こぶこぶたのまいにち~今日もやさしい風がふく

肺がんだけど明るく楽しい日々の暮らし、休眠療法での進行形の病気とのお付き合い記録をつづります。2年4ヶ月経ちました。

もどかしさ。

2008-01-17 06:40:05 | 治療経過・病気
昨日、お昼2時過ぎkobuの実家のお義母さんから連絡が入りkobuの調子があまり良くないとの事。急遽仕事を休み実家へ向かいました。

結果、大事には至らなかったのですが、このところ日に日に容態の変わっていく様子にもどかしさを感じています。

痰も自力では出せません、体も一人では起こせません、皮下転移も広がっています。家族の思いをよそに病気はその歩みを止めてはくれません。

人間って本当に非力です。祈るしかありません。本当にもどかしい。

何がkobuに今出来るんだろう?そういつも考えています。
一緒に居てやりたいです。

すみません、kobuが見たら怒るとは思いますが、今なかじ~の思いを書いてみました。読みたくない方は読み飛ばして下さい。

追伸 その中でも昨日はkobuの左足が少し動いていたのが救いとなりました。

土日には実家に・・・・

2008-01-08 07:02:28 | 治療経過・病気
なかじ~です。

週末、土日にはkobukobuに会いに行きます。
最近は少し咳の出る回数が増えているkobukobu。心配です。
そばにいるだけで何も出来ませんが、また皆さんに様子をお伝えいたします。


あけましておめでとうございます!

2008-01-01 06:40:30 | 治療経過・病気
おひさしぶりです。旦那のなかじ~です。

新年あけましておめでとうございます。

私の方からここ最近のkobukobuの状態を報告させていただきます。

A医療センターに戻ってきたkobukobuですが病院側としては脳梗塞に関しての治療は点滴治療しかなく、加えて肺がんの治療はもう「打つ手なし」との見解で昨年年末には「退院」という勧告がありました。

こちらとしてはマヒの残ったkobukobuを家に帰すのは少し不安がありましたが、

1.帰ってからも主治医はA医療センターなので、急変があればいつでも受け入れる。
2.自宅に帰ってからは地域のケアマネージャーに病気の件は託して地域の施設などを
  利用して自宅往診、リハビリができる。
3.今回、介護保険も使用できるので経済的負担は少ないはず。
4.本人も自宅で治療するのを望んでいた。

との理由などにより「退院」を決定しました。

そして昨日退院をしたのですが、A市の自宅は誰も留守の間、介護できる人間がいません。結局、実家のK市にて両親のお世話になることにいたしました。

でも今回の退院、先日新聞記事にも書いてありましたが、いわゆる病院側(厚生労働省)の病院からの患者減らしの一環だとか・・・。減らした病院には何か厚労省から見返りがあるような内容が書いてありました。
病院には「してやられた」感はありましたが、今彼女は実家におり、多少病院の不安感は
無くなったように思います。

ただ、今後の不安はやはり募ります。
元々の肺がんの治療は「丸山ワクチン」のみしか出来ていません。このままでいいのでしょうか?実家の両親の不調の場合はどうしたらいいのか?経済負担の問題。
今年は色々考え、選択をしてく年になりそうです。

このブログをご覧の皆さんも何かいい方法、知恵がありましたら教えて下さい。
そして今年こんな状況が続くと思いますが少しでも「いい方向」に前進できたらな、と思います。

