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三国志 Three Kingdoms 第1部 群雄割拠 1~18話

2016-10-16 22:40:14 | 三国志 Three Kingdoms


監督:高希希(ガオ・シーシー)、プロデュース:楊暁明(ヤン・シャオミン)

”三国志 Three Kingdoms”は中国で「三國」というタイトルで放映された「三国志演義」をテレビドラマ化したもので大評判になったそうです。
製作に6年(脚本作成に4年、撮影と編集に2年)を費やし、全95話と話も長大で、登場人物300人、エキストラは延べ15万人、人民開放軍も協力したという。まさに国家事業のようなドラマで制作費も大変な金額となっただけあって舞台セットも英雄たちのいで立ちも豪壮で華麗です。
「三国志演義」はもともと人気の高い古典ですが、脚本には新しい解釈がはいり、また登場人物一人ひとりの個性が生かされ、俳優陣もその人になりきってました。私は中国の俳優さんは以前見た映画の人以外はほとんど知らないのですが、たぶん実力派や人気のある俳優さんを取り揃えていたのじゃないかな。魅力的な殿方がいっぱいでてきます
中国で放映されたのは2010年の5月2日から同年6月15日だそうで・・・て約1か月半ですか・・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
95話だから・・・1日2回放送で一気に放映したんだろうな・・・。
こんなに時間をかけてこだわりぬいて手間かけてお金もかけて、いい役者さんを取り揃えているのにあっけない放映の仕方をするんですねえ。日本の大河ドラマのように一話一話余韻を楽しみながら一年かけて楽しむという方法もあると思うのに、まさに大河・・・黄河や揚子江のような壮大なドラマなのに。日本で昔放映して今もファンの多い人形劇の「三国志」だって1週間ごとに放映されていましたよ。
でも、この物語のファンには一気に見れてよかったのかな?
日本でもBSやCSで放映されたそうです。

今回私もこのドラマを鑑賞する機会があり、気軽に見始めたら面白くてすっかりはまりました。

私が現在鑑賞したのは第1部 群雄割拠(1~18話)です。
後漢末期、黄巾の乱の平定の後、辺境の西涼から頭角を現した董卓が洛陽に進出。実質的な支配者となり、即位したばかりの少帝を排しその弟の献帝を即位させる。

董卓仲穎
野蛮で残虐な支配者だったようです。

その義理の息子は武勇の誉れ高い呂布奉先。日本のドラマでも演じたことのある台湾の俳優ピーター・ホー(何潤東)が演じてます。身長190㎝もある大柄な俳優さんです。

「人中に呂布あり、馬中に赤兎馬あり」彼の乗る馬「赤兎馬」も名馬として名高く向かうところ敵なしの強さを誇る。

大柄な呂布にも負けない大柄で見事な「赤兎馬」。手にもつ武器は「方天画戟」


この二人が率いる西涼軍は辺境地域の軍隊ということでほかの髪の毛をきちんと結わえ付ける漢民族の軍隊と区別するためか、みなロン毛のいで立ちでした。ただし呂布は西涼の出身ではないので髪の毛の一部を結わえ整えています。


宮廷に使える者たちはみな董卓の暴政を憎みどうにかならないものかと嘆いても実行する者はいない。
その中で董卓暗殺を実行する者が現れる。残念ながら失敗して逃亡しお尋ね者になってしまうのだけど・・・
その人こそが

曹操孟徳
この三国志前半の実質的な主人公です。
これまで私が勝手に感じていた曹操の印象は悪の親玉のようでしたが、この物語の曹操はとても魅力的で、ドラマを見ていく都度に惹かれていきました。
お尋ね者として捕まった曹操は地方の役人だった陳宮が行動を起こしたことに感服し命を助け、ともに逃亡するのだけど、町にも近寄れず飢えた二人を温かく迎え入れた曹操の叔父の一家の者がごちそうしようと刃物を研いでいるのを見て誤解して殺し、誤解だとわかっても証拠隠滅のために皆殺しにするのを見て曹操の闇の恐ろしさを感じ陳宮は去ります。
陳宮の失望した表情が印象的です。
世間一般の常識に囚われない。物事の本質を鋭く見抜く眼をもち、目的に向かって素早く判断し行動する。そのために平気で善良な人を犠牲にして残忍になる時もある。他方自分が評価した者には心からの敬意を表する。
ドラマの中で結構笑うんです「へっへへへへ」って親しみやすいようなちょっと下卑た笑いなんですが、これがこのドラマの曹操にぴったりでした。お上品に気取ってなんかいない、でもこの乱世を生き抜くバイタリティを感じる笑いでした。
抜群の頭脳と行動力と、時に義を顧みない非情さで乱世をむしろチャンスとしてのし上がっていきます
「治世の能臣、乱世の奸雄」


