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06年7月大阪旅行その14(ズームカーで高野山に)

その13はこちら

さて橋本からは高野山に向かう南海高野線に乗り換えです。


橋本駅はJR線と南海線共通の駅ですが乗り換え通路にはビックリ?自動改札機の片割れがおいてあります。
意味が良く分かりませんが、どうやらするっとKANSAIカードなどで乗り換える人の為様みたいで、普通のキップの人はそのまま通れるようです。


南海の橋本駅ホームの案内表示機。
5番線からは私たちの乗る高野山・極楽橋行の他に、難波行の快速急行も停車していて少々複雑でした。
ちなみに快速急行は6両と書いてありましたが停車していたのは2両だけ。橋本の次の駅で4両の難波行の快速急行とすれ違ったので、橋本で連結したのでしょう。

最近になってから橋本~極楽橋の間は、新型車両を使ったワンマン運転を始めた為(いわゆる都市型ワンマンで運賃の支払いは駅でするタイプ)、難波~極楽橋の直通急行の本数が激減して、橋本で両方向に折り返す列車が増えたそうです。


ホームの先の方に停車していたこれから乗車する14時18分発の極楽橋行の電車です。

新型の2300系の2両編成でした。
橋本と極楽橋の間は山登り区間で勾配やカーブも厳しいので「ズームカー」という名前の、車体が少々短く勾配対応で強力な特別な車両が専用で使われているそうです。
(ズームカーという名前は、山登り区間と難波方の都市部区間で高速運転の両方に使えるというのが、まるでカメラのズームレンズのようだ!ということでネーミングされたそうです)


車内の様子です。1+2配置の転換クロスシート車。


編成毎に名前がついているようで、側面の窓下にイラスト入りで名前が書いてありました。
この写真の「はなみずき号」は帰路に乗った車両。行きは「コスモス号」でした。
こういう編成毎に名前が付いているのは楽しいので好きですね。
*wikipediaによると他に「さくら」と「しゃくなげ」もいるそうです。


モリゾーとキッコロも前面展望を楽しみます。

一番前の運転台直後の席は運転台に向けて座る事が出来て前面展望が楽しめる構造になっていました。もちろんこの席に座ります。

橋本を出ると高野下までは比較的平坦な感じの区間。
高野下からは登山電車という感じの区間です。
前者は箱根登山線で言えば風祭や入生田など箱根湯本までの区間(沿線の家とかはこちらの方が全然少ないですが)
後者は箱根湯本より先の区間を、ズームカーがギリギリ走れる程度に勾配やカーブを緩くしてライトにしたような雰囲気です。


見るからに勾配が厳しい上に、崖っぷちに線路を引いたような険しい場所をのんびり走ります。
途中1箇所だけ行き違い設備が撤去されていた駅がありました(駅名は忘れました)が、他は全部行き違いできるようになっていました。
山下側に安全側線が設置されていたのは、ブレーキ故障時などの衝突防止のためでしょうか?山岳区間らしい配線になっているのは特徴的ですね。
高野下から上の駅自体は、ほとんど乗降客もいなさそうな山の中で、どちらかといえば行き違いの為にあるのでは・・。という雰囲気です。

途中で難波行の「特急こうや」号とすれ違いましたが、さすが連休中ということもあって7割以上の席が埋まっている状態でした。

さて橋本から35分ほど山を登ったところで終点極楽橋駅に到着です。
山の中の狭いスペースに作った駅!という感じで、狭いスペースに無理や4線分のホームを押し込んだかのような場所でした。



極楽橋駅の駅名板です。隣の駅が紀伊神谷と高野山になっていますが、極楽橋と高野山の間はケーブルカーなので、高野山に行くにはここで乗り換えです。
電車とケーブルカーの乗り換えだと箱根登山鉄道の強羅と一緒ですが、強羅の場合、周辺に住宅や宿泊施設などもあって、「強羅駅で乗り降りする人」もそこそこいる感じですが、こちらは本当に乗り換えの為。の駅という雰囲気です。
帰路の部分で詳しく書きますが、そもそも駅の出口が小さすぎて何処にあるのかよく分からないような構造です。

(その15に続く)

07/1/23 UP
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