~窓をあけよう☆~

南米大陸の西側から、はるばる♪

先日友人のmaribvocalさんが旅行先から送ってくださった絵葉書、ペルーのナスカの地上絵の絵葉書は無事に届いたのですが、イグアスの滝の絵葉書は1か月以上たってもやってこなかった事をブログで書きましたが、月曜日21日にとうとう我が家のポストにやってきたのです!

広大な瀑布に虹の橋が掛かる、まさに壮観な写真です。

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境にある世界最大の滝であり、地図で見ると南米大陸の西側にあります。
これはmaribvocalさんから教えていただいたことですが
イグアス(Iguazu)の意味は先住民グアラニ族の言葉で「大いなる水(Y Guazu)」だそうです。
先ずはアルゼンチン側から見渡す限り見える滝を歩きながら観て「悪魔の喉笛」と呼ばれる瀑布の重低音も聞き、そのあと国境を越えてブラジルに入国しまずヘリコプターで空から絵葉書さながらの全貌を眺めボートに乗って滝に近づき全身ずぶぬれに、着替えてから写真に小さく見える展望台からイグアスの滝を見たそうです。
おお、その展望台といえばランプに描かれている



映画「ブエノスアイレス」より
うむむ・・この絵だと展望台というよりは崖の上ですな。それに映画の二人はアルゼンチンにいて、最後に到着した一人もアルゼンチン側から見ているので、ブラジルの展望台からは見てません。
アルゼンチンの展望台はこのランプの絵のようなのかな?
間近で見る感じはきっとこんな眺めのように思えます

そして絵葉書のような虹が掛かってたのだそうです。
自然の迫力には人間は到底かなわない。話を聞いただけでも壮大な景色が目に浮かびました。

ずっと滞っていた絵葉書。切手を見てみると・・・

消印を見ると投函してから1か月たってます。
リオデジャネイロ空港の前にあるポストに投函されたそうです。リオデジャネイロは地図で見ると大西洋の海辺にある都市でその沖がちょうど日本の真裏になります。
郵便の収集が滞っていたのか、収集されてしばらくそこにとどまっていたのか。でも、ちゃんと地球のほぼ反対側からはるばるやってきてくれました。何回集積され振り分けられ輸送されて大陸を横断し太平洋を渡りたどり着いたのだろう。
確か小公子だったか「遅れてもやりとげることはやらない事よりずっといい」というセリフがありました。ブラジルの治安は良い方ではないし、郵便が滞りやすいと後から知ったので、遅れてもちゃんと運んでくれたことの感動が大きいです。

そしてとても美しい滝の写真をありがとう(#^^#)


付けたし
お土産でいただいたペルーのマラス塩田の塩の袋についていた小さな人形には安全ピンがついていてブローチにもなる飾りだったので、せっかくだからセーターにつけています。

左の鎖骨あたりにいます♪

コメント一覧

himari
大自然を浴びる醍醐味✨
臨場感があって読むと光景が浮かんできました。トロッコ鉄道に揺られて降車してさらに長い時間歩いた道から見えた廃墟の橋の様子なんてまるでディズニーランドのカリブの海賊のアトラクションの最初の光景みたいだと思いました。
足元がちょっと不安な展望台、そして滝の水しぶきと轟音、滝アタックの時の水圧も。今日は暖かかったけど、最初に読んだのは昨日の午前で雨が降って寒かったので思わず行者さんの冬の滝修行とイメージが重なってしまい、おおう((@_@;))ガクブル
映画「ブエノスアイレス」ではイグアスの滝は人生の何かを象徴してるように思えました。滝にたどり着いたトニー@ファイはびしょ濡れになりながらこれまでの悲しみも流していったように見えました。
壮大な大自然の産物はなにか不思議な力を持ってるのかもしれませんね。本当に人生観が変わりそうです。そんな壮大さを全身で浴びた醍醐味を持てたことは幸いで、その話を聞く喜びもまた幸いだなと思います(^_^)v
水中カメラでびしょ濡れの写真もちょっと気になるぞ♪
maribvocal
イグアスの滝つぼアタック
himariさん、映画ブエノスアイレスでイグアスの滝を見たのは、レスリーさんじゃなかったのですね。しかも、愛の逃避行の末、道に迷って滝には行けず、ブエノスアイレスへ…。映画が撮影された20年前、世界遺産にはすでに登録されていたとはいえ、香港から見て地球の裏側、アルゼンチンを舞台に撮影した頃は、観光地ではなかったのでしょう。アルゼンチンはスペイン語。田舎じゃ英語は通じなかったと思います。

今は、イグアス空港からバスで一時間、アルゼンチン国立公園に入場し、天蓋車と言うのでしょうか、屋根しかないトロッコ電車に揺られて駅へ。そこから徒歩で滝見物の散策ルートを2~3時間。滝の上流は大きな川です。そこには過去の橋の残骸もありました。大豪雨で流されたのでしょう、赤く錆び付いた金属の鉄骨。日本でも山あいの鉄橋は、煉瓦や石の土台があって、アーチ型の鉄橋を渡した場所がありますが、その石造りの土台だけが空しく残っているというイメージでしょうか。映画が撮影されたのは、こちらの橋が現役の時代なのかも知れませんね。
怖いと言えば怖いです。私が行った時は通常の水量。天気も快晴。遊歩道と書きましたが、すべて人間が作った橋の遊歩道。設計ミスや老朽化や、大勢すぎる観光客が押し寄せたら大丈夫?
しかし、そんなことは、圧倒される滝の轟音とシャワーのように降り注ぐ滝のしぶきで、かき消されてしまうのでした。

