいモン食わせたろ」と、焼いたササミをあげてみたけど。

食べようとはするものの、口の中に入っていかずに口の周りに付きっぱなし。せっかくのササミ、食べへんか?

半年ほど前、去年の秋にも同じような事があったよな。あの時もそっぽを向いて飲まず食わず。私は毎日泣いていた。

これが最後かと覚悟を決めて、紅葉の美しいモミジの木で一緒に記念撮影をしたら、直後に元気になって完全復活したのよな。

私の涙を返してくれ〜!と半年前は笑い話で済んだけど。今回も「私の号泣を返してくれ〜!」って笑い話にならんか?

P爺。昨日は外に連れ出してみても、自分で立って排便する事ができなくなり、私が手を貸して出させた。

防水シーツ+ペットシーツを敷いた上に寝かせ、お腹をマッサージしながらシッポを持ち上げて、肛門をちょいとつつくと。

肛門が開いてウンコが顔をのぞかせるので、さらにお腹をウニウニとマッサージすると、ポロンっと排出完了。

「とうとうウンコまで出させる技が身についたよ〜(笑)」と、亭主ドノに自慢して笑い話にしようと思ってたのに。

旅立つ前に食べなくなるのは、できるだけ腸の中をキレイにして身支度を調えてるんじゃないかと考える私。

死んだ時に筋肉がゆるんで、色々と出てくるモノを最小限に抑えようとする、ワンコたちの気遣いなんじゃないかと。

「3kgの壁」なんて勝手に設定をしていたP爺の体重。昨日はもう2.15kgにまで減ってしまっていた。

抱き上げても感触がスカスカで、まるで骨だけを持ち上げてるような気分。軽くなったな。小さくなったな。

もう半年前みたいには復活してくれないかも知れない。でもこれでまた復活したらホンマに奇跡やんなぁ。

だって半年前なんて、丸4日飲まず食わずの状態から復活したんだぜ。1回ゴハン食べんかっただけで、考えすぎよ私。

…と、↑↑↑ここまでの記事を書いたのが、今日の午前中。

30分毎に様子を見に行き、顔や体をツンツンすると「オバサン、寝とんのにジャマせんといて」みたいな顔を向けてたのに。

夕方。いつもどおりに排泄をさせて体を拭いてオムツを付け替えてあげよう、とP爺をベッドから抱き上げたんだけど。

昨日までは「おっ、行くんか」みたいな感じでジタバタしてたのに。今日は首も脚も全然動かさず、人形みたいで。

体も温もりがなくて、ダランとしていて。抱き上げたまま、庭のヤエザクラの木まで連れて行った。


低い位置に一輪かろうじて咲いてたヤエザクラと、きっとこれが本当に最後になるだろう記念撮影。

シバザクラも、この前撮った時よりたくさん咲いたから、もう一度記念撮影。


家に戻って排便のお手伝い。昨日はこうしてシッポを持ち上げてお腹をさすったら、ウンっと懸命にキバってたけど。


今日のP爺は一切力を入れる事なく、シッポを持ち上げただけで肛門が開いて、ポロポロと排便。

ああ、筋肉がゆるむってこういう事か。食べてないのにちょっと血液混じりのウンコが出てきた。

旅立つ前って、下痢や嘔吐をしやすくなるらしくて。血が混じってるのはちょっと腸が傷ついてるからかな。

今までずっと、お腹を見せる事を極端に嫌がってきたP爺。体を拭く時も脚をジタバタさせてものすごく抵抗してきたのに。

今日は何の抵抗もせず、ダランと脚を広げてお腹を見せたので、いつもより丁寧にお腹や股間やお尻をキレイに拭いてあげた。

もっと嫌がれよ。もっと抗えよ。あんなに見せるのを嫌がってたお腹をこんなに丸見えにさらしていいのかよ。

苦笑いしながら、ボロボロ涙を流しながら、P爺に声をかけたけど。ただ人形のようにされるがままだった。

オムツを付ける事ができなかったので、ベッドに防水シーツ+ペットシーツを敷いて寝かせた。


もういいよ。オシッコでもウンコでも好きなだけ出しやがれ。飲まず食わずのくせに色々と出しやがって全く。

