
先週末は、中学生の大部分が試験休みだった為、小学部の練習試合にベンチ入りしました。
大崎監督率いる高槻ボーイズは、多くの選手が内外野に投手に捕手に、実に多くのポジションを守ることができます。
理にかなった、小学生に大事なトレーニングを指導された選手達は、この時期、飛躍を遂げ、自信をもって投げ込んでくる速球や打者の打球が素晴らしいです。
そんな大崎監督率いる高槻ボーイズと前チームから、神戸サンダーイーグルスに渡る7年間の我が軍との交流は深く、単に語れぬものがあります。

定期の合同合宿と数々の熱戦と交流。




田圃を借りきって、暴れまわったこともあります。

神戸サンダーイーグルスが発足し、新たな離陸を交流ゲームで祝ってくれたのも、高槻ボーイズです。

誰もが野球って楽しい!を実感し、大きな力をもらったイーグルスは、夏の選手権三位、和歌山大会準優勝、春の選手権優勝し、中学部がデビューするまでになりました。
その全ての原点は、両チームの全力ベースボール、すなわち粘り強く選手を育成することであり、自分達でできることは自分達でやることであり、友や後輩を大切にすること等等、を学んだ、高槻ボーイズとの交流にあります。
一日50点失点したときもありました。大切に育てていた部員が、都合で辞めたときもありました。しかし、「そう言うときもありますよ!やってることは消して間違っていない!少年野球を変えましょう!」の大崎監督の言葉に幾度となく励まされました。
先週末、私はその全てを思い出して、原点に戻って、ベンチに入って、選手に野球の楽しさを改めて実感してもらいたく、全力で戦いました。
結果は高槻ボーイズにも敗れ、毎年、八頭から交流に来ていただいている八頭ボーイズにも敗れましたが、私達、神戸サンダーイーグルスにとっては、原点にもどって野球を考えるきっかけを作って頂きました。
勝ち負けではない。定期の交流は、チームに歴史を刻んでくれます。その刻印は、我々がけして失ってはならない魂を表します。

見れば足りないものに気がつく。かけがえのない刻印です。
高槻ボーイズも八頭ボーイズも今週末、春の全国大会の予選をむかえます。
神戸サンダーイーグルスは、両チームに感謝の気持ちを込めて、エールをおくりたい!我が盟友!あきらめない野球、一体感をもった、これぞ野球小僧野球を存分に出しきってほしい!やりきってこそ、勝敗を超えた充実感が得られるでしょう。応援しています!そして、感謝!

フレーフレー!高槻!八頭!
神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