先月に中華街の辺りを歩いていたらローズホテル(赤いくつバスの「中華街バス停」)付近に不思議なお店を発見


まるで下町の中華料理店のような雰囲気のお店ですが・・・、「ラーメン・チャンポン、長崎屋」と看板が出てますね。店頭に出ている看板を見たら、チャンポンや皿うどんが目玉?のようで。私は皿うどんが好きなので気になります

世界有数のチャイナタウンとも呼ばれ観光地化されている横浜中華街には似つかわしくない雰囲気のお店ですが・・・、中華街が今ほど観光地化される前は、米兵(戦後横浜中心部は米軍に接収されたエリアが多かったので)や港町として海外から来航する貨物船などの船員向けのお店が集まる場所だったそうで・・・。
今でも中華街を歩いているとその時代からの生き残りと思しきお店を見かけることがありますが・・・、この長崎屋もその時代からのお店かもですね

ということで・・、24日土曜日に市電保存館に行った後に寄ってみることに・・。ちょうど昼食食べてなかったので


こちらがメニュー。この他にランチセット(半チャーハンとチャンポンなどのセット)もあるよう。
種類はそれほど多くありませんがラーメンは540円とリーズナブル
私はもちろん皿うどん(かた麺)700円を注文します。

こちらが皿うどん。
具にかまぼこやさつま揚げ・ちくわが入っているのが本場ぽいですね

スープは白湯風でトロミが少なめでした。
次回は焼きチャンポンを食べてみたいかも・・・チャンポンと皿うどんの間を取ったようなものかな??
神奈川で皿うどんを食べれるお店は限られるので、こういうお店は知っておくと貴重ですね。リンガーハットは電磁調理になって味が落ちた感がするし。
店内はカウンター席+テーブル席といった組み合わせで、一人でも入りやすいので、特に週末のように中華街が混む時の食事処として覚えておくとこれまた便利かも

横浜で長崎屋という店名なのが気になりますが、店内で出ていた長崎新聞の切り抜きによれば元々店主が長崎県対馬出身で1970年代頃から他の中華料理店の差別化で、郷土料理のチャンポン・皿うどんをメインに押し出したそう。
以前に長崎市内で「よこはま」というお店でチャンポンを食べたことがあるのを思い出します

こういった雰囲気のお店は高齢夫婦がやっていて、夫婦が店に立てなくなったら閉店かも・・。というのがありがちですが、私が行ったときは若いイケてる男性がやっていました。その点も女性の方にもお勧めかも


昔の中華街の雰囲気を今に伝えるお店のすぐ横は観光客で賑わう今の中華街の姿が・・・
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2017/6/25 17:03(JST)