別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン8 雑感感想その9

2014-11-24 10:37:31 | シーズン8
第15話 わんにゃん魔法使い騒動の巻。

この回は本国でかなり評判が悪かったらしい。曰く、魔法使いの定義をめちゃくちゃにした!とか、後付設定にもほどがあるとか。もろもろ。
わかる気はする。普通の人間が自主勉で魔法使いになれてちゃあ、ホグワーツも要らないわさ(笑)
ま、私はそこらへんはまるで重要じゃないのでぶっちゃけどうでもいいのだが、ストーリー的にもさして面白くはなかったね。

重要な点は、兄貴が犬嫌いで猫アレルギーだったってことだ。うん、そこだ。
ディーンってなんとなく動物好きそうなイメージがあった。だってすぐ側に犬がいるし、自分が猫だろ。
そういうイメージじゃない(笑)

本当はサムの方が確かに動物好きかもね。家出少年した幼い日も、前半のアメリア劇場でも犬飼ってた。今回もポーシャ@犬型の扱いは優しかったし。
その割に、子供はあまり扱えない。そっちは兄貴担当。
犬があまり好きでないディーンと、そんな彼に結構突っかかるポーシャ@人型ですが、なぜか二人で行動。弟は刑事役聞き込み。
気の強い美人、おまけにブラック系はディーン好きだからね(笑)

兄貴調で言えば、結局ワンコの取り合いだったわけだ…。人殺しは駄目として、犯人だったスペンサーの気持ちもわかるよ。主人とファミリアの関係をどう見ても越えてるのに、人目をはばからない二人。イラッとするわね。ポーシャは頼みに来たわりに上から目線だし。兄貴の犬目線のせいだけど(笑) ディーン、獣○に興味深々。色々想像しちゃったらしい。
ジェームズは腹を立てると二人を吹っ飛ばすし、基本この魔法使いとファミリア、自分らのことばっか(^_^;)
ファミリアが主人を決めるなら、猫のフィリップが決めたスペンサーともソウルメイトにならんのか。変なの(笑)

兄弟間は、また信頼しない、するで揉めかける。
兄「俺は変わってやれないしな」(試練のこと)
弟「何で変わりたいんだ。僕が上手くやれるか心配なんだろ」「何で僕を信じないのか、僕を信じないんじゃなく、兄貴は自分しか信じない」
信用足らんのはそりゃあんた、前科が。それにディーンは狩りの技能以外は、基本自己不信にハマるタイプだよ。そして信じる信じないより母心なのはもう知ってんだろサム。このシナリオ書いた脚本家が知らんのか(笑)

親爺の手帳から、ボビーの資料にガイドが移っとる。
三馬鹿大将って誰? こういう会話は嬉しい。


第16話 暇を持て余した神々のたわむれの巻

引き続き、ゲスト出演者像に魅力が欠けてる。ギリシャのカミサマ、どうなんだあれ(笑) プロメテウスであるシェーンは、恋人と息子を守って死んだしまあ良い男。あのささやかな家族模様は家族ものスキーの私には良かったが。子役も可愛いかった。
恋人ヘイリーの独断が不味い事態を呼ぶけれど、母親だからしょうがない。普通の人には、まさかオリンポス十二神の主神たるゼウスに、なんの慈悲もないなんて思えないだろうし。
呪文で呼び出されて拘束されてる時点で、神じゃねえだろ。しかも殺す方法が賢人の本にあるそうで。魔物扱いです。スパナチュワールドでは“あの神”以外の分野別神々の設定は相変わらず酷い(笑)
ただの嫌なおっちゃんになってたゼウス。いかに壮大な特撮は不可能にしても、もうちっと特化した面をだね…。俳優さんは渋いおじさまで私好みだったのに残念。
ゼウスにも増して、娘で狩りの女神アルテミスも、親に隠れてプロメテに惚れてただけのおねえちゃんにされてた。
なぜ兄弟をその場で殺さず、よそに連れて行って処分しようとするんだ。そこでやりゃいいでしょ(笑)
アルテミスがプロメテウスを愛してることを見抜いたことよりも、言い訳にかけては第一人者である弟のハッタリ説得術の冴えてることよ。
でもあれだけで、父親に弓を向けて殺そうとまでスルッと変わる早さはどうなんだ。ゼウスといいサムといい、強気にキッパリ言いつける男の言葉に従うなんてアルテミスらしくない。そんな自主性のない女神じゃないですよ~。狩りの女神と言うけれど、目標に向かう集中力を現すのがあの弓なんだけどね。
ま、そんなことスパナチュで言っても始まらん(笑) その時の兄貴の『どう転ぶんだこれ』みたいな目玉ひっくり返しながら壁に引っ付けられてる顔が可愛いかったからいいや。
壁ドン萌え!(違います)

シェーンとヘイリーの息子オリバー君はデミゴットなはずで、そのうちに凄い力が出てきやしないのかしら。人見知りだった彼に、ディーンやさしい。ジェンの表情v
シェーンを荼毘に付しているラスト。「サンデー食べに行こうか」と不器用に慰めるサムに、「行かない、ここにいたい」とハッキリ返すオリバー。いなされる弟(笑) やはり子供は兄、動物は弟の分担ね。

「ジェイソン・ボーンのように戦って、よく死ぬ。凶暴な女に縁がある男は?」「お前しか思いつかん」
おにやんはおとうとのことと下ネタしか考えてないのです。
そしておとうとは、兄貴の説明や自慢をサックリ切る習性なのです。
ゼウスの崇拝者のグループが近くの町にいるって。なんたるご都合!(笑)
フルブライトを手に入りにくい宝石と思ってた兄貴。ヘイリーに、「その辺のジュエリーショップで簡単に手に入るわよ」と言われて目が泳ぐ。
兄弟共にジュエリーなんて知らんよな。私も知らなかったもん。ヒーリングジュエリー作ってる友達なら知ってたな。
盗みに入られた大富豪は、「なんでこんな価値のないものを盗んで、宝飾品や金を持ってかないんだ?」とハテナだったろう(笑)

サムに順調にフラグ。どんな些細な前兆も見逃さないディーンの兄クオリティ。
突然吐血してぶっ倒れでもして兄貴を苦しめないためにもか、「僕は甘かったんじゃないかと思う」と緩やかーに予告を出すサム。
お前は普通に生きて長生きして死ぬんだよ、と大丈夫言い続け、部屋で一人キャスに祈るディーン。
ああこの兄弟はもう…!(じたじた)

次回からは終盤に向けての試練のラインに。ブレの無いキャラの悪魔たち、再登場の好評なサブキャラたちはいいんだけど、やっぱり天使ラインがうっとおしくなる。きゃつら能書き言っていて、結局はエゴと保身と中二だからな。キャスは違うけどしっかり巻き込まれてる。
キャスはほんと健気な奴だと思いますよ(笑) けれど彼を出すには天使一人というのはできず、どうしたって天使連が登場するのでなあ。


もう全然ネットもできなくて、J2情報も追えてないんですが、シーズン10は今のところとても評判良いみたいで安心した。
そして先ごろの200回記念エピソードもまた、概ね大好評だった模様。兄弟とファンの原点を見れる話で、悪魔も天使も出てこない。
よし! やっぱわかってるよカーヴァーさん!(シナリオは別な人)


Supernatural - 200th Episode Party


200回記念パーチ―の模様。ジャレの奥さん、チャーリー役のフェリシアも登場。インパラケーキ、電気つくんだねv
クリプキは髪が薄くなったな(笑) シンガーさんは渋カッコよく、カーヴァーさんはオタクっぽい。

ハグはいつでもジャレからなのです!vv


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