映画・ドラマ(DVD)の紹介

私の好きな映画やテレビドラマのDVDを紹介しています。懐かしくて、何度でも観たいものばかりです。ネタバレ要注意!!

加藤紘一さん 耳を疑う発言です!

2008年07月10日 | 事件・時事
拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因-自民・加藤氏(時事通信) - goo ニュース

驚いた。あきれてコメントする気にもなれませんが、言わずにいれない。
加藤さん、それでも政治家ですか?それが政治家ですか?

あなたのHPで言い訳をされてますが、新聞社が悪かったのですか?
どう読んでも言葉とおりにしか受け取れませんが・・・。
ただ、「金正日は、天皇陛下のようなポジションだ」と発言したようですが、金正日と天皇陛下を同列にしないで下さい。
彼は単に独裁者でしょ!今の天皇は国民の象徴です。日本は独裁国家ではありません!どうして、この話題に"天皇"の名がでるのですか?

あの時、曽我ひとみさんら拉致被害者5人の人たちは「(北朝鮮に)戻りたい」と言っていたのですか?
横山めぐみさんの両親が、「めぐみが帰って来れなくなるから、戻して下さい。」と頼みましたか?

約束守って、戻して、その後何も進展しなかったら、また消息不明になったら、どうしようと思ってました?
米国に頼んで戦争するつもりでした?それとも、ODAの名のもとに金払へば何とかなる。って思ってました?
うまくいかなかったら"また議員辞職すればいいや"ですか?どうせ、すぐ再選なるし・・・。

2000年の時、当時の森首相に反発して"加藤の乱"を起こしたのはいいが、すぐ諦め、泣いて引き下がりました。覚えてますよ。

前代未聞の辞め方をして、世界に恥をさらした、安倍(晋三前首相)さんをかばう気はありません。
満足いく成果ではなかったけど、彼は、力は尽くしました。国民もマスコミも大半は支持しました。
苦渋の決断をしたのです、それを今批判してるのはあなただけでないというなら、堂々と徒党を組んで物言えばいい。他にもいますか?

加藤さん、あなたが北朝鮮に行って、「どうか私を人質にして下さい。家族でもいいです。」「その代わり、拉致した人たちを返して下さい。少なくとも消息不明の人たちが、今どうなっているか、真相だけでも教えて下さい。」とお願いしてきて下さい。
成否はどうであろうと、あなたを支持します。山形県民を"日本の恥"にしないで下さい。

ラブ・アクチュアリー その1

2008年07月09日 | 洋画DVD

2003年 監督:リチャード・カーティス
    出演者:ヒュー・グラント
        リーアム・ニーソン
        エマ・トンプソン
        アラン・リックマン
        コリン・ファース
        キーラ・ナイトレイ
        ローワン・アトキンソン

 詳細は⇒http://cinematoday.jp/tb/T0001803


レンタルDVDで、この映画を初めて見た時、多くの登場人物・細切れのストーリーについて行けず、最後まで見ないで返してしまいました。つまらない映画だと思いました。
その原因のひとつは、オープニングで、気持ち悪いロックスターのおじさんがでてくるからです。
この映画は大好きで、何度も見てますが、このロックスターのおじさんの部分は、今でも"早送り"しています。
でも、このおじさんは、11歳の男の子の初恋に大きな影響を与えるので、不要ではないんです。

登場人物は19人。主役?皆が主役です。舞台は英国ロンドンです。

お気に入りシーンです。

1,英国首相と秘書の恋
英国首相(ヒュー・グラント)は当選したばかりで、はじめて首相公邸に入ります。
ところで、首相のこと、英語では「prime minister(ブライム・ミニスター)」といいます。
「首相閣下」でもいいようです。知ってました?
  
