1月10日(火) <PM2時>
『福島レポート3』
渡利小学校周囲で2μSv/h近く出るところがありました。全体的にとても高かったです。周囲どこを測っても低いところがあまり無い。さらに子どもたちが外でマスクをしないで遊んでました。外で遊んでるだけでも衝撃なのに、マスクをしていなかった。きっと短時間なのでしょうけど、なぜ?って思ってしまいました。東京なら空間線量で2μSv/hなんて大騒ぎになるのに…。
遊んでる子どもたちを見て涙が出て悔しくて…。福島の子どもたちはこんなに守られてないんだって。それは政府や福島県、福島市、東京電力の責任重いし何とかしてよと思うけど、でもそれを見過ごしてきた自分もまた彼らを見殺しにしてるのと同じだって思ったんだ。だからどうしたらいいかわからなくて逃げるように渡利を去ってしまった自分。
渡利地区は周りに山があり、また雨が降ると除染してもまた線量は上がってしまうとのことでした。以前紛糾した住民説明会の映像を見ましたが、避難地区に指定せず除染するとの一辺倒だったと思います。住民の参加者みなさんが怒ってました。しかし、渡利支所でも除染事業者募集の貼り紙がありやはり除染するみたいです。写真は撮っても見えづらいですが、募集の貼り紙です。
渡利の現在の状況やこれまでの経緯を見られるサイトを載せました。リンク先にはさらに様々な団体がつながってますので、調べてみてください。寄付の受け付けもしてましたよ。
渡利の子どもたちを守る会 http://save-watari-kids.jimdo.com/
OurPlanet-TV渡利地区特集(動画) http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1281