(日光移動教室観光地点の実踏調査にて保護者により撮影された写真)
東村山市では、市立小学校15校のうち12校が栃木県日光市で移動教室を行っています。
ところが3.11以降栃木県日光市は、汚染状況重点調査地域に指定されてしまいました。
汚染状況重点調査地域とはなにか?東京新聞によると次のように説明されています。
・東電福島第一原発事故に伴う放射性物質汚染で、国の責任で除染を行う地域。
・放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、自然界から受ける以外の被ばく放射線量(追加被ばく線量)が年間1~20ミリシーベルトと見込まれる東北や関東地方の8県104市町村が指定された。
・市町村の半数近くを関東が占める。
・指定は、除染費用を国が負担することが前提条件となっている。
つまり「国がお金を出すので除染してください」という環境であり、東京電力の原発爆発事故により拡散されてしまった人工放射能により特に汚染された地域のことなのです。
世界でも類を見ない深刻な原発爆発事故のなか、東村山市内より放射能汚染が激しい日光市へわざわざ子どもたちを集団で行かせることに疑問を感じ、該当する小学校長や教育委員会へ問題提起し、私たちは対話を重ねています。
同時に日光市で生活する子どもたちの健康面のケアは確保されているのか心配をしています。
放射能問題で不安や疑問をお持ちの保護者の方は、ぜひ参加をお待ちしています。
心配でも表立って活動できない方もいると思います。そんな方はメールでお声を聞かせてください。
ゆるやかネットでは、そんな参加の仕方もあります。
また現在日光市の保護者と交流会を計画しています。詳細は後日お伝えします。
ぜひご覧ください。