ぶろぐ

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小僧の頃の苦い思ひ出

2005年08月08日 | その他のページ
 自分が始めて田舎から出てきて、塗装の見習いになった時の話。職人の朝は早いし、親方と先輩にいつも怒られて、嫌になってしまいました。まず自分は高い所が怖かったので、足場(当時は丸太の足場)に上ることが一苦労です。次に足場に上れても移動ができない、ましてペンキなんて塗れやしません。先輩には「慣れるため」と、下から足場をグラグラゆらされ、足場にずっと抱きついていました。
 見習いから3年目にして始めてペンキを塗る事になった時も、左官屋さんがきれいに仕上げた壁一面にペンキをこぼしてしまって、親方にどやしつけられました。
 もう職人を辞めて田舎に帰ろう、と真剣に考えた時期もありましたが、先輩に「我慢してがんばれ」と励まされ
て、このまま引き下がる訳にはいかないと心新たに修行にはげみました。今の自分があるのも、こういった経験に支えられています。
 失敗しないと先へは進みません。失敗を恐れずに、これからも挑戦していきたいと思います。K.T.(田名支部 塗装)


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