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放送大学-面接授業「港湾活動と社会発展」(2016)その2・マリーンシャトル


さて放送大学、神奈川学習センターの面接授業「港湾活動と社会発展」の第2日目。5月13日金曜日
2日目は実地授業として学習センターを離れて横浜港内見学です

2日目の集合場所は山下公園の遊覧船(マリーンシャトル)乗場。ここに9時45分集合です。
今日は予定通り東海道線経由で来たのですが、昨日に引き続き輸送トラブルが私が乗った電車は平塚辺りから渋滞に嵌り始めて横浜駅に到着したのは約15分遅れ。
みなとみらい線に乗り換えて元町中華街駅まで来たら結構ギリギリな時間になってしまいました。元町中華街駅から集合場所まで意外に距離があったような??


山下公園のシンボルでもある氷川丸。
氷川丸の少し東側が今回の集合場所の横浜港遊覧船(ポートサービス)のマリーンシャトル乗場。
集合場所では放送大学の神奈川学習センターの職員の女性が大学旗を持って、やってきた学生の名前を確認していました。平日で第1便の出港時間まで30分以上あるからか、一般のお客さんの姿は殆どなく、行けばすぐわかる状態でよかったです。

ここからは担当講師の池田教授と放送大学職員の2人が引率者という形で進行します。


乗船券のようなものが配付されます。団体予約のような形になっているからか「整理券」と表示されていますね。
この朝1番の便は団体客の利用が多いそうで150人??程度の予約が入ってるそう

10時20分発の便は60分コース。通常だと大人1600円のコースです。


出港20分前の10時に乗船開始。
このマリーンシャトル号、就航は横浜博前の1985年なので実はもう30年選手。古さを感じない外見だけにちょっとビックりですね。
といってもこういう機会でもないとなかなか乗る機会がないですね


我々一行は先生の誘導で3階後方のテラス席に陣取ることに。
他には華人観光客のグループや修学旅行の中学生が何人か・・といった感じですね。
他のお客さんもテラス席に乗れば、先生の解説が聞けてラッキーそうですが、我々一行以外のお客さんは少なめだったかな??

ちなみに船内では随時案内放送などもあったようですが、テラス席では殆ど聞こえなかったです。

航海中は適宜先生が説明しつつ、学生がざっくばらんに質問するような形で、船内で自由見学なスタイル。

私はずっとテラス席エリアで景色を見ていたので他の船室には行かなかったものの、飲食物や土産物の売店、別料金で食事が出来るレストランなどもあるようですね。

さて10時20分頃に出港!


山下公園を出航してすぐに見える大桟橋。手前はロイヤルウィング。後ろ側は飛鳥2
ロイヤルウイングがとても小さく見えますが、これでも3000トン級で元々は瀬戸内海航路の大阪~別府航路に就いていたクルーズ客船。いうほど小さい船ではないはずなんですが・・・
ちなみに飛鳥2は50000トン級だそうで、もうかなりの大きさ。世の中にはベイブリッジの下を通れない、これ以上に大きな船があるというのも驚きですね。



先生の解説や他の学生の方に教えてもらって、スマートフォンにFindship(android)というアプリを入れてみました。世界の船のリアルタイムな位置情報を表示するアプリで港湾関係の仕事をしている人には必携ようなものだそう。(同じ機能のアプリは複数あり)
このアプリを使うと、遊覧船から見えている他の船の船名・国籍・用途・大きさなど色々な情報がわかるので、港内遊覧がより楽しくなります。
ちなみにこのマリーンシャトルも表示されています。

Web版はこちら


ベイブリッジの下を通過!
上層の高速道路(首都高湾岸線)部分は1989年のベイブリッジ開通時に開通。下層の国道357号線部分は2004年に開通したそう。
私は構造物としての橋は好きですが高いのは怖いので、特に高速道路部分は自分で車を運転してだと、手が震えてきそうで怖そうな・・。ずっと真ん中か右車線を走ってれば大丈夫かな??ちなみにベイブリッジ開通当初は路肩に駐車して景色を見物する人が多かったとか

