10月18日の箱根駅伝予選会━予選通過の最後のひと枠の
第10位の発表を創大・駅伝チームの若き選手たちが祈る様な
表情で待っていた。
「お父さん、頼む。お父さん‥」
3年生の新村健太選手は今年3月最愛の父を亡くした。父の
勧めで始めた陸上。しかし現実は厳しく、他選手との実力の
差、さらにはアキレス腱の負傷に悩んだ。
年末の帰省中、父は息子の心境を全て悟ったように語る。
「しっかりやれよ!」
その言葉が父の最後となった。
突然の別れに競技を辞めることさえ考えたが、寝ても覚めても
父の言葉が蘇る。
「健太、がんばれ!健太、負けるな!」
実家から戻り、再びチームに合流。迎えた予選会では父への
感謝の思いが執念の走りにつながった。
「第10位、創価大学!」
次の瞬間、歓声が沸きあがる。新村選手は心の中で叫んだ。
「お父さん、やったよ。本当にありがとう!」
選手たちは、深く強く心に刻んでいる。競技を続けられるのは
当たり前のことではない。家族、恩師、仲間たちなど大切な人
たちの応援があってこそできるということを。
若者たちのひたむきな思いが、時代精神となっていくのだ!
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
衆議院議員選挙が公示され、舌戦が展開されていますが
9月定例会後すぐに決算特別委員会が開かれ、その後は
市民祭り、産業祭と続き、さらには委員会別議会報告会
となり、あっという間に12月議会がやって来ました。
そんなわけで議会質問のご報告ができていませんでした
ので順番に発信させていただきます。
小平駅北口、花小金井第5号踏切、大沼通りの
諸課題と安全対策について!
早期の進展が期待される、小平駅北口地区のまちづくり
の現状と課題、標識無視の多い花小金井第5号踏切対策、
大沼通りの諸課題について質問しました。
まず小平駅北口と都市計画道路3・4・19号線について、
この道路は平成27年度までの優先整備路線となっている
にもかかわらず全く動く気配がない。
優先整備とはどういう意味で、東京街道以北を先行する
ことができるのかを聞きました。
答弁は、27年度までの10年間で優先的に整備するものとの
事だが、着手すらされていない実態が確認されました。
また状況により東京街道以北を先に事業化することも可能
と考えていることが分かりました。
2点目の、標識無視の多い花小金井第5号踏切については
路面標示は難しいが、右折禁止を周知する注意喚起の
看板の設置を検討するとの答弁でした。
3点目の大沼通りの安全対策については段差の解消など
バリアフリー化を進めること、安全で安心の歩行空間確
保のため歩道段差改良工事を実施する事になりました。
また専門家や利用者の意見を聞きながら点字ブロック等
の設置をするとの答弁がありました。
更に半世紀にわたり未解決の市道第C-59号線、通称
石置き道路の安全対策については、この10年間、地権者
との交渉が途切れている実態があります。
今回の質問で、土地所有権の問題ではなく、安全化を
何とか一歩前に進めるために、市の側からのアプローチ
での交渉再開を約束することができました。
今後の進展と少しでも対策が進むことを心から願いながら
進捗を見守りたいと思います
あぶかわひろしは今日も行く
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