それでは。

なかじ~

毎日誰かに助けてもらっています

2007-12-25 23:08:13 | 日々の暮らし
おむつに排便しなければならないのにうまくいきません。寝ながらって排便できますか?経験者のかたこつをおしえてください!力がはいりません。ポータブルに夜中にお願いしたり、日中頼んだり、実にうるさい要介護の患者だろうと思います。夜中にお願いすると、私の場合は左にまひがあり、人手がたくさんいるのを理由にこばまれてしまうのです。おむつにしろ!と。しかし、でないんですよー(;_;) そんな私の友達はあんねんいも。これ、便通にいいです。
朝食べると昼にはすっきりです。もちろんいろんなひとにたすけてもらわなけれべならないわけですが。明日の夕方にはリハビリもはじまるわけで、体を軽くしておきたい私です。
介助については母は元ナースなんで助けてくれます。でもじぶんでトイレにいけるようになるのは目標です。病院よ、さんざんめいわくかけたね、ぜったい自力排便できるようにがんばるぞ!
今日のリハビリではリハビリ室につれていってもらい、明日からリハビリをはじめることになりました。
年末ですが、今週中はリハビリに通い、がんばり、年明けにはリハビリに通うために通院、ということになりそうです。新しい病院になるので動かない左足やら左手がうごかせていけるようにしていきたいです。がんは不変なんですが、今は存在を忘れらています。ひとりでは立つことも出来ない体になったわけで、これを克服せねば。車椅子の世話になることばかり考えていてはだめみたいです。えんげ障害も若いときにやり、克服してきました。また、えんげはわるくなっていますが、この食欲があればだいじょうぶかな?あと、下のことですね。がんばります!
まひのせいか、顔がこわくなっています。姉たちは「ましになった」といいますが。娘が怖がっているように思えます。はやく、日常を取り戻したいです。

応援をありがとうございました

2007-12-24 22:08:03 | 日々の暮らし
なかじーが報告してくれたように、A医療センターに今は入院しています。
もうだめかなと覚悟もしたりしましたが、まだまだやらなきゃならないことがあるようです。リハビリもやりながら、年末には退院をめざしています。退院したらまわりにめいわくばかりかけてしまいますが、すこしでも迷惑にならないようにがんばろうと思います。左手や左足が今は自力で動かすのにかなり難儀です。えんげもまえより困難気味なときもあります。そのぶんがんばっていきます。がんでもいろんなことがあるんだなあとつくづく思ったことでした。
今日はクリスマスパーティですね。みなさんがすてきなクリスマスをすごせますように。
こぶこぶた家ではなかじーがこどもたちを回転寿司につれていったようです。私は病院で母に夕食の介助を受けていました。
年老いた両親にたいへんな年末をむかえさせてしまい、申し訳ないです。はやく回復したいです。

転院後

2007-12-18 05:27:06 | 治療経過・病気
昨日、古巣のA医療センターに戻って参りました。

寒い朝でしたが、防寒着を着込んで介護タクシーに乗り込み約5分で到着。
まっすぐ元のベッドに直行いたしました。

kobukobutaの様子は大分先週の水曜よりは良くなっておりますが、やはり今までと違い左半身がマヒ&無表情です。受け答えはかなりはっきりしているのになぁ~と
思いつつも、まだリハビリはこれからだ!リハビリできっと良くなる!と思っております。

転院してから看護士さん、主治医の先生と話をし、なんやかやですぐ昼になりました。本日は転院早々食事は出ないのでこちらから持参した「プリン」を食べました。kobukobuはやはり食べてる時が一番嬉しそう!1個ペロッと食べてしまいました。食事の間にも、「このプリンが元で高校生の時5キロ太った」との話も本人の口から出てちょっとビックリしました。(以前、高校の時事故で入院してその時にプリンを食べていたそうです。)

その後、まだkobukobuは誤嚥などがあるし、食べれる量も少ないとの事で病院食ではなく好きなものを持ってきて食べていいですよ!との病院からの申し入れがあり、本人が好きなものを食べれる事で食欲が上がってくれたらと思います。

本日からは私も仕事に戻らなくてはいけません。昨日の夕方もベッドの上で何も言わずじっとこちらを見られると辛いし心配な気分ですが、出来るだけ時間が空けば
病院に足を運ぶつもりです。本人のしんどさ、辛さを思うと代わってやれない分、出来るだけの事をしてやるつもりです。