私の絵葉書が届いたあと、テレビでイグアスの滝を見たのですね!それはグッドタイミング。「…ゴムボートで滝に向かう…」とありましたが、これがツアーに組み込まれている滝つぼアタックラフティング。ヘリコプター遊覧はオプションですが、ラフティングは、日本のツアーなら皆様体験できます。

滝の中には断崖絶壁のような場所とそうではない場所があります。ラフティングは後者。遊歩道から坂を降りて、着替え。日本人は持参の雨ガッパ。欧米人は水着。濡れて困る持参荷物は(カメラやスマホも)、分厚い緑のゴム袋へ。昔の潜水夫さんの服のような素材です。救命胴衣を装着して約20人の観光客は、ボートに乗り込みます。前後2名の係員。ポイントの滝までは滝見見物。近寄ってくる滝にワクワクします。
と、係員がカッパになりました。いよいよです。スペイン語でこれからアタックです、しっかりつかまってと叫んだような?

アタックは4、5回ありました。いったん目的地を見定めてエンジンをとめます。そして、回り込むように滝のひとつに向かってまっしぐら。ワーワー、キャーキャー歓声とも悲鳴ともつかぬ絶叫が全員からあがります。滝の中にはいった瞬間。もう、しぶきというかなんというか、なにも見えません。カッパの隙間から水が入り、首から背中を通って下着までびしゃびしゃ。なるほど、欧米人の水着はカシコイ。(笑)
水は容赦なく、顔もびしょびしょ。まつげが濡れてしずくがしたたってきっとすごい顔。主人が使い捨て水中カメラのシャッターを押してたら、何枚か、とてもお見せできない、カッパの帽子ごとびしょ濡れの私が写っていました。(笑)
風のない快晴だから良いけど、天気が悪い日は怖いし寒いだろうな。。。

良い体験でした。東京ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのなん百倍のスケールと、お孫さんのいるツアー同行者があとで感想を言ってました。
びしょ濡れになったけど、充実感満載。

この辺で。。。
himari
男のロマン、そしてここから一番遠いところ
maribvocalさん
絵葉書の画面から轟音が聞こえて、はるかな眺めを見た気分になれました♪それは現地から送られたはがきだから余計に感じたのでしょうね。
私はいざとなると気が利かなくて、ましてや海外となると呆然として何もできなくなるので、旅先での心遣いや絵葉書の郵送など驚いて、そして憧れます♪
南米での旅行は急に高地に登ったり、朝早くに出発して乗り物に長く揺られてついてからがまた歩いたり、小型飛行機に乗ったりと結構ハードで、ナスカやイグアスの滝を観光する人はある程度旅を心得ている方が多いのではないかと思いました。
「男のロマン」。そうかも。
ファッションなどのお買い物やグルメ旅とは違う、今は亡き文明や自然の造形した壮大な眺めを見る事こそが目的の旅。子供のころにテレビや本などで見た世界を目の前にする醍醐味。失われた文明の謎めいた遺産や圧倒的な自然の力を前に人間の小ささ、生きている時間の短さを実感してしまいそうです。

「ブエノスアイレス」は邦題で原題は「春光乍洩」と言います。雲間から春の太陽の光がさっと射す一瞬を言う言葉で現代では一瞬のエロティシズムを意味するスラングだそうです。
男性同士の恋人が香港の真裏、彼らにとっての最果ての地アルゼンチンに愛の逃避行をして、イグアスの滝を目指そうとするのだけど、どうしても迷って堂々巡りをしてしまう。
そしてブエノスアイレスにたどり着いた二人はお互い愛し合ってるのに、傷つけあってしまう堂々巡り。
新しい道を歩き始め滝にたどり着いたのはレスリー@ウィンではありませんでした(涙)

映画はブラジルには行かないので、ランプの絵はmaribvocalさんの言われた「悪魔の喉笛」の可能性が高いですね。それにしてもあのランプ、私もほしいのですが、果たしてアルゼンチンで売られていたものか疑問です。もしかしたら映画用の小道具ではとおもってるのだけど、どうなのだろう?11年前台湾で豪華復刻版DVDの付属品でこのランプの複製が入ってたそうですが、今は売られてないようです。

私はその壮大な景色を目にするのを実現できるか厳しいのですが、この記事をアップした次の日にテレビでイグアスの滝を紹介してました。ブラジル側からボートで滝に打たれに行く映像を見て、大迫力で滝に打たれるのを見てびっくり!
想像の翼は大きく広げながら映像を楽しんで心の中で旅行するのなら何度もできそうです!

maribvocal
喜んでくれてGracias!
南米の旅の最後、現地添乗員さんに教えていただき、ブラジルのリオデジャネイロ空港入口ポストに投函したイグアスの滝の絵葉書、大変のんびりしていましたが、無事に届いて良かったです!

