(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

2015年3月北関東の旅(その3・足利学校を見学)


さて桐生駅から再び両毛線に乗って次は足利駅で下車することに。


足柄じゃなくて足利。
両毛線だと足利の3つ先(約12km)が佐野。
佐野は栃木県なので、両毛線で群馬県では最後の主要な街です


足利で降りるのは初めて。日本で最古の学校といわれる足利学校に行ってみるとします。
駅前の道からすぐ交差する県道67号線を左(桐生方面)に曲がって先へと歩きます

足利は佐野に較べるとずっと大きな街の様な雰囲気ですが、ごたぶんにもれず??中心市街地はシャッター街が連なるような状態。
桐生や足利辺りの名物としてソースカツ丼があるので、昼食は是非ソースカツ丼を食べたいところなんですが、全然ソースカツ丼を食べれそうなお店がない足利学校近くで1軒見つけたもののお休み中。


足利駅から300mぐらい歩いたところにある通1丁目交差点。足利学校へはここを右に曲がるのですが、この交差点なんと地下道が・・・。
地方都市とかで小規模な交差点に地下道があることがありますが、バイパスがなかったり、昔交通戦争と言われていた時代の名残なんでしょうね。正直この程度の交差点でわざわざ地下道を通りたくないような。(横断歩道が併設されていました)


といったところで足利駅から10分強ぐらい歩いて足利学校に到着。
なんと堀に囲まれていて思ったより大きいというかちゃんと整備されていますね。


こちらが足利学校の正門。入場料が必要で大人は420円
入ったところに休憩所兼ミニシアターがあって15分ぐらいの映像で足利学校の概要や歴史を見れます。
まずはこちらで予習?


足利学校のメインの校舎??
日本最古の学校・日本最古の総合大学といわれる足利学校ですが、創建時期には諸説あって奈良時代とも平安時代とも鎌倉時代とも言われているそうですが、はっきりと歴史に残っているのは室町時代、1439年に関東管領の上杉憲実公が学校を整備して孔子の儒学の経典を寄贈のが始まりだそうで。
韓国歴史ドラマでも試験で儒学の一説を暗誦するようなシーンが出てきたりしますが、儒学というのは当時の東アジアでの最先端の学問だったよう。

足利学校で驚くのは、授業料の類は無料で学校が学生に宿舎・食事も提供していたそう。食事に関しては学校内で自給自足のようなこともしていたようで・・・。また卒業に関しては定めがないようで「本人が十分に納得したら卒業」だそうで・・。

私はモリゾーの2次創作でモリゾーが行く学校「瀬戸大学」というのも考えていますが、これはなかなか創作に役立つ情報ですね。


こちらが学生の宿舎。といっても小さくてあまり人数が収容できなさそう。実際にはもっと棟数があったのカナ?


これは「宥座の器」という孔子の教えの一つだそう
斜めにぶらさがったバケツ状の容器に水を入れると、丁度いい量だと安定するけど入れすぎると器が傾いて水がこぼれてしまう。慢心や無理を諌める教えのものだそう。
自分で水を入れて体験する事が出来ます。


こちらは足利学校の模型。なんと150分の1。というか鉄道ファンにおなじみ?のNゲージサイズですね
復元事業が行われて平成2年に現在の江戸中期頃の足利学校の姿に復元されたよう。


こちら足利学校で発売されている論語抄。全499章のうち、現代人の生活にも役立つものなど63章を厳選したというものですが、なんと100円驚きの激安価格。記念に買ってみました。
論語自体は紀元前の時代のものなので著作権料などはないんでしょうけど、100円だと本の印刷代だけなのかも。

内容は80ページで訓読と現代語での解釈が掲載されています。他にも仮名のもの朗読CDなども発売されているようで。

さて足利学校閉館の16時30分近くまで見学して遅い昼食に。


銀丸本店というそば屋さんで鴨つけそばを注文。972円
そば打ち名人が打っている名人そばが売りのようで・・・

量は少なめだけど名人が打っている?というだけあって味も良かったです。
ソースカツ丼が食べれなかったのは残念だけど、そばも足利界隈の名物のようなので食べれてよかったです。

味噌も売りのようで、店の前でしきりに味噌汁の試飲を勧めていました。


食事の後に近くにある鑁阿寺というお寺に行ってみることに。鎌倉~室町時代に活躍した足利氏の氏寺というか、当時は足利氏の邸宅であり城であったよう。屋根付きの橋からしてに城な雰囲気が??


この界隈のお寺では佐野厄除け大師が知名度が高いですが、佐野よりもずっと敷地が広くて大きなお寺ですね。
足利学校は知ってましたがこのお寺は知らなかったです。

この辺りで足利駅に戻ることに。ちなみにお寺からJR足利駅までは徒歩15分弱、東武足利市駅までは20分弱という位置関係。東武の駅は渡良瀬川を渡った対岸。
折角なので渡良瀬橋に行ってみようかと思ったものの、歩くには遠そうだったので駅に戻るとします。



2015/4/4 00:15(JST)

コメント一覧

八草きよぴ(kiyop)
http://yaplog.jp/kiyop/
ホリデーパスが休日お出かけパスになってエリア拡大で300円値上げで、実質値上げとか批判の声も結構聞きますが、
国府津~平塚で往復480円、小田原~平塚で往復820円なので、国府津や小田原から利用ならそれだけで300円UPの元が取れますね。更に両毛線もエリア拡大の対象になったので、尚更に・・

というか、休日おでかけパスがない時は実質18きっぷしか選択肢がなかったのですが・・・
足柄のカメ
今回は北関東の特徴が多い両毛線なので興味深く見てました。
足利は藤棚で有名なフラワーパーク行きましたが、今度は足利市内の足利学校見学してみようかと思います、
前回は北千住から東武特急で行きましたが、上野東京ライン開業で小山乗換両毛線で行き安くなったんで
休日お出かけきっぷ使って、今度はこっちで行って見ようかと。
小田原~足利まで2670円は安いかと(別腹ですが特急券購入で新幹線やSuicaグリーンもOKですし)。。
貧乏暇無しは私は18切符は使い切るのが大変なので(^^ゞ
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「おでかけ・旅行記(travel diary)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事