還暦60歳定年を迎えてもしつこく会社に通うおっさんのブログ(旧:風に吹かれて)

60歳定年を迎えても我慢して会社に通う(働いているとは言ってない)おっさんの右往左往、沈思黙考する毎日。

2024/3/29 今日が実際には3月の最終日で年度末で定年退職日

2024年03月29日 19時47分20秒 | 日記

いつものように出勤し、いつものように黙って仕事を片づけ、いつものように退勤時刻を過ぎて、今日の仕事が終わった。ということは、会社員生活最後の勤務が終わったということだ。

来週4月からもこの会社には残り、契約社員として1年更新で働くことになっている。つい1年前まで体調不良という名の抑うつ状態でほぼ1年間休職していて、就業規則だかなんだかでは、「定年前2年間に90%以上の出勤しているものに限る」という会社の規則をぶんまげて契約してくださった人事のエラい人には適切な御礼の言葉もみつからない。ありがたいことである。
であるが、さきほど記したように、今日は私の現役会社員生活の最後の日である。本当なら今日が最後で退職して行ってもおかしくなかった、というか、数年前までは60歳になったら辞めようと思っていたのだから、当初の予定通りなら今日が最終出勤日だったのだ。

・・・なんか、・・・会社員人生の第一章が終わったんだなぁという気がする。

色々と思うところはあるのだか、私の悪いクセというかいつもの思考回路というか、済んでしまったこと終わってしまったことをクヨクヨと思い悩む。済んでしまったから、考えても今更くつがえらず、どうしようもないことなのに、そういうことを何回もアタマの中で反芻して思いを巡らす。

そうねぇ・・・・・やっぱり、もうちょっと努力すればよかったなぁと思う。
結局、部長課長はおろか係長にもなることはなかった。
就職するときに偉くなりたいと思ってはいなかったが、終わってみて、何年も後輩の若いのが(若くないか)、部長や課長や執行役員になっていたりするのを見ると、「あぁ、俺にはあぁいう管理職を経験しないまま、会社員は終わってしまったなぁ」と思う。
今になってそう思うのなら、現役時代にもっと真面目に働いて、努力して、いやなこともぐっと飲み込んで黙って働けばよかったのだろうが、まぁそうはできなかったんだな。でも、もうちょっと、どこかでほんのちょっとなんかすれば、どうにかなったような気もする。いや、気もするだけだけど。
そう、今になって、努力すればよかったなと思っても、当時は努力できなかったのだよ。

でも、今から何かしようと思っても、もう遅い。会社員生活の第一章は終わったのだ。自分のことだとよくわからないかもしれないが、他人を見てみよう。この間の、小学校のクラス会で会った、NHK勤務だったアイツは、早期退職制度を利用して退職し、今はNHKの子会社の財団で苦情の電話を受けているというではないか。ナショナルことパナソニックに勤めていたアイツは、雇用延長できるのにもかかわらず60歳で退職して、ハローワークで職探ししていると言ってたではないか。
自分だって同じことだ。今から課長になろうとか偉くなろうとか、はたまたどこかに転職して上を目指してバリバリ働こうなんてのは考え違いも良いとこなのだ。
これから仕事探しするにしても、(前にも言ったが)駅前の放置自転車を並べる仕事か、夜の工事現場でニンジン振る仕事か、マンションの管理人室で不条理な苦情に耐え忍ぶ仕事くらいしかないのである。

自分では自分のことが一番わかっていないんだなぁ、と改めて思う。

とにかく、今日はもう九時過ぎたから(投稿日時はブログ書き始めの時刻のままなのだ)、もう帰って早く寝て、明日は耳鼻咽喉科で花粉症のクスリをもらうか、千葉か茨城の自衛隊駐屯地に(一人で)花見にいくのだ・・・

「このネタをブログに書こう」とずっと考えていて、やっと書けると思って書いていたら忘れたので、もしも思い出せたら続きは明日のお楽しみなのだ。






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