午後の大黒ふ頭の見学で多少話が出たような気がしますが、今は営業休止されているスカイウォークの展望台が見えますね。レインボーブリッジみたいに本牧側まで歩道で抜けられればよかったのに?という気も。


10時36分に横浜港シンボルタワー横を通過。
「F」の表示は全長160m以下の船は出入港自由。
他に「I」:入港可能・「O」:出港可能・「X」:入出港不可などあって、この遊覧船マリーンシャトルもこの信号に従って運行されているそうです。

ここから一応?横浜港外ですが、昨日の講義で登場した南本牧コンテナふ頭などはシンボルタワーの外側になります。


扇島のJFEスチールの溶鉱炉。
扇島の製鉄所は90年代終わり頃に見学したことがありましたが、当時溶鉱炉は1基のみ使用。数年後を目処に閉鎖して福山に1本化。跡地は住宅地・商業施設などに再開発する構想・・。のような話を聞いたはずですが・・、その後色々と状況が変わったらしく今でも稼動しているようで一安心??


扇島の製品岸壁のバラ積み貨物船


10時50分に鶴見つばさ橋の下を通過!
ベイブリッジは最初から下層に一般道路(国道357号線)を併設できるような構造でしたが、こちらは高速道路の単独橋になっていますね。首都高速サイトなどを見ると、横に同じ橋をもう1本架けてそちらを国道橋にする計画なんだそうですが・・・。ベイブリッジに較べて国道の延伸はかなり大変そうな・・。

それにしてもしたから見ると本当に高さを実感しますね。
こういうのを見ちゃうとそれこそ車を運転して走るのが怖そう。


こちらのタワーは大黒ふ頭の東京電力の横浜火力発電所。LNGで高効率発電を行なっているそうで。


大黒ふ頭は自動車の積み出しようの岸壁もあるようで、輸出待ちの車が並んでいるのをみますが・・・、海から見ると自動車運搬船が停泊中。
自動車運搬船はなんといってもこの大きさに圧倒されますね。この1隻で自家用車(普通車)を6000~7000台を積載できるそうで・・。
昨日の講義中だったか、自動車運搬船に積む際に運転台側と反対側(右ハンドル車なら左側)から隙間なく止めて、運転手はワゴン車などに乗って下船する。というようなエピソードの紹介があったはず


10時56分頃に大黒大橋と首都高速大黒線の橋の下を通過。こちらの橋は先ほどのつばさ橋やベイブリッジに較べると随分と低く感じます。ちなみにベイブリッジが出来るまでは大黒ふ頭へのアクセスはこの大黒大橋だけ。


こちらは小さめのLPGタンカー。大きさ的に内航船でしょうか??


いまだ米軍に接収されている瑞穂ふ頭には、これまた大きな自動車運搬船が・・。
瑞穂埠頭は米軍管理下ですが今ではあまり活用されていないとか・・。


新港埠頭の海上保安庁の巡視船


最後に、この日は翌日にトライアスロンの大会を控えていて山下公園周辺では準備が進んでいました。選手が海に飛び込む為の飛び込み台?のようなものが設置されていました。

といったころで60分の航海を終えて山下公園に戻ってきました。
1時間といってもあっという間ですね横浜港の遊覧船はいくつか種類がありますが、このマリンシャトルの60分コースでは、ベイブリッジ→鶴見つばさ橋→大黒大橋と3つの橋の下をくぐり、扇島の製鉄所なども見ることが出来るのが特徴ですね

やはり先生の解説があると、何気なく見過ごしてしまうポイントなどもわかって、より理解が深まりますね
(この記事の写真の解説文は自分で調べた内容も含まれているので、先生の説明とは一致していません)

11時30分前ですが、ここで一時解散して食事休憩を挟み、午後の部の大桟橋ふ頭ビル前に集合まで自由時間。
一応解散という形を取っていますが、希望者は先生の引率で、県庁近くの池田先生お勧めのそば屋に向かいそこで昼食をとる形になりました



2016/6/24 00:54(JST)

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