同じころ
桃園で義兄弟の誓いをする三人がいました。

有名な「桃園の誓い」です


長兄・・・弟たちからから「大哥(ダーガ)」と呼ばれてました

劉備玄徳
漢皇室の末裔だそうです。
・・・たぶんすでに皇室の末裔はかなりいたのではないかな、皇帝はいっぱい側室をかこってお子さんができるし、そのお子さんがさらにお子さんををもうけて・・・何代か後はかなりの人数になるはずだし、皇帝が交代する度に新しい子孫ができるし・・・。だからことさらに漢皇室の子孫と名乗る劉備には正直言ってうさん臭さを感じます。
そして、あまり表情を出さず、ぼんやりとつかみどころのない人物に見えます。
いい人っぽいけど、関羽や張飛のような豪傑が惚れ込むのが不思議でもありましたが
物語が進行していくとちょっとずつ劉備が実は鋭い洞察力の持ち主なのが見えてきました。たぎる野心をポーカーフェイスの内側に隠している。漢皇室復興のための情熱は、立身出世への一つの足がかりと感じました。ただ正当な血筋である自尊心と誇りが義を重んじる行動に出ます。
そして、相手の内心を見抜いて自分の命を狙ってるのをわかってもなおおっとりと構えている肝の座ったところがありました。
なおかつ腰が低く、偉そうにしない。寛容でもある。その謙虚なふるまいの奥から見え隠れする大物感が周りの人を魅了する・・・のかも。
「大知は愚の如し」
劉備の本質は曹操とその軍師荀彧が見抜き、荊州の牧である陶謙も見抜いてました。

ドラマを見ていて、感じたのは関羽と張飛との関係です。二人の義弟はあまり自分を出さない劉備の心の内を代わりに表現しているように見えました。
関羽は勇猛さと冷静を兼ね合わせた面を、張飛は喜怒哀楽の激しさを。
後から調べたら、桃園の誓いは「三国志演義」の創作だそうで、なお納得しました。三人で一人の劉備という人間を表しているのではないかと思いました。
第17話で陳宮の謀略でいったん三兄弟が離れ離れになると劉備はいつになく感情的になって探そうとします。それは三位一体だから。劉備一人では劉備として不完全だから。
三人が再びそろったとき劉備はすがすがしい笑顔を見せます。
もちろん、関羽はのちに神様となるほど人々に慕われた武将だから、物語が進むにつれ独自の存在感をもっていくのでしょう。


関羽雲長
美髭公と呼ばれる見事な髭の持ち主。そして黒髪も長くサラサラでくせっ毛の私には羨ましい。劉備からは「二弟(アールディ)」張飛からは「二哥(アールガ)」と呼ばれてます。

自分なりに思うことがあっても劉備の判断に従ってました。あくまでも次男の立場をわきまえていましたが、しゃしゃりでるよりむしろすごい精神力がいることだろうなと思いました。
自己管理能力の高い人物。さらに並外れた武勇を見せ大将たちを驚かせ、早くも曹操はわが軍に関羽がいないことを残念がります。


張飛翼徳
兄たちから「三弟(サンディ)」と呼ばれてます。義兄達に見せる人懐っこい笑顔はかわいいけど、結構人を上から目線で小ばかにしてました。何より感情で言動をする人。劉備は自分にだけはいい顔をする張飛をきちんと把握してなかったのだろうか。