秘書:welcome prime minister.(ようこそ首相閣下。)
首相:手の振り方を練習しなくちゃ。
秘書:ご気分は?
首相:偉くなった気がする。
秘書:公邸職員の紹介を?
首相:国務を先延ばしできることなら、なんでも歓迎するよ。
  
※ユーモアある洒落た会話です。こんなセリフがすらすら言えるといいですよネ。

ここで、首相は、ちょっと太目なお茶汲み係りの新人職員ナタリーを紹介され一目ぼれしてしまいます。
 俺は、英国首相だぞ!(独り言)
  
別れた恋人に"デブ!"と言われたナタリーの話を聞き、
首相:首相の権限で、特殊部隊に頼んでそいつを暗殺させようか?
ナタリー:ご親切に、考えておきます。
  
サッチャー元首相の肖像に向かって
 似た問題を?"鉄の女"には関係ないか?(独り言)

英国も米国との外交には苦労しているようです。
新首相も、国益のため、強気の米国には逆らわないようにする方針でした。
しかし、訪問して来たアメリカ大統領が、なぜかナタリーにちょっかいをだします。
それを見てしまった首相は、記者会見の席で大統領をガツンとやっつけてしまいます。

「英国は小さい国かもしれないが、偉大な国だ。シェイクスピア、チャーチル、ビートルズ、ショーン・コネリー、ハリーポッター、ベッカムの左足、右足もすばらしい。」
「イジメっ子の友達は要らない、"力"でかかってくるなら、私も強い姿勢をとる、大統領お覚悟を!」
険しい表情だった秘書やスタッフが笑顔に変わります。
イラク派兵で米国の言いなりと批判された、当時のブレア首相への痛烈な皮肉です。スカッとします。
現実だったら後が大変ですけど、映画だから・・。

福田首相!見てますか?

つづく


「日経新聞」さん。どうなってるの?

2008年07月07日 | 事件・時事
日経新聞記者が不適切メール送信、民間団体に「ばか者」(読売新聞) - goo ニュース

記者は、もちろんバカですが、日経新聞という会社、どうなってるの?社内のパソコンからメールした?バレるに決まってるじゃないですか?どんな社員教育・職場管理しているのですか?会社ぐるみとしか思えません。もう新聞読まないですよ!

ニューヨークの恋人

2008年07月06日 | 洋画DVD
この映画は、恋愛下手な男子に見て欲しい。
時間を越えた奇跡のラブ・ストーリーです。

主演:メグ・ライアン(ケイト)
    ヒュー・ジャックマン(レオボルト)
監督:ジェームズ・マンゴールド

ニューヨークの恋人 特別編

ハピネット・ピクチャーズ

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物語は、ケイトの元恋人スチュアートが、時間の裂け目を見つけ、125年前のニューヨークにタイムスリップし、そこで、落ちぶれた公爵家の跡取りのレオボルドに出会い、彼を現代のニューヨークに連れてきてしまうところから始まります。

そして、レオボルドとケイトが出会います。ケイトは、なぜか元恋人と同じアパートの階下に住んでいます。
出会いの場面、レオボルドが現代のニューヨークの街に出て驚く場面は、とてもコミカルで笑えます。

とくにお気に入りのシーンは、犬の糞を始末しろと女性警官に警告を受けるところです。
レオボルドの時代にはそんなルールはないのです。笑っちゃいます。

レオボルドは、いわゆる”理想の男性”です。品があり、礼儀正しく、教養が高く、正直で、馬術・音楽・武道の素養もあり、まさに”白馬に乗った王子様”の設定です。
でも、彼は、現代の人間ではないのです。
ケイトが泥棒にあった後、助けてくれたレオボルドに「あなたは誰?どこから来たの?」と聞いたように、この世には存在しない人なのです。

ケイトの弟チャーリーが登場します。役者のたまごです。その彼も不思議なレオボルドを慕うようになります。

好きなシーンを紹介します。ネタバレです。

■ケイトとチャーリーとレオボルドが3人で食事をしていました。まずそうな冷凍のポテトとハンバーグのような物を食べていました。
途中で席を立ったケイトを見て、レオボルドが立ち上がります。
ケイト:何なの? どうして立つの?
レオボルド:はぁ?(I beg your pardon)? レディーが立ったからです。
それを聞いたチャーリーも思わず立ち上がります。
※こんな、マナーというか習慣、みなさん普段から心得ていますか?笑えるシーンかもしれないけど、自分はとても恥ずかしい気持ちになりました。
※ケイトが怒るシーン、メグ・ライアンの口調がとても好きです。吹替えはダメですよ。