滝のしぶきでびしょ濡れになりながら、憧れのイグアスの滝を、アルゼンチン側、ブラジル側と、徒歩やラフティングやヘリコプターで1日見学、興奮覚めやらぬ頭で、ホテルの部屋で書いた絵葉書…。喜んでくれそうなお友達を厳選して出しました。

映画ブエノスアイレスは、見ていませんが、主人曰く、イグアスの滝は、「男のロマン」だそうです。最初に訪れたアルゼンチン側の展望台。窓がないミニトレインの終点から散策ルートを進みます。水量は普通という9月でしたが、滝の轟音は聴こえてきます。そして眼前に壮大なイグアスの滝が広がりました。
よくぞこんなと危険な場所に橋の上の遊歩道と、張り出した展望デッキを作ったなあと感心してしまうような場所です。「悪魔の喉笛」。アルゼンチンはスペイン語。このネーミングは、直訳。滝つぼに落ちる滝の水量のすごいこと。。。手前も左右も目の前も全部滝、滝、滝。約280の大滝の集合体がイグアスの滝。幅が世界最大と言われる所以です。滝のしぶきで全身びしょ濡れ。のぞき込むとまるで吸い込まれていきそう。本当に恐ろしい滝つぼ。でも、不思議ですね、眺めていたいのです。
大自然を前に、人間はなんてちっぽけなんだろう? 小さなモヤモヤも、ちょっとしたイライラも、この轟音とどろく壮大な滝の前では、あまりにもつまらなく思えました。

人生観が変わる?

映画ブエノスアイレスで滝を見たのはお一人だけ。どんな思いで滝をご覧になったのでしょう。
ランプに描かれた絵は、アルゼンチンで買われたならアルゼンチン側、きっと「悪魔の喉笛」じゃないかなあと思います。

成田からニューヨークまで14時間のフライト、乗り換えてペルーのリマへ。ナスカの地上絵はバスで6時間揺られた先の小さな空港からセスナ機で一時間の場所。右へ左へ旋回しながら、見学です。12の絵を見ました。リマに戻って二時間のフライトでクスコへ。標高0mから一気に富士山並みの3,400mの高地。そこからバスや登山電車でマチュピチュ村。マチュピチュ遺跡はそこからバスで一時間半。イグアスの滝は、リマから四時間のフライト。遠い遠い地ですが、いつか行って下さいね。
himari
イグアスと愛情の物語
よしこ☆さん
最近は更新もゆっくりなこのブログを変わらず訪問してくださりありがとうございます。
サイトのブログデザインですが、字の大きなワイド版を選ぶようになりました。もともと字数が多いこともあり、少しでも見やすくなればと思いまして☆。そのためシンプルなデザインになりましたが、中身はおんなじですよ♪。のんびりした時にこちらに訪問してくださり光栄でとても嬉しいです(^^)/♪
そしてよしこ☆さんも「ブエノスアイレス」に思い入れを持っているのですね。映画製作に行き詰まり変更が重なったり、アクシデントもあり、主役の一人が途中で変わったりして撮り続けた膨大なフィルムの中からつなぎ合わせた映画から一つの愛情の形を鮮やかに浮かび上がらせた経緯もまたドラマチックですね。監督の手腕とセンス、そして何より主演二人のたたずまいに凄みを感じます。
依存し絶えず相手の愛を試してしまう者と愛してるから受け入れながらも苦悩しついに新しい道を歩み滝にたどり着く者。
言われている通り同性異性を問わず愛の甘さと残酷さを表していて余韻が残りました。何よりレスリー@ウィンがかわいそうで心が残りいまだにブエノスアイレスの街角で酔いつぶれていそうな気がしてます

イグアスの滝の情景を友人の話から感じれたこと、そして絵葉書は本当にうれしい贈り物でした。旅行先から絵葉書を送るのって切手の買い方も出し方も国それぞれだし旅行スケジュールもタイトだしで大変な事だったのではと思います。
よしこ☆さんならできると思いますよ(^_^)v
私もいつか旅行先で実行したいと夢を持っています☆




よしこ☆
ウェブサイトのデザインがおしゃれなかんじに変わって、少々気おくれしつつも、ノンビリした心持ちの日にはアクセスするのは変わらずです。
ハガキが届いたことを知り嬉しく思いました。『ブエノスアイレス』は映画というよりは、ドキュメンタリーのようで(実際そんな成り立ちだったようですが)、男性同士であっても、異性同士であっても、情と愛のバランスの苦しさが描かれていて、私だけじゃないとすごくほっとした映画で、思い入れがあります。
ということで、彼らが目指して結局二人ではいけなかった場所ということで、私には特別なところで、そして、そんなやっぱり大変な場所へ行ってしまう日本人がいて、そんなご友人がいらして、しかも(たぶん日本の観光地で買って出すほど簡単じゃないと想像)ハガキを送ってくださるなんて(そして到着まで一ヶ月も焦らして)、多方面でしびれました。いつもありがとうございます。
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