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インプレ | Impression Bridge (記憶を跨ぐ)

さっぽろ雪まつりの解体ショー無くなる


札幌の大きな冬のイベント「さっぽろ雪まつり」が開催される前に終わった後の話をするのもどうかと思っている。

ネットのニュースを見ていたら、昨年行われた「大雪像」の解体作業の見学スペースを設けるのをやめたそうだ。


大雪像解体 見学スペース取りやめ さっぽろ雪まつり、スポンサー賛同得られず

 

 

この作業、例年観光客には人気があるよう。

数年前、大通り会場付近を車で通ったとき、人が集団になって見ていたので

「わざわざ見るんだ!」って思っていた。

もっと昔は、作業をシートで囲って安全を確保しながらだった記憶があるので、壊す様子が見えるのは新鮮で意外だった。


この雪まつりの雪像に関しては、祭りの開催期間が終了しても

「もったいない」という意見が札幌市民からも意見があがっていたことがある。


確かに、雪の塊を作りそれをエッチングして造形を作り出していくのだから芸術の分野である。

それゆえに、気持ちもわからないではない。

しかし、雪という季節の一過性ものである。

開催期間に合わせて安全を確保していたモノを延長することは、危険であることは言うまでもない。

そこで、祭りの終了後は、即座に解体していくことが必要だったのもうなずける。

これは、この主催者の安全意識の伝統でもある。雪を知り尽くした人が持っている結論である。


祭りの期間であっても気温によっては融け始め、何を作ったのかのかも分からなくなりそうなことは何度も見ている。

見る側から言えば、キャラクターの品質云々の話ではない。


ここまで言うと、今回の解体にスポンサーの同意が得られなかったとする中止。

きっと、雪を知らない人達が「広報」として発言しているのだろうと思う。

安全を確保する作業に、イメージが合わないとする企業姿勢の方に違和感を感じてしまう。


安全な後始末までが仕事だろう。


見物を正当化するわけではありませんが、理由がなんとも。

何か、後始末はしないで居なくなる意識が見えてくるような。

「安全上そぐわないので」でよかったような気がします。


近年、札幌の人口以上の人が集まるイベントになった。

いろいろな意見があっていいと思うが、工事現場のように作業を見えないように覆い安全を確保しながら解体を進めてもらいたい。

観光客が、終了後にも多く札幌に滞在していることを考えると、歩道などから団体で見物することもある。

車道にはみ出すなど「祭りのあと」のセーフティネットを考えていただきたい。



あと一応言っておくけど、会場としてつかっている「大通公園」は、簡単に表現すると火災の延焼を防ぐ目的で取ったスペースなのでいち早い現状の復帰が求められる「安全」の場なんですよ。

歴史的には、南側に民間の商業施設が多くあり「狸小路」からの大火などから、北側に広がる道庁赤レンガに代表される官の土地と建物を守るという目的もあったようですが・・・。


当日の大通会場は大混雑が予想されます。お目当ての雪氷像や、食事、トイレの場所など把握するのも地元札幌市民でも「○●丁目会場」と言われても見つけられないほど。

そんな時「Yahoo! MAP」は「さっぽろ雪まつり実行委員会推奨アプリ」としてイベントと連携しています。

また、普段は地図や道案内機能だけでなく、雨雲の動きを6時間先まで予測できる「雨雲レーダー」や、
地域周辺の「防犯マップ」にもなります。

雪まつりの情報は、期間中ですがそのあとも活用できる「アプリ」です。

iOS版とAndroid版がそれぞれあります。

Yahoo! MAP

アプリで「さっぽろ雪まつり」or「雪まつり」と検索するだけです。


Amazon Kindleの今月のセール書籍です。

レビューも、二分していて評価が分かれるところですが、今回の「祭りのあと」の考え方もそれぞれです。

セール期間は残り少ないですが、それでも「108円」の Kindle 価格はお買い得です。

 

無人島に生きる十六人



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