体が冷えると良くないらしいので、いつも丸ベッドに敷いてた毛布を掛けてあげた。オバサン、ちゃんとそばにいるからな。


今日は満月とか明日は皆既月食とか。P爺の命も月の満ち欠けに影響されてるのかな…と思った今夜です。

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P爺の介護続報

2021-05-19 | DOGライフ
昨日の夕方。歩道沿いに植えているシバザクラが順調に開花し始めていたので、散歩に出したP爺と記念撮影。

庭のヤエザクラも、ちらほら開花が進み出したけど。花が高い位置にしかなく、P爺を持ち上げて撮影するのは困難だった(^^;)

左手でP爺を支えながら、右手でスマホのシャッターを押す行為が大変なのよな(^^;) 亭主ドノがいる時に撮り直すか。

さてP爺。外へと散歩に(というか排泄をするためだけに)出したものの、ウンチングスタイルができなくなってしまった(>_<)

自力で立ってられないので、お腹に手を当てて支えてあげてはみるけど、その違和感がイヤみたいで、諦めてしまう。

まぁいいか、どうせオムツに漏らすし…。と私も諦めて帰ってくるんだけど。そういえば寝たきりなのにキバる事ができるのが不思議(^^;)

見ている限り、私が手を貸さなければずっと同じ体勢で寝ているので。やっぱり寝たままキバって排便してるのよな。器用だわー。

んで昨日からは、散歩の後のお手入れでお立ち台に乗せる事はやめて。床に人間用の防水シーツ+ペットシーツを敷いた上に寝かせてみた。


今のP爺だと、この状態で体を拭く方が断然よかった。特に股間の汚れは、立たせる体勢よりも寝かせた方が拭きやすい。

拭かれながらオシッコをダラダラ出すので困るけど、ペットシーツがすぐに吸収するので、気にせずガンガン拭けちゃう(^^)

寝たきりになってから、黄色い目ヤニが大量に出るようになって。毎日拭き取っても、なんぼでも出てきてエンドレス(>_<)


目ヤニで目が開かんのが気の毒で、時間をかけて丁寧に拭き取ってあげるけど。ほとんど何も見えてないのよな。


でも、目ヤニを拭き取るのも、寝かせた方が簡単だった。前までは結構イヤがって首をブンブン振り回してたもんな。

んで、今まではお手入れが終わったらリビングに連れてって、他の2頭が見守る(おこぼれを狙う)中でゴハンを食べさせてたんだけど。

防水シーツも敷いてるし、もうこのままここ(ドッグバスルーム)で食べさせる方が早いんじゃないの?と思い。

P爺を寝かせたまま、前もって準備しておいた(カリカリフードをクラッシュして水分でふやかす)ゴハンを持ってきて。

いざ、P爺のゴハンタイム。昨日は新たな体勢を開発してみた。


ふらつく後肢は私の左太ももに跨らせて、胸を右スネで支えて前肢を投げ出させる、ほぼ「フセ」の体勢。

この体勢で、左手はP爺の口元にお皿を持っていき、右手は柄の長いスプーンを使って食べやすいようにフードを寄せ集める。

これでどうにか、P爺の食事中ふらつき問題は解決したんだけど。15分この体勢でいる私の方がちょっと厳しかった(^^;)

でもまぁ、これだと他の2頭を気にせずにP爺に集中できるし、P爺がフードをこぼしてもシーツの上なので気にならんし。

亭主ドノがいてくれれば、協力し合ってもう少し手際よくできるだろうけど。私ひとりの時はこの流れでP爺の世話を頑張ろう。

色々としんどい事もあるけど、P爺の介護のおかげで日々勉強し精進している…と自分では思っていますo(^-^)o

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寝たきりになってきた

2021-05-18 | DOGライフ
庭のヤエザクラ、今朝ようやく一輪の開花を確認できました。今年もなんとか花を咲かせてくれたね(^^)

