小さな恋のメロディポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
1971年 英国
■監督 ワリス・フセイン
■音楽 ビー・ジーズ
■出演 マーク・レスター(ダニー)
トレーシー・ハイド(メロディ)
ジャック・ワイルド(オーンショー)
ダニエル(ダニー)
ロンドンの小学校に通う気弱で大人しいダニー(マーク・レスター)は、
同級生でガキ大将のオーンショー(ジャック・ワイルド)と親友となり、
いつも二人で遊んでいました。
ある日、ダニエルは、バレエの練習をしているメロディ(トレーシー・ハイド)
に一目惚れしてしまい、恋をしてしまったことから、この物語が始まります。
メロディ
墓地での二人の会話です。
メロディ:(私のこと)ずっと愛し続けられる?
ダニー:続けられるさ、もう一週間も愛している。
そして、二人は学校をサボって海に行き、ダニーはメロディにこう言いました
ダニー:メロディ 結婚しようか?
メロディ:いいわ
こうして結婚宣言した二人は、親や先生たちを驚かせます。
映画ならではのあり得ない話です(笑)
しかし
その愛は、純粋で、誰にも負けない、ひたむきなものでした。
僕たちは、ただ一緒にいたいだけなのに…
それが結婚じゃないの?
と校長先生に怒るダニー
ダニーと一緒にいたいだけなのに…
そんなに悪いことなの?
と泣きながら父親に問いかけるメロディ
…心を打たれます。
そして、二人でトロッコを漕いで駆落ちするラストシーン。
きっと、すぐに警察に保護されるにきまっている、
二人だけでやっていけるはずがない…
そんな野暮なことは考えず…(笑)
無限に広がる子供の可能性を想像し、夢を楽しみましょう。
全編に流れるビージーズの名曲の数々がなんとも効果的です。
この映画を観ていない人 どの曲もどこかで聞いたことがあるはずです。
この時、監督のワリス・フセインは弱冠33歳でした。
私がこの映画を観たのは、高校1年の時でした。地方の田舎です。
当時、映画の上映は2本立て、1本目はスピルバーグ監督のデビュー作「激突」でした。
どっちも観た時の衝撃は凄かった。思うと豪華な2本立てです。
また観たくても、そう簡単に行ける状況ではありませんでした。
テレビで放映されたのは何年も後で、ビデオもDVDもない時代でした。
映画のパンフレットを見ながら、LPのサントラ版を聴いていたことを思いだします。
あたたかくて…、ロマンチックで…、ユーモラスで…、
いつまでも心に残る、感動のラブストーリーです。
予告編の動画をどうぞ(3:56分)
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=K_4GQx5Dv38&feature=related