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木好きの気づき

田舎暮らしの女性一級建築士が、
仕事に関係あることないこと、
きまぐれにお話しします。

秋のお楽しみ

2011年10月11日 13時58分46秒 | 食べもの
我が家には、柿の木が3本ありますが
よく実をつけるのは、一番小さいこちらです。



私が毎日立つキッチンの窓の正面にあって
季節ごとに

「あ、若葉が見えてきた」
「良く見ると花がついているね」
「実が色づいてきた。鳥が来てる」
「みの虫がいる」

と楽しませてもらっています。

この季節は、さらに最大のお楽しみ
実をいただくことができます。

窓から眺めて、
「お、あれは食べごろ」
と見つけると、はさみを取り出し、ぱっちん。



実は、我が家は、柿好きの人はいなくて
それほど熱心に収獲するわけでもなく、たまに
「採ってみるか」
という感じで2~3個とって、食べるだけです。

なんのお手入れもせずに、そこにあるだけなのですが
毎年一度、この季節に、甘い実をただで提供してくれるのは
良く考えれば、なんだか奇跡のような出来事。

もっと感謝して、たくさん実をいただこうかと思う
今日この頃なのでした。

何もおめでたくはないけれど・・・2

2011年10月05日 14時57分47秒 | 食べもの
少し前に、安く手に入った鯛を
何もおめでたくはないけれど・・・
と言いながら食べましたが
また、おめでたそうなものを、
特におめでたくないときに作って食べました。



栗入りのお赤飯です。

お赤飯、と言っても、小豆のではなく黒米です。

白いお米に黒米を少し入れて炊くと
ほんのりとしたピンク色になって
お赤飯みたいになります。

一説には、本来のお赤飯とは、こっちの黒米入りのもので
小豆のお赤飯の方が、あとでできた、とも言われています。

簡単にできるお赤飯なので
この時期に手に入る栗とともに炊いて
小学校の運動会に持っていくのが、ここ数年の恒例です。

今年の運動会にも持っていきましたが
先日、義母が栗をたくさん買ってきてくれたので
(さらに、むいてくれたので)
また、作ってみました。

この時期ならではの、きれいな栗ご飯。

何もおめでたいことがなくても、
何度も作ってみたいごはんです。

何もおめでたくはないけれど・・・

2011年09月26日 10時00分06秒 | 食べもの
小3の息子は生き物全般が大好きなので
スーパーへ行っても、お菓子売り場の前に
「おさかな、見てくるね~」
と、おさかな売り場に駆けて行きます。

昨日は、私がPTAの用事で出かけたついでに
買い物をしてきたので、小3はいませんでしたが
小3の影響で、私もおさかな売り場をじっくり見るようになりました。
時間的に夕方だったので、値引きシールがちょうど貼られたあとのようで
なんだか、信じられないくらいのお値段でおさかなが提供されていました。

最初に目についたのは「がやめばる」
なかなかの大きさのが、2尾で198円。

値段的にはいい感じだけど、けっこう大きいので、
一度で家族全員分の6尾を煮つけにするには、
お鍋が小さいと思われます。
しばし悩んだ後、少し横に移動してみると、今度は「鯛!」

これまた、りっぱな大きさなのが、なんと「199円!!!」
しかも、「下処理済み」
うろこも内臓もとってあるから、あとは焼くだけ。
この大きさなら、少食な我が家族なら
みんなでつっついて食べるのにちょうどよさそう。

値引きシールはついているものの
賞味期限は翌日だったから、すぐ食べるには問題ないでしょ。
で、買ってまいりましたのよ。



おさかなは、ひとり1尾ずつ、と考えると、高くなりますが
こんなふうに、大きいのを選んで来て、みんなでつっつけば
そんなに高いものではないと気づきました。
(元の値段も398円でしたから)

家族みんなに「199円なのよ~!」と言いふらし見せびらかし
塩をふって、魚焼きグリルにどんと入れて、焼いて完成。

冷蔵庫のあまりものをいろいろ放り込んだお鍋とともに
みんなでわいわいと盛り上がりながらいただきました。

なんにもおめでたいことがない日でも
おいしいおさかながいただけて、
なんだか幸せな気分の楽しい夕飯になりました。

とうとう圧力なべ登場

2011年07月11日 13時41分59秒 | 食べもの
最近節電はがんばっていて、料金にもがんばりが反映されていますが
どうも、ガスはがんばりが足りないのか料金に反映されません。
まあ、私以外の人が、よく使っているのが原因だと思うので
どうしようもなくて、ちょっとストレスです。