ひと月前、ヤエザクラが咲くまで生きてられるかい?と心配していたP爺は、ほぼ寝たきりになりながらなんとか生きています。


腰に床ずれができていたので、今までの丸ベッドをやめて、新たに体圧分散ベッドを購入したのですが。

いい感じに使えているのか、寝姿が今までよりも気持ちよさげに見えて。相変わらず夕方まで爆睡しています。

丸ベッドは食後の休憩用に。でも足がかなり弱っていて、人の手で曲げてあげないとうまく収まらないのよな。


そんなP爺。この数日でまた一気に老いが進んでしまい。自分の力で立っていられる事ができなくなってきました(>_<)

散歩に出ても、排泄を済ませたらその場で固まってしまい、フラフラと腰が砕けるように転がるので。

「いつものモミジの木」まで歩く事はおろか、わが家の前20mほどですら歩けなくなり。排泄後さっさと抱えて連れ帰る始末。

昨日はオムツにウンコを漏らしていたので、ドッグバスでお尻まわりを洗おうとしたら、シンク内で転がってしまい。

2.4kgまでに軽くなったP爺の体を左手で持ち上げて、右手でシャカシャカと洗ってあげるという技を駆使しました(^^;)

タオルドライまでは洗う時と同様に片手でなんとかできたけど、ドライヤーをしようとお立ち台に乗せたらやっぱり転がってしまい。


結局このまま左半身をドライヤー。その後右半身が上に来るように体位変換をしてドライヤー。

床ずれの痕。1週間前はジュクジュクしてたけど、体圧分散ベッドのおかげか、ずいぶんキレイに治ってきた。


でもぶり返すと困るので、ポリベビーを塗ってコットンでガード。腰の骨が出っ張りすぎなんだよ…(>_<)


そして、自力で立てなくなったP爺にゴハンを食べさせる時間が一番大変で。

アグラをかいた太ももの上に、P爺のお腹を這わせるような感じにして。転がらないように支えながら食べさせています。

文章ではわかりにくいので、P爺の代わりに黒プーAで再現。実際は食器を持ちながらなので、撮影はとうてい不可能(^^;)

口に入れてから飲み込むまでのスピードも遅くなってきて。3分もあれば終わった食事時間が、今じゃ15分かかって大変よ(>_<)

しかもP爺ってば、自力で立てないほど弱ってるのに、相変わらず食欲は旺盛で。まだまだ旅立つ気はないらしい。

とはいえ、ここ最近は1週間ごとに確実に老いが進んできて。先週できてたのに今週できなくなった、と思う事の多い事。

くるねこサンがずいぶん前に、老化の事を「スロープのようにゆっくりじゃなく、階段を下りるように急激に」

というような表現をしていたマンガがあったけど。今年に入ってからのP爺は本当にそんな感じで。

ストン、ストン、と階段を下りるように急激に老いが進み、今までできていた事がどんどんできなくなってきた。

こうやって老いていって彼岸に向かっていくのか…という現実をまざまざと見せつけられて。ちょっと私はメンタルやられ気味。

とはいえ、今は元気なシュナMや黒プーAにも、いずれはやってくる老い。

その時にまた私がメンタルをやられないよう、P爺が予行演習をしてくれてるんだなぁ。と思うようにしています。

ちょうどあとひと月で、P爺の17歳の誕生日。そこまではなんとかがんばれよ、P爺。

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進む季節、止まらない老い

2021-04-22 | DOGライフ
昨日の朝は久しぶりに冷え込んでマイナス気温。もう4月も終わるというのに、庭のそちこちにサクサクの霜柱が立っていました。

とはいえ、もう4月も終わるというので。霜柱のそばに立つヤエザクラは、ぼちぼちと花を咲かせる準備中。


去年はあんまり花が咲かんかったのよな(-_-; 今年は寒暖の差も激しかったし、しっかり咲いてくれますように。

冬の間ずっと雪に埋もれていたシバザクラ。それでもこうしてちゃんと緑になってくるからすごいよなー。


北海道にも遅い春が着実に訪れてくる中、P爺は日に日に衰えを見せるようになってきました。


相変わらず夕方まで起きずに寝っぱなし。夕方になるとフガフガ顔だけを動かすので、抱き起こしてとりあえずお散歩へ。


ふらついてコロンと転ぶ事が増えたので、ハーネスを少し引っ張り上げる感じで補助しながら、一緒にゆるゆる歩く。


帰ってきて体や足を拭くために「お立ち台」に乗せるけど、立つ事もままならず、ペタンと尻もちをついてしまう。


昨日の体重は2.55kg。ピョンピョン跳ね回ってた全盛期のP爺からすると、たぶん半分ぐらいの体重になってしまった。

でも1日1食のゴハンはガツガツ食べる。食べる事は生きる事。P爺自身はまだまだ生きる気満々らしい(^^;)


