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木好きの気づき

田舎暮らしの女性一級建築士が、
仕事に関係あることないこと、
きまぐれにお話しします。

国産わりばし、使いましょう。

2013年02月01日 08時21分08秒 | 
ホームセンターへ行ったら、在庫処分のワゴンの中に
わりばしを見つけました。

価格は、298円が198円になっていたのでお買い上げ。
以前から、買いたいと思っていたので
お得にゲットできて、超満足です。


(今回買ったのは『日本の箸』)

わりばしは、家での使用法は、食事に使うと言うより、
息子(小)が昆虫をつまんだり、工作したり。
で大量に消費してしまうので、質より量。

が、たまに、お客さまにお出ししたり、
人目につく、運動会などに持っていく時には
少し上質のものが必要となります。

そういうときに、これを使おうかなあ、と。

写真にもうひとつ写っているのは、
地元の郡上産のスギを使ったおはしです。
FC岐阜の試合を見に行ったときに
スタジアムの外の屋台村で売っていました。

実は、写真の両方ともスギなんですけど
ずいぶん、色がちがいますね。
スギは赤いところと白いところがあります。

わりばしに関しては、一時期、
Myはしを持ち歩くのがはやったり
自然破壊の象徴のように言われていましたが
いまは、間伐材や端材を利用して作ったりして
エコなものの象徴になりつつあります。

が、そういう使われ方を応援するのは
とにかく国産のわりばしでなければ意味がありません。

学者さんが書いた本の中にも、
「わりばしを拒絶するよりも
 国産のわりばしを使うのが一番いいこと」
と書いてあるものもありました。

外国産のものにくらべると、
どうしてもお値段は高くなりますが
「日本を応援する」
という気持ちで、国産わりばし、使ってみませんか?



天然おがくず???

2012年10月02日 11時02分26秒 | 
いいお天気なので、ふらふら家の周りを歩いていると
積んである木材の上に不思議なものを発見。
(注 我が家は製材屋です)



丸太の上に、ところどころに、
おがくず(木の細かいくず状のもの)が
小さな山になっています。

なんでしょうねえ、これは。

・・・と思って社長=夫に聞くと
「カミキリムシだよ」

ほ~、なるほど。
『カミキリムシ』という名前が付けられただけあって
強靭なあごを持ち、木をがりがりとかじっていきます。
種類によっては、キツツキがあける穴のようなものまで
木の幹にあけてしまうようです。

よく観察していると、どこからか、小さな
「がりがりかりかりかさかさ」
という音も聞こえてきます。

おがくずの小山のすぐ上の木を見ると
小さな穴があって、そこから少しずつ、ぽろぽろと
木の細かい粉のようなものが出てきています。

なるほど、このささやかな作業が積み重なって
こんなおがくずの山ができちゃうわけなんですね。

で、良く考えると感心している場合ではない。
我が社の大事な商品に穴をあけるなど
なんという不とどきもの!

が、社長はのんびりかまえたもの。
「意外とねえ、たいした穴じゃないんだよね」

ふうん、そんなものなんですか。

自然といっしょに仕事をして暮らしている、
またそんなことを実感する出来事でした。



お仕事のおはなしは、こちらにうつっています。
見に来てくださいね。
『家づくりのおはなし byながの』

お芽出たい?

2010年05月25日 21時06分06秒 | 
少し前に、社長が
「工場に転がしといた桐に芽が出たから、植えてみようか」
と言っていました。

見に行かなきゃ、と思いつつ、数週間経過。

今日、工場を歩いていて、ふと思い出し、のぞいてみると
なんだか立派に育ちつつあります。



なんかいいことありそうな気になる生き生きとした葉です。

単なる1mくらいの丸太の切れ端で、もちろん根はないし
屋根のある工場のアスファルトの上にころがしてあるので
雨もあたらないし、土にも接していません。

なのに、こうやって命が生き延びているのは不思議だし感動的です。

昔は「女の子が生まれたら桐を植えろ」と言ったらしいですが
残念ながら我が家には女の子はいません。

まあ、それでも、植えてみようかな。
枝を挿し木したらつくんだろうか・・・。

虫でも植物でも、成長を見守るのは楽しいものですから。

新入りの木

2010年03月15日 08時19分38秒 | 
太くて長い木が1本だけ入ってきました。



ジマツです。

松と言えば、庭木で美しく剪定されたものを思い浮かべますが
こんなに太くてまっすぐな長い木もあるのですね。

新築住宅の桁に使うそうです。

どんな形になって、屋根をささえてくれるのか楽しみです。