ぶろぐ

ぶろぐ

ポケット覚書で不払対策を02

2005年10月25日 | 工事代金の不払
 10月26日に相模原市民会館にて、不払い対策の学習会が開催された。学習会ではユニオン賃金労働対策部を中心に考案された「ポケット覚書」の説明と使い方について説明があり、実際の不払いの実例を交えながら、参加者みんなで勉強した。「ポケット覚書」の必要性から話が始まる。それによると、裁判も含めた工事代金未払い、不払いの紛争は、ほとんどが、以前に言った・言わない、やった・やってないについて争いになっている。そして争いになると、請求する側が、言った・やったことについて証明しないといけない。その時に、この「ポケット覚書」が重要な証拠となるのである。
 「ポケット覚書」は常に現場に携帯しよう。話があったその場で、メモ書き感覚で、ササッと書けば良い。
 次に「ポケット覚書」には何を書けば良いのだろう。書く中身は、とってもシンプルで簡単である。
 ①工事の内容、②工事代金、③支払日、④日付け、⑤名前の5個をしっかりと記入しておさえすれば良いのである。そして、できれば相手の確認サインをもらいたい。これだけで、どんな紛争にも対処できる。施行前と施工後の写真を撮っておけば、なお心強い。
「ポケット覚書」はユニオン顧問のT弁護士監修のすぐれものである。法律のプロもお墨付き、なおかつ簡単で便利な「ポケット覚書」を活用しよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。