■この映画の最もお気に入りのシーンです。
ケイトが上司との食事中に、突然レオボルドが現れます。上司はケイトに下心があります。
レオボルドは、オペラが好きで、フランス語が流暢だと自慢する上司を、得意の教養でやっつけてしまいました。
ケイトは、あきれ、怒ってしまいます。
レオボルドは、その晩、彼女に対して侘び状を書きます。

チャーリーの気遣いでケイトは、この手紙を読むことができます。

”親愛なるキャサリン(ケイト)へ

”昨夜は醜態を演じてしまった”

”酒と君の美しさにすっかり酔ってしまった”

”愚かな見栄をはった自分を心から恥じている”

”謝罪を表明したく、今夜8時、屋上で僕と食事を”


と書かれていました。こんな短い文章で、お侘びと誠意と優しさが伝わり、心打たれます。
書きながら、思い出しても、涙がでるシーンです。

■そして、その晩ケイトとレオボルドは屋上で食事をします。質素だけれど、心がこもったディナーでした。
翌朝、レオボルドがケイトに朝食を作り、食べているシーン。
男性にそんなことをしてもらったことがないケイトは、嬉しくて泣いていました。(+_+)

■レオボルドが、チャーリーに片思いの彼女をデートに誘う指南をします。
「茶化したり、おどけたりでは、相手に気持ちは伝わらないよ、誠意をもって気持ちを言えばいい」そのおかげで、チャーリーはデートすることができました。

最後はハッピーエンドです。125年前に戻って2人は結ばれます。
タイムスリップの理論は意味不明で、どうして2人は戻れたのか?
そんなことどうでもいいじゃないですか!


メグ・ライアン大好きです。彼女の映画で一番です。

監査法人 NHKドラマ

2008年07月06日 | テレビドラマ
また、NHKのテレビドラマとなってしまいました。

実際の仕事で深く関わりがあって、1回目から見ています。
ある程度予測はついていましたが、正直全然面白くありません。今回も見ましたが、先が読めるので居眠りしてしまいました。

視聴率はいいようですから、きっと知らない人には面白いのかもしれません。
医者や弁護士・検事のドラマは多くありますが、これはあまり馴染みのない分野であり、多くの人に知ってもらえるという意義は大きいです。製作関係者らを批判するつもりもありません。

しかし、私には、あまりに現実離れしていて、どこの話?って感じです。

確かにバブルがはじけてから、北海道拓殖銀行・日債銀・山一證券etc.ダイエー・セゾン・マイカル等の流通系考えられないような大企業が多く倒産または実質的破綻となりました。

それが監査法人の「決算不承認」が原因ではありません。バブルがはじけた時からこうなる運命だったのです。
粉飾を見逃したかもしれませんが、会計士には倒産を止める力はありません。

ただ、経営者や社員は何とか立て直すように頑張ります。
そこに貸してる銀行は、倒産したら不良債権になってしまうから、また貸す。ますます傷口は広がる。

会計士は借入金は増えたが、債務超過ではなくなったので決算承認をする。それをおぎなう売上げが伸びないことには口はださない。

それで、生き延びた会社も数多くあると思います。この程度で終わったという見方もあります。

そういう中で、不心得な経営者が粉飾決算をする。銀行が貸してくれなくなるからです。自社株が下がるからです。
それを、検証するのが、監査法人の役目です。まさにドラマのとおりです。

それでは現実はどうなのか?一部を除いてほとんどの会計士に粉飾を見抜く力はありません。

どうして?

実際の商売を知らないのです。会計士はあらゆる業種の会社を監査します。一人で何社もかけもちします。
銀行・商社・製造業・デパート・流通問屋・運送業・不動産業などなど、これらを全部みます。
これらの会社の経理関係だけを見るだけで精一杯なのです。どんな営業をしているのか?製造過程・流通過程・在庫管理はどうなっているのか?
経営者と組合の関係、社員の不満、日々どんなことに苦労しているか?

彼等に分かると思いますか?内部の者でないと分からないことがたくさんあります。内部の者ですら分からないことがあります。

ベテラン会計士でも全て把握するのは困難です。

すみませんここまでです。これ以上はこのブログの趣旨に添いません。
続きはここで⇒「思いつくまま、気の向くまま」http://octhan.blog62.fc2.com/