張飛は劉備たちが戦に行くとき、城を守る役目を任されたのだけど・・禁止された酒を飲んで見事に失敗し、敵に攻め込まれ劉備の家族を城に置き去りにしたまま身一つで逃げて劉備たちの所にしくしく泣きながら現れる。これ、当時なら泣いて張飛を斬るくらいの厳罰が下りても仕方ないのに劉備は怒らなかったです。やっぱり自分の分身には甘いのね・・・というより劉備の采配の誤りだよね(汗)
張飛はでもすぐに立ち直っていました。そしてまた言いたいことを言う。実はあまり感情を見せようとしない劉備と関羽は代わりに張飛が思ったことを言ってくれてホッとしてるのかも。

董卓の悪政を倒すべく中国諸国から有力者の軍隊が集結、袁紹をリーダーに据えて董卓率いる西涼軍と戦います。が、呂布が連合軍に戦いを挑むと、連合軍の武将がひるんで誰も戦おうとしない。そんな中、義兄弟三人は呂布と戦います。


さらに登場するのは、はじめは公孫瓚(こうそんさん)軍にいた

趙雲子龍
劉備たちが公孫瓚軍に身を寄せていた時に知り合います。劉備が現れると、趙雲はまるで恋する乙女のようなせつないまなざしで見つめていました。劉備も趙雲をヘッドハンティング。
二人は手をつないで公孫瓚軍から去ります。

はい、私の中の腐女子が色めきました♪
三国志の中でも人気の高い武勇の誉れ高い趙雲の活躍はきっとこれから、楽しみです☆


連合軍は判断力のない袁紹の元、結局は分裂します。

江東地域から駆け付けた孫堅の軍隊

孫堅文台と幼い下の息子孫権


孫堅の上の息子孫策伯符
孫家は美形ぞろいです。

そしてまだ小さい孫権が恐れ入るほど賢いのです。

孫権仲謀
曹操が将来の大物ぶりを予言してました。

孫堅軍は善戦するも、連合軍がまるで機能してないので離脱。偶然焼き払われた宮殿の廃墟から皇帝の玉璽を手に入れたことから袁紹に命を狙われ荊州の劉表に討伐を命令、そのため孫堅は帰途の途中に絶命。軍も壊滅的な打撃を受ける。さらに孫堅の遺体は劉表軍のもとに取り上げられてしまう。
その父の遺体を取り戻すべく一人敵陣に訴えたのは9歳の孫権。まだ子供の僕なら 殺されないと思うからと言って劉表に父の遺体の返還を訴えます。

命令とはいえ孫堅を裏切った心苦しさもあった劉表は孫権のそのあまりの健気さに、画面の姿がぶれるほど心動かされる。

孫策と孫軍の武将はしばらく袁術軍のお世話になって軍功を上げてゆく。そして親友の周瑜とこれから孫軍を立ち上げなおすことを誓いあい袁術に父孫堅が生前見つけた玉璽をプレゼントし、代わりに袁術軍から離れてゆきます。

周瑜公瑾
ハンサムで有名な周瑜。こちらもこれからの活躍に期待☆

一方漢皇室は董卓によって無理やり遷都をさせられます。
呂布は、朝廷の重臣王允の養女である貂蝉と淡い恋心を抱きますが、遷都の移動の途中、馬車ごと崖から転落しそうになった貂蝉の命を助けたことにより二人は強くひかれあいます。


それを知った養父の王允は董卓と呂布の中を裂く「美女連環の計」を貂蝉に頼み承知するまでハンストを起こす。

懇願する王允
美しい貂蝉なら董卓も夢中になるはずと。
泣きながら、漢皇室のため何より養父のため承知し好きでない董卓の愛人になり、呂布の嫉妬をあおる。これを後で男たちは貂蝉を二人の男をたぶらかした悪女みたいな言い方をするけど、かわいそうだよね。

貂蝉。チェン・ハオ(陳好)が演じてます。ほつれ髪が色っぽい。
どこかで見たお顔だと思ったら、映画「山の郵便配達」で山奥の農家の娘を演じてました。

董卓も呂布も本当に貂蝉のことが好きでそれぞれ泣いてました。純情なんだね。
そして王允の目論見どおり二人は決裂し呂布は董卓を殺す。貂蝉はやっと呂布の妻となります。
董卓の愛人であった身を申し訳なく言うと、呂布は言う「あなたは清らかだ。汚れていた私を救ってくれた」。二人の思いを感じて好きな場面です。

