木漏れ日を浴びて

山やクライミング 時々 お散歩♪

山旅 ~ 1日目 ~

2011年08月09日 | 

予定より早く5:20に新穂高バス停に到着した。新穂高は初めての場所で勝手が分からない。とりあえず準備をして、登山届を出して6:00に出発する。

 本日の行程 
新穂高 → 鏡平 → 双六小屋 →(巻道)→ 三俣山荘


目的地の三俣山荘まで行けるかどうかは、マイペースを思い出せるかどうかと体力。気張らず、焦らず、ゆっくり過ぎず。  まずは双六小屋を目指して歩き、そこで身の振りを考えよう。

わさび平小屋までは日陰も多く、所により冷気が立ち込んでいて涼しい。良い感じに歩けているので休まず先を行く。
暫く歩くと小池新道と左俣谷沿いに続く車道との分岐に差し掛かった。自転車が1台。この持ち主は?.......色々な想像をしてしまう。小池新道は陽射しが強く、途中の秩父沢で休憩を取った。雪渓から流れてくる沢水が冷たくて気持ちが良い。思わず顔を洗ってスッキリ  8:30、疲れもせず、良い感じで歩けている。


小池新道の秩父沢

秩父沢から鏡平山荘までは急登が続き、一気に標高が上がる。鏡平での楽しみは池に映る槍ヶ岳ですが、山に雲がかかり見ることができませんでした。残念

鏡平山荘でランチタイム   ゆっくりご飯を食べて、地図を見て、、、

そして、また登る。稜線までは比較的急登が続く。途中で高校生?2人に追いついた時、下ってきたツアー客とすれ違った。どう見ても昔のシゴキを思わせるような荷を背負いバテている学生さんにツアーの人が話しかけ、『40kgだって~ 頑張れ~』と声援を送る。そして、『女性もそれなりに荷物を持たされているのね~』と。。。ツアー団体の他は、学生2人と私だけ。女性って私のこと???

歩くのか休むのか分からない程、完全にバテた彼らを抜いた時、『あれっ?先、行っちゃうの~?』と非難され、流石に誤解を解かなくちゃ! 『別パーティーですから』と言ってその場を離れた。多分、彼らは双六泊。私はその先に行きたいので悪いけど抜かさせてもらう。その後は、ツアー客の人が『大丈夫?ちょっと見てあげて。この人、看護婦さんだから・・・』と話し続け、彼らは無言を通している。きっと彼らなりに思うところがあるのかも知れない。

稜線からは軽いアップダウンが続き、双六小屋に到着~。13:25。


双六小屋への道

巻き道は去年歩いていて、道自体はキツくない。あとは15時頃から出る疲労をどうするか。日没は19時前だし、まだ歩けそうなので、三俣山荘まで行くことにした。


~ 双六小屋から三俣山荘への道 ~ (右手前が鷲羽岳、その奥が水晶岳&赤牛岳)


水辺に咲く花 ~ 双六小屋から三俣山荘への道 ~

予想外の展開14時半辺りから突然睡魔に襲われ、めっちゃ眠い~
この感覚は・・・完全な寝不足+高山病の相乗効果。 1時間寝たら楽になるけど、そんな時間的余裕はなく、テント張ってCheck inして水を確保するところまで持たせなくちゃ・・・。眠気を我慢しすぎて気分が悪くなってきたので休みつつ、騙し騙し歩く。
16:30 テン場に到着~
テントを張って水を汲み、一安心。少し休んでから三俣山荘に行ってCheck in テントに戻って夜ご飯を食べれば、あとは寝るだけ。もう少し頑張れ~も空しく、食べながら途中で寝ていた。これじゃ3歳児と同じだね。(笑)30分程で目が覚めてスッキリ夜ご飯の続きを食べる。

再び山荘に行って情報収集~。奥黒部ヒュッテ~平ノ渡で道が崩れて高巻きしなくちゃいけないこと、黒部源流に降りて登り返すルートは水が流れていることを教えてもらった。歩いたことのない道で行きたかったけど、水が苦手な上に夜明け前に黒部源流側に下るのは危険かな 鷲羽岳経由に変更する。
明日は2時起き、3時出発かな。


槍ヶ岳の向こうに沸き立つ積乱雲。時折、雷が光っていました。 ~ 三俣山荘より ~



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2 コメント

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Unknown (にちょばちょ)
2011-08-14 22:42:12
そのコース何回か歩いているけど三俣山荘まであるければ、たいしたものですよ。
あいかわらず、強いですね。。
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にちょばちょさん (kiyomi)
2011-08-14 23:33:09
あと1時間っというところで突然歩けなくなってしまいました。そこまでは順調だったのに・・・歳かなぁ?(笑)
強いというより倒れている場合じゃないから、何とかしなくちゃです。こういう時、単独ってキツいですね。
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