ゴハンを食べさせた後、ソフトサークルの中の丸ベッドまで連れて行くと、そこで足をペロペロ舐めるのが習慣で。


気が済むまでペロペロ舐め回したら、サークルから出てきて、水を飲んだり部屋中をウロウロ徘徊してたんだけど。



この2・3日は部屋の徘徊もしなくなり。ゴハンを食べて丸ベッドに入って足を舐め終わったら、そのまま出てこなくなった。


夕方に抱き起こさなかったら、たぶん延々と寝たきりだろうと思うぐらい。1日1回の散歩とゴハンのためだけに生きてる感じ。

P爺…庭のヤエザクラが咲くまで生きてられるかい?去年の秋のモミジの時みたいに、サクラと一緒に記念撮影できるかい?

季節が進むごとに着実に、P爺との別れが近づいてると思わされるここ数日。春が来るのを複雑な気持ちで受け止めています。

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年度始めのP爺

2021-04-01 | DOGライフ
P爺。雪の多かったこの冬も無事に乗り越えました。散歩でも「いつものモミジの木」まではなんとか歩いて来れています。

去年の秋、P爺が旅立ってしまいそうになった時に記念撮影をした時は紅葉だったモミジの木。今は芽吹く準備中かな。


この半月ほどで、ますます老化が進んだと思われるP爺。最近は、夜10時頃に寝るのに、起きるのが夕方5時前とかです。

夜中に起きて夜鳴きをするわけでもなく、ひたすら気持ちよく眠っているので、起こすのも悪いなと思ってしまい。

散歩も食事も、夕方の1日1回のみ。なので、すっかり痩せてしまい、今日の体重は2.7kg。


体重が3kgを切ったらP爺が旅立ってしまうかも…と思って、「3kgの壁」とかを勝手に設定していた私。

半月前に2.95kgという数値を見た日、ああ…いよいよか、と覚悟を決めたんだけど。3kgの壁を越えてからも日々を生きるP爺。

肉がなくなって骨が痛々しいぐらいに出っ張っている腰。毛も生えてこなくなったし、抱き心地がゴツゴツになってしまった。


それでも毎日、ゴハンはもりもりキレイに食べてくれるのよな。このゴハンは体の肉になってくれないのかね。


老犬を見送った色々な人たちの話を聞くと、皆が口を揃えて「ゴハンを食べなくなったら終わり」と言うんだけど。

P爺の食欲を見る限り、まだまだ見送る心配はしなくて良さそう。まったくこの「鉄ワンP爺」ってば。

病院で診てもらった時も、心臓の雑音以外はどこも問題ナシ!とほめられる頑丈さ。最近は咳き込まないし、調子いいのよね。

昨日買ったスケジュール帳に、わが家のメンツの誕生日やら記念日やらを書き込んでいたのですが。


P爺の17歳の誕生日まであと2か月半。その日を盛大にお祝いする事はできるかな。

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ガホーキン再来

2021-03-12 | DOGライフ
3.11から10年…というフレーズだらけだった昨日。黒プーAと私は揃ってグッタリの3.11でした…(>_<)

その前夜、夕食時。黒プーAがウロウロ、オロオロ、部屋中を走り回ったり、外への扉に向かって「出たい!」と跳ね回ったり。

黒プーAは普段からわりとよくこのような行動を起こして、人間たちは「誰か来てるんか?何が見えてるんや?」

と、部屋の中に何か霊的な物がいて黒プーAが怯えてるんだろうと解釈しているので、今回もそうだと思っていて。

が、しばらくするとブリブリっ、という音が聞こえて。音のした方を見ると、3か所に点在したウンコが…(-_-;