本日からはなかなか更新も出来ないかも分かりませんが、時間が空けばパソコンに書き込んでいきますので、皆さんまたお立ち寄り下さい。

乱筆、乱文お許し下さい。

なかじ~


プリンがおいし~い

2007-12-17 07:16:34 | 治療経過・病気
なかじ~です。昨日のkobukobutaの病状ですが・・・・

一昨日とさほど変化はありませんでした。でも今までより寝ている時間が少なくなったように感じられます。大分頭もはっきりとしてきたのでしょう。目で物を訴えているのが分かるようになりました。

昨日は本人にとって嬉しいことが2つありました。(本人には聞いてないが。)

一つは何日か振りにお風呂に入れたこと。
自宅にいる時もお風呂に入ると息切れがして動悸が激しくなるので、なかなかお風呂に入れませんでしたが、看護士さんの手も借りて久しぶりに入りました。本人は大分これが嬉しそうみたいでした。(kobukobuは風呂好きなのです。)でも、お風呂のあと蒸気の刺激と動機で少ししんどそうにしていたのが可哀想だったかな。

あと一つはこのO脳神経外科に入院して初めて食べ物が口にできたこと。
最初から様子を見てくれていた看護士さんが”これなら大丈夫だろう”との事で
許可してくれました。しかも大好きなプリン!本人本当に嬉しそうでアッと言う間に平らげてしましました。(これが病人かと思うくらい早かった。)
しかも誤飲もなく全然咽なかったのが幸いでした。

毎日良くなっていくkobukobuを見ているとこっちも嬉しくなってきます。

今日は転院の日、少し寒い朝ですが用心して移動いたします!

ゆっくりと・・・・・

2007-12-16 06:09:50 | 治療経過・病気
おはようございます。なかじ~です。

昨日のkobukobutaは一昨日よりもまた良くなっておりました。(嬉)
まだ顔の表情は以前と同じようには出せませんが、「笑ってみ~」
と言うと口の端を少し上げることが出来るようになってました。

そして食欲。昨日は喉のマヒの影響が少しまだ残っているかもと言う
療法士の先生の判断で食事は出なかったのですが、昼過ぎから「お腹がすいた」
「プリン食べたい」と言葉で意思表示するようになりました。しかも
お腹のすき過ぎで「お腹が痛い」ようです。(笑)
昨日、看護士さんにも家族から本人の必死の思いを伝えたのですが結果は
”誤飲などで気道に入り肺炎などになったら本人もしんどいですよ”と言う
理由でダメでした。その時の本人、かなりヘコんでました。よっぽど食べたかった
んだろうな~。(ちなみにkobukobutaはプリン、ヨーグルトが大変好きなのです。)

本日は再度療法士の方に申し入れ、病状を確認してもらい、出来たら食べれるようにしてやりたいです!待ってろよ、kobokobu。今日は食べれるぞ~!!

それと、あと一つ、大体この手の病気をされた方の家族はこう言う経験が
あるかと思いますが、kobukobuの場合もここ最近の「記憶」が定かでない
ことです。入院してから本人の訓練の意味でも聞いているのですが、

答えは「分からん」。

確か先々月くらいに市役所からもらった障害者申請の書類があったと思ったのに
やはり同じ答え。同様の答えは、「昨日は良く眠れた?」、「キャッシュカードは
どこにあるの?」、「お見舞いのお返しはしなくていいのかな?」というような
質問についても言ってました。(最後の質問は本当に分からなかったと思いますが・・・。)

そう言えば、今回の入院の前にも10月に京都で心嚢水治療で入院した時の話を
「あんまり入院の記憶がないねん。」と言ってました。どうも短期の記憶があやふやになってるようです。

でもその他の記憶は大丈夫なようなので一安心。ま、これから精々私が家捜しして
必要なものは見つけるようにします!


明日月曜日は再度A医療センターに転院予定です。(O脳神経外科病院はその名前
の通り脳の分野専門であり、梗塞の点滴治療はA医療センターでも出来るので、
本来の肺がん治療を考えると他の診療科のある病院がいいとの判断です。)
なかなか、落ち着きませんがしっかり治療できるよう周りがサポートして
やるつもりです。



回復進行形!!