さて、無駄遣いの人は、見て見ぬふりをすることにして
ずっとずっと納戸に静かに眠っていた圧力なべを
とうとう使ってみる気になりました。



この圧力なべは、もうたぶん10年くらい前にいただいたもので
便利だとわかってはいたのですが、
自分のおっちょこちょいさを十分に自覚しているので
万が一の大事故をおそれて
「さわらぬ鍋にたたりなし」で放置してありました。

でも、たまあに、圧力なべの箱を見て、
「便利だろうなあ」「早くできるんだろうなあ」
「やわらかくできるんだろうなあ」「ガス代安くなるだろうなあ」
と考えては、その誘惑を断ち切ってきましたが
暑さで脳が通常の機能を失ったのか、突然「使おう!」と思ってしまいました。

説明書をよ~く読まなきゃ、という自覚はあったのですが
もう説明書をよく読む、という機能が脳から失われています。

説明書には「危険」とか「注意」とか「絶対に」とか
なんか怖そうな言葉が羅列されているし、
本当に、たかが鍋を使うのに、なんでここまで怖い思いをして、
使わなきゃならないんだろう、と思いつつも
いっしょうけんめい理解するように努めました。

さて、まずは、いただきもののとうもろこしを
蒸してみることにしました。

付属の目皿にとうもろこしを並べて、指定通りの量の水を入れ
ふたの閉め方やおもりの付け方すらよくわからず、
おどおどしながら、なんとか火にかけました。

しばらくすると、なんだか取っ手のあたりから湯気が・・・。
「いいんだろうか?」どきどき。

さらに少しすると「パチッ」という音が。
びくっとして見ると、安全ロックが上がったようでした。

さらに少しして、おもり付近からシューシューと激しく湯気が出て
おもりがくるくる回って、吹きあがった熱湯をまき散らし始めました。

まあ、こわいっ!

が、冷静に、火を弱火にして待つこと5分。
そして火を止め、そのまま放置して4分・・・のはずが
ふと見ると、調子の悪いキッチンタイマーの表示が全部消えていて
えーーーどうしよう!
と思ったものの、たかが蒸らし時間なので、どうでもいいことに気づき
十分待ってから、ふたオープン。

一応、圧力を抜く手順もふみましたが
蒸らしている間に、さめて圧力も下がっていた様子。

とうもろこしは、ふつうにゆでるよりも
甘く濃厚に仕上がり、大満足でした。

さて、とうもろこしは、単に試しにやってみただけで
本当に作りたかったのは、夕飯の豚の角煮です。

が、たかがとうもろこしでも、一応成功したので
最初よりは、お気楽に自信を持って、鼻歌交じりに調理調理。

いや、本当は、こういうときが一番危ないんでしょうけどね。

でも、調理時間20分で、ほ~らこんな感じにできましたよ。



お鍋からお皿におはしで移そうとする間にも
ほろっとくずれてくる感じのやわらかさでした。

味もよくしみて、とってもおいしくできました。

今までだと、1時間くらい煮込んでも、
こんなにやわらかくはできなかったので本当に便利なお鍋です。

怖かったけど、思い切って出してみてよかった~。

これからは、暑さ対策と、ガス代節約のために
毎日せっせと使って、さらにお料理のレパートリーを
広げたいと思います。

ごほうびのお言葉

2011年07月04日 07時49分32秒 | 食べもの
新作お料理ウィークから月間に引き継いだ
毎日新しいお料理を作る、というフェアも
月が変わったということで一段落です。

でも、まだまだ新しいお料理にチャレンジしたい
という気持ちは残っているので、
新作お料理の出番はまだ続いています。



スーパーで出している無料のレシピブックから
ヒントをもらって、鶏の唐揚げに大根おろしと
和風のたれをかけてみました。

レシピは唐揚げだけでしたが、
庭でとれたなすとピーマンを加えました。
たれは、レシピはお手軽に市販のめんつゆ使用でしたが
たいした手間ではないので、自分で作ってかけました。

手前はおからの炒り煮です。
ずいぶん前に作って、あまりおいしくなかった記憶がありますが
おからを、事前に丁寧に空炒りしてから調理したせいか
なんともおいしく出来上がり、義母にほめられました。

さて、こんな風に、まだお料理に少々燃えているのを
ようやく気づいてくれたらしい予備校生が
「なんか最近、料理とかがんばってる感じっすか?」
と声をかけてくれました。

がんばっている母に、何よりのごほうびのお言葉です。

まだまだがんばれる感じっすよ。