小平市議会議員★あぶかわひろしのあぶログ★

☆★☆小平をキーステーションとした,地域密着型活動リポート☆★☆あぶかわ浩のブログ

◆ワクチン後進国日本?ワクチンで救える命を救え!〓H23年3月定例会一般質問報告②

2011年02月26日 | 感染症対策への取組み

あぶかわ浩の3月議会一般質問2問目のテーマは、

②ワクチンで防げる病気(VPD)に対する今後の
  施策について━
です。

今回の質問では次の4つの、ワクチンで防げる病気
(VPD)について認識と今後の基本方針を問いました。

  水ぼうそう(水痘)について
  おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について
  B型肝炎について
  ロタウィルスについて
 
 ━それぞれの内容については後日紹介いたします。

これまでもあぶかわ浩は、予防接種で防げる事が判っ
ているのに防がないのは、もはや虐待に近いとの意見
を紹介、予防ワクチンの啓発活動を続けて来ました。

勉強を進める程日本がいかに遅れているか、各種予防
ワクチンの後進国であるかを思い知らされて来ました。

最大のバリアは1つに情報の不足であり、2つには接種
費用があまりに高額であるということなのです。

私が感染症ワクチンの公費助成を進めなくてはならな
いと強く思うに至ったのは一つに、ある母子家庭の
お母さんとの対話
がきっかけでした。「子どもの命を守
りたい気持ちは、母親として当然です。でもわかっては
いても、汗水たらして懸命に働いても、高額な接種費用
は現状とても出せないんです‥」

まさに、経済的格差が命の格差となってしまっている
現実を突きつけられた思いでした。

もう一つは医療現場で働く看護師さんの言葉です。
私の提案が実り、小平市でヒブワクチンと成人用肺炎
球菌ワクチンの公費助成が開始されたとの報告を街頭
で行っていたところ、じっと聞いて下さる女性がいました。

その方は医療従事者として、「どうか小児用の肺炎球菌
ワクチンも助成の対象に入れてほしい。これは看護師と
しての現場の声です。」と淡々と語られました。

思いが伝わるこれら2つのご意見を受けての活動の中、
小平市では抜け落ちていた小児用肺炎球菌ワクチン
の公費助成が、ついに23年度の予算書の中に計上さ
れました。感慨ひとしおです。
 
       あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
  ワカモノのミカタ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆子ども達の声、「ボクらは一... | トップ | ◆小平市県人会連合会総会に参... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

感染症対策への取組み」カテゴリの最新記事