漢皇室を救った功労者の王允は丞相に。
直後に董卓が統治していた辺境に布陣していた10万もの兵をもつ西涼軍が投降の意思を示したのに、これまで同志が犠牲になってきた恨みを払しょくできず王允はきっぱりと拒否。それがかえって西涼軍を追い詰めらせ都を攻め入ってしまい、再び朝廷は混乱します。
王允は恨みに囚われこれからの対策を見誤ったことを後悔し命を落とします。

過去の恨みと未来への利益と、ここをどうプラスに対処するか。問いかけているように感じました。
実際のところ、この王允の失敗でこれまでの漢帝国の営みは事実上終わってしまったのです。


中国の戦記を見てみると、各軍には必ず軍師がいてむしろ彼らの采配が勝負を左右するようです。
・・・といっても劉備軍にはまだ軍師が現れてないけど・・・
第1部で印象的なのは
曹操軍の荀彧(じゅんいく)文若

曹操軍が大きくなったころに当たり前のように曹操のそばにいました。曹操が認めるほどの人材、冷静で有能ぶりを発揮しながらもとても謙虚でした。
さらに荀彧が招いた郭嘉、程昱も軍師となり、曹操軍は人材の宝庫。そして彼らの意見を取り入れながらもおのれの判断をきちんと持つ曹操はさすがでした。

貧窮して食べるものもないため各軍に救済を求めた皇帝に、他の軍は厄介を抱えると思って二の足を踏む中、曹操軍はむしろチャンスと馳せ参じます。そして皇帝を自分の領地に連れて行き献帝を利用して支配を拡張してゆきます。

袁術軍の先生

自分の出自が名門なのを鼻にかける割にけちんぼな袁術の家来はみないまいちでしたが、一人「先生」と呼ばれるこの人物だけは視野が広く洞察力がありました。お名前が出てないということはこのドラマの中だけの人物なのかな?袁術のためにその都度対策を考えてあげる様子は頼もしくありましたが、「先生」の忠告を聞き入れないで玉璽を手にした袁術は舞い上がって皇帝を名乗ってしまった結果、曹操軍に攻められ敗退。先生はその後どうしたのだろうな。見た目が2年前に見たドラマ「大漢風」の項羽軍の軍師范増と似ていてなんだかなつかしい気分になりました。

そして呂布軍の陳宮公台

陳宮は先ほど書きましたが、曹操の命を助けて一緒に逃亡したのち離れた人物です。呂布の軍につき采配します。
有能な軍師で、劉備軍の城を乗っ取ることに成功し、置き去りにされた劉備の家族には丁重に扱う人情もありました。また曹操軍をてこずらせました。

呂布は勇猛だけど知将ではないので陳宮に頼り、頼られていることに陳宮は満足していました。でも駄々っ子のような呂布はちょっと軍が有利になるとなまけたり、注意する陳宮をうるさがっておべっか使う家来(実は曹操の手先)をそばにおいて騙されて軍を危機に陥れさせてしまう、そして絶体絶命の時に陳宮が挟み撃ち戦を考え出陣を頼むも風邪をひいた貂蝉のそばにいたいと泣きながら動かず、軍は自滅し曹操軍に完敗してしまう。呂布は部下につかまり曹操に差し出され命乞いをするがうけいれられない。

呂布が刑場に向かうとき、貂蝉は命を助けてくれた時に呂布がくれたマントを羽織って表れます。


そして一緒に矢に打たれて死のうとします

けれども貂蝉は引き離されていくのですが、それを見て呂布は微笑みます

「お前さえ生きていればいい」
本当に貂蝉を愛してたんだね。でもだからこそもっと視野を拡げて守っていかなくてはいけなかったのだろうね。

陳宮に・・・曹操はこれからの身の振り方を尋ねます。
曹操にとって陳宮は命の恩人で、しかも軍師としての能力も高く評価している。できればわが軍に迎え入れたい。でも陳宮はきっぱりと処刑を望んだ。