2007-12-15 01:13:26 | 治療経過・病気
こんばんは。これで3日目なかじ~です。本日のkobukobutaの病状を報告させていただきます。

本日の彼女は午前中は昨日と変わりない状態でした。視線も凝視するばかりで表情もなく、声も発しませんでした。朝10時ごろに言語療法士の先生が今の喉と声帯の状態を確認してくれましたが、少しマヒの影響があり物が飲み込みにくいものの、声はきれいに発声できるようです。
治療については引き続き血栓を溶かす点滴を致しましたが、「脳梗塞」の通常の治療はこの点滴になるようです。今まで脳の病気となると開頭手術と言うイメージが自分の中にありましたが、「脳梗塞」の場合、「脳出血」などと違い血管の詰まりだけなのでこの治療が一番いいようです。(手術をすると脳にダメージが起こった場合、再生しないからだそうです。)

今日は朝から面会人が多かったです。なかじ~、なかじ~の母、kobukobutaの両親、上の姉さん2人、そしてわれらが息子です。面会人が多かった分、彼女も疲れたと思いますが私の母、息子、姉さん方と会って彼女も嬉しかったと思います。

特に上の姉さん2人には病床の身の上とは言えギャグや突っ込みを受けて、
普段のkobukobutaなら大笑いとなるところでした。話の最中も頷くものの
無表情のままだったのですが、一瞬、口の端が持ち上がったのをなかじ~は
見逃しませんでした。

「あっ!笑ったやん。今笑ったわ。」本当に微かなんですが確かに動きましたよ。
やはり血を分けた姉妹、kobukobutaのツボをよく心得てます。これを見て希望が湧いてきました。そして気がつくと、目も一昨日は若干虚ろだったのが、以前の輝きが戻り目に表情が出てきました。

kobukobutaは回復に向かって現在進行形です。明日はもっと良くなっていると思います。

「明日のkobukobutaはどんなんかなぁ~」明日が楽しみです。


こぶこぶたの体調2

2007-12-13 23:36:06 | 治療経過・病気
皆さん、今晩は。なかじ~です。

皆さん本当に我妻kobukobutaに声援頂きありがとうございます。感謝いたします。
本日もまた私が本人に成り代わりブログにて病状報告させて頂きます。

昨日、近くのA医療センターにて「脳浮腫」かもと言うことで治療をいたしておりましたが、本日A医療センター新築改装に伴い、脳検査のためのMRIが使用出来ないこともあって近くのO脳神経外科でMRIのみ検査を受けてきました。

そしてそこで、はっきりしたのは今回kobukobutaの症状は「脳浮腫」ではなく
「脳梗塞」に寄るものと言う事だったのです。

MRIの画像をO脳神経外科の先生に見せていただきましたが、確かに右脳の3箇所位白いスポットが出来ていました。先生の説明では小渕元総理、長嶋元巨人監督、そして最近ではサッカーのオシム監督も同じ病気だそうです。kobukobutaが
心嚢水が何回か溜まり抜いていたのは皆さんご存知ですが、それにより心臓が弱り
不整脈が出やすくなって血栓ができ、そのため脳内で梗塞が起こったのだろうとの先生からの説明がありました。
一時話を聞いたときは頭が「真っ白」になりましたが、しかしそのMRIのあとで
造影剤を入れての脳血管のMRIでは、先生から今回右脳に出来た血栓のために全ての血液がストップしていた訳ではなく、血栓を迂回しての血管からの血流が2箇所ほどあり、辛うじて大事には至らなかったようだとの説明がありました。

「かなり血管はきれいですよ。傷んでいない。」

さすがですkobukobuta!何とか窮地を脱出できたようです。早速血栓を溶かして
取り除く治療を開始して頂き、私はO脳神経外科を後にしました。
本日から治療は1週間程続き今回で血栓は無くなるようですが、再発の恐れと左半身のマヒは依然残るようです・・・・。

でも、私を含め親戚一同で出来る限りのバックアップをしてやるつもりです。
「病気なんてなんだ!」この意気込みで頑張りますので、皆さんも変わらぬ
後押しをお願いいたします。