これからの河内のあり方を勉強するため、今回は農産物等を活用して地域おこしで有名な、高知県馬路村と徳島県上勝町へ二日間かけて視察してきました。
馬路村は人口1,000人程度の村ですが、ゆず加工で有名で全国にその名を知られています。
一方の上勝町も食材として葉っぱ産業を手がけ、料理に彩りを添えるという斬新的な発想でこれまた全国で有名です。
今回は、ふたつのまちの取り組みについて、これまでの経緯と今を勉強してきました。
のどかな山間地に馬路村はありました。
年間6万人の観光客と、400団体の視察を受け入れているそうです。
村を紹介するパネル。温かさをを感じました。
ここが馬路村の農協オフィス。
驚いたのはコールセンターの役割をしていました。
土曜日でも出勤され、電話で注文の応対をしていました。
農協が地域おこしを担う村でした。
ゆずを加工するジュース工場を見学しました。
すべてのラインが自動化されていました。
人口の1割がゆず産業に従事しいるとのことでした。
二日目の朝は、高知市内の日曜市を視察。
このような風景が延々と続き、農産物やら、金物、地元料理などで賑わっていました。
それにしても南国土佐は暖かかったです。
午後から、上勝町での研修です。
この町は葉っぱで有名ですが、そのほかにも徹底したゴミの分別収集事業者、自家用車による交通体系を整備するなど、全国に先駆けた地域おこしを展開しています。
この葉っぱによる地域おこしに、全国から毎年4,000人の方が研修に訪れるそうです。
葉っぱ産業は軽作業でもあり、高齢者の方でも作業ができるなどお年寄りにもやさしい地域おこしとのことでした。
この葉っぱによる地域おこしの取り組みは、この地でロケを行い映画化され上映中とのことです。
視察を終え帰路につきましたが、感じたことはふたつのまちとも、たった一人の人間の着想を生かし今日に至るとのことです。
そしてどちらも立ち上げ当初は、関係者から反対され、挫折しそうになりつつも、ひとりひとりの人間関係を大切にし成功に導いてきたことです。
どこにもないことをやろうとするわけですから、なかなか理解はされにくいでしょうが、まさにゼロからの栄光へと駆け上がったストーリーのように感じました。
役員の皆様お疲れ様でした。ぜひ河内の今後に生かしたいものです。
本日もご覧頂きありがとうございました。
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