呂布は無知だが心がきれいだ、そして曹操は奸雄であると。
曹操は答える

「わしはこの世の通俗的な道徳観念をとっくに捨てたのだ。人はわしを奸雄と呼ぶが誰も何もできん。そなたのように正論を履くものは皆奸雄に潰されていく。君子となったために侮辱され踏みつけられ殺されることもある。ならばわしは己の志を実現する奸雄になる
古よりー
『大奸は忠に似て大偽は真に似る』という。忠義と奸悪は表面だけでは見分けがつかん。そなたたちはわしを誤解している。わしはわしであり誤解されようが構わん」
・・・・驚くことに曹操は陳宮に自分の胸の内を話したのです

陳宮の心は動かず、曹操はせめて刑場へ同行して見送ろうと一緒に歩む

歩く道すがら陳宮の老いた母への援助を曹操は約束する。そしてもう一度手を取りどうか考え直してくれと曹操の方から懇願するも、陳宮は少し微笑んで拒否
人生の最後にみる長閑な自然の風景を眺め感慨ふかく「素晴らしい景色だ」とつぶやき刑は執行される

曹操は直視できず後ろを向いてしまう。そして涙する



命の恩人であること、有能であることばかりでなく曹操は己の信念を曲げず日和見ではない生き方を全うする陳宮に人間的に惹かれていたのだろうね。
曹操は惹かれる人物にはとても情が厚い。
この陳宮と曹操の話は何度見直しても泣けてきます。
二人とも魅力にあふれていて、そして悲しい別れなので。


ここで第1部は終わります。
ずいぶんとたくさん書いてしまったです。第1部なのでやはり主な登場人物をある程度詳しく書かないと、と思いまして。
こんなにはまるのは2年前に見たドラマ「大漢風」以来です。
物語は第7部まであります。第1部でもこんなに心をわしづかみにされたのに、これからさらに面白いのだそうです。

また続きを見ましたら感想を書いてゆきたいと思います☆



第2部 中原遂鹿

第3部 赤壁大戦

第4部 荊州争奪

つわものどもと夢の中

第5部 英雄帰天(前半)

第5部 英雄帰天(後半その1)

第5部 英雄帰天(後半その2)

第6部 三国鼎立(前半)

第6部 三国鼎立(後半)

第7部 危急存亡(前半)

第7部 危急存亡(後半)


4 コメント

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三国志最高です (ごみつ)
2016-10-17 00:20:14
こんばんは!

「三国志 スリーキングダム」の記事、とても楽しみにしていました。
いや~、とっても丁寧な記事なので驚きました。
パート1の話の流れがとてもよくわかりますね!
「群雄割拠」はまさに曹操が天下にのしあがっていくまでの物語で、曹操の凄さがとてもよくわかります。

私は「三国志」をまったく知らない時にはじめて見た「レッド・クリフ」でも、この物語を本当にけん引してるのは曹操だな・・って思いました。
それくらい凄い人です。

呂布のパートは、実は個人的にはちょっと不満なところがあるのですが、ピーター・ホーはかっこ良いですよね。
あと陳宮は最高でした。

まで建国されてませんが劉備の蜀、そして呉と、魅力的な人物がたくさん出てきますよね。

パート2も是非お楽しみ下さい!!
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まさしく☆ (himari)
2016-10-18 01:16:57
ごみつさん
スリーキングダムなので王冠を3つつけました(^^)v
このドラマを紹介していただきありがとうございます
すっかりドラマに引き込まれ、日々の暮らしが鮮やかになった気分です。
さすが長い間、国を超えて愛された物語。魅力ある登場人物に心ひかれます。そして新解釈で脚本作成した今回のドラマで曹操の人間的魅力を感じました。どんな手段を使ってもすべてを手に入れていこうとする曹操も自分の信念に誠実に生きようとした陳宮の心をこちらに向けることはできなかった。その悲哀がひしひしと伝わりました。このドラマの陳宮は本当に魅力的で最高でした