「ありゃー。ウンコしたかったんか。気づいてあげれんでゴメンよー。」と言いながら処理をしていると、掴み心地がヤワい。

下痢ではないけど軟らかいなー。夕方の散歩時にしてから時間が経ってないからかなー。

とか考えている横で、今度はゲボをする黒プーAの姿が。ブルブル震えてるし、これはヤバい、ただ事ではない。

とりあえずディアバスター(下痢止め剤)を飲ませて、ちょっと落ち着いたかな…と安心した途端に「外に出たい!」と跳ね回る。

慌てて外に連れ出すと、ものすごい勢いで走って行き、積もった雪の上にピューっ!と下痢ウン、&ゲボ。

ああ…超健康優良児な黒プーAがこんな事になるなんて、去年の正月明けの「芽胞菌騒動」以来じゃないか(>_<)

という事で、黒プーAと私はリビングで仮眠。私はウトウトするけど、黒プーAはずっとソワソワと気持ち悪そう。

普段P爺が使っているソフトサークルにペットシーツを敷き詰めて、「ここで出していいんだよ」と黒プーAを中に入れるけど。


黒プーAなりに「ここはP爺の部屋だからダメなの!」という遠慮をするのか、すぐにサークルを飛び出す。

しょうがないな…とサークルに入れるのを諦めて外に出した途端に、ウワーっ!とリビングを走り回りながら下痢ウンを撒き散らかす…(´д⊂)

それでやっとスッキリしたのか、ようやく落ち着いた黒プーA。一緒に寝室に行って寝たのが真夜中3時。睡眠時間2時間半…。

前回の「芽胞菌騒動」の時は、症状が出た翌日に治まって、油断して放置したら後日ひどい状況になってしまったので。

今回は早々に病院で診てもらう事を決意。3時に取った下痢ウンを持って、黒プーAと病院へ。

診断結果、やはり「芽胞菌」。なんやろねー、前日のトリミングがストレスになって免疫力が低下してたんかねー(>_<)

という事で注射3本。キャーっ!!という普段聞く事のない悲鳴を上げる黒プーA。ゴメンよ…耐えてくれ(´д⊂)

そして処方された薬が3種。抗生物質と消化薬と下痢止め剤。


…消化薬(ビオイムバスター)と下痢止め剤(ディアバスター)は、わが家にもありますよ。って言えばよかったな。ムダな出費(-_-;


普段の半分量のゴハンに3種の薬が山盛り。細かく砕いたけど、薬嫌いの黒プーAはこんなんじゃ絶対に食べない。


なので、困った時の「いなばちゅ〜る」で薬ゾーンを完全に隠蔽。フッフッフ、さあ召し上がれ。


ほとんど胃の中が空っぽの黒プーA。薬が入っているとも知らずにガツガツむさぼって、キレイに完食(^〜^)


注射と薬が効いたおかげで、昨日は何の問題もなく過ごしてくれた黒プーA。おかげで私も昨夜はグッスリ眠れました…Zzz

そして今朝。散歩で黒プーAのお尻から無事に固形のウンコが!(ノ≧∀≦)ノ 早く処置したから治るのも早かったね!

前回は4日ほど何も出てこなくて、腸閉塞とかになったらどうしよう…と気をもんでいたので。本当によかったよ(´ー`)

昨日は不調だったからか、ほとんどずっと小さく丸まっていた黒プーAが、今日は少し体を開いていたので、ひと安心。


同じ物を食べて同じようにトリミングをしたシュナMは大丈夫だろうか…と、昨日も今日も気にしてたんだけど。


体をノビノビさせてのんきに昼寝をしていたシュナM。オマエの方がお腹は弱いのに、今回は無事でよかったよ。

黒プーAを再度襲ったガホーキン。今回は早い対処で抑え込めたけど、今後も油断せずに気をつけないとね…(-_-)

しかし、どこのワンコもこんなにお腹が弱いんだろうか。それともわが家のメンツが下痢体質なだけなのか。

下痢を訴えるワンコって、オロオロ、ウロウロ、グルグル、困惑顔をしながら走り回るのが痛々しいのよな。

慣れてきたとはいえ、下痢のワンコを夜通し見守るのは疲弊します…(>_<) 私も体調を崩さないように気をつけないと。

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