ーー「レッドクリフ」でも、この物語を本当にけん引してるのは曹操ーー
ごみつさんは「レッドクリフ」から曹操の存在感に注目されてたのですね。私はもうひたすら趙雲さま@胡軍のかっこよさにうっとりして、見過ごしていました
確かに連合軍の結成も周瑜や孔明の活躍も曹操が小喬を横恋慕して攻めてきたからこそ発揮できた。映画の立場としては悪役なんだけど色気も備えどこか親しみも感じる存在でした。
呂布は・・・私も三国志随一の猛将なのに子供っぽいというか頼りないのが意外でした。それだけ純粋な人柄だったと表現したかったのかな?
まだまだ物語は続きますね!楽しみです


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Unknown (レッド)
2016-10-18 09:38:35
キャストさんを見渡すと。

『王的盛宴』で蕭何だった沙溢さんが孫策、同じく項荘だった聶遠さんが趙雲。
『始皇帝暗殺 荊軻』で高漸離だった何潤東さんが呂布。
『王妃の紋章』で蒋太医だった倪大紅さんが司馬懿。

みたいなかんじでついつい劉燁さん中心の相関図ができあがってしまいがちな私で毎度すみませんですが(笑)、このドラマ、日本での放映は観そびれてしまいまして。
全95話ときいて「なげえ……」と思ってちょっと食指が動かなかったのです。でも中華電視劇って観始めるとあっというまなんですよね。ドラマのつくりが日本とは違い、次回への引きとか余韻とかほぼ作らないので、「え、なんでここでいきなり『続く』なの? このあとどうなんの!? 早く次が観たい! 1週間なんかのんびり待ってらんねえ!」ってことになっちゃうんだろうなと。
自分も、どはまりした『宮廷の諍い女』がまさにそうでしたし(このドラマで雍正帝だった陳建斌さんがこちらでは曹操!)、ようやくBSでの放映が始まった『琅琊榜(ろうやぼう)』なんかまさに、「1日2回放送してくれてもぜんぜんいいよ!」ってかんじです(笑)。月から金まで毎日放送なので、ランチタイムのおたのしみとして機能しております。

ちなみに黃維德(ビクター・ホァン)さん。『琅琊榜』では悪役の誉王を俗物っぽく、かつ渋く演じておられて、いまちょっと気になるおかたなのですが、『三国志』では周瑜公瑾だったのですね!
にわかに『三国志』観たくなりました(げんきん
返信する
拡がる楽しみ♪ (himari)
2016-10-18 23:22:23
レッドさん
やはりスリーキングダムなので王冠3つ
趙雲役の人は「王的盛宴」で剣の舞の人だというのは気づきましたが、孫策役の人が蕭何を演じた人だとは・・・気づきませんでした。キャラクターも顔の感じも違う人に見える・・・すごいなあ中国演員さんは・・・・
あと、これは資料を見て気づいたのですが、関羽を演じたのは「硬漢」で劉燁さんの上官を演じた于榮光さん。こちらもぱっと見では気づきませんでした。
何潤東さんといい倪大紅さんといい陳好さんといい、確かに劉燁さんと共演している演員さんが結構いますねえ。
関連づけて考えてしまうのも迷ならでは☆そして新しい演員さんに注目して映画世界が拡がる。それもまた楽しい
そして夢中になってるドラマは、確かに1週間も待つのはつらい。見終わったとたん続きまであと6日と23時間もある、と砂漠の真ん中で憔悴してる気分になったことが私もありました。そういう意味では1日2回はファンにはありがたい。でもそうすると1か月半毎日2回ずつというのもまた大変なような気がして・・・出かけなくてはいけない日もあるだろうし、用事でドラマが見れないと録画したドラマはたまりにたまって・・・95話ですからねえ。
もう根性据えてこの1か月半の日々を三国志に捧げる!しかないか。
それとも中国の視聴者はせっかちで1週間なんて待ってられないのかも。適当に見ない時もあっても話の筋はわかってるし。それから週に2回にして1年で完結してもよいような・・・
などと堂々巡りな話になってしまいました
そして、今見ているドラマで気になる演員さんが出演してるということで興味がわいてくるのも”あり”だと思います
私も陳建斌さんが出てると知って「宮廷の諍い女」を見たくなってきました(
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