(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

さようならJ-Phone

さて16日の夜についにくナンバーポータビリティを使って8年近く使ったジェイフォン(ソフトバンク)についに別れを告げることになりました。(本当はもう数日早い予定でしたが種々の理由でこの日になりました)

電話番号自体は同じでもメールアドレスは変わってしまうので友人・知人にメールアドレス変更の連絡をするという作業が必要なわけですが、ソフトバンク携帯同士だとスカイメールで電話番号でメールが送れるので今まで全くメアドを意識していなかったので、アドレスが分らず少々難儀したりもしています。

****

さて約7年半以上と長く使っていた分色々な思い出もありますが今回は料金プランというファクターで書いてみたいと思います。

前にも触れていますが私は99年に当時のJ-Phoneに加入してから今まで一貫して「ローコールプラン」+「ホリデーコール60」というプランを使っていました。
3300+300円の3600円(長期利用系の割引適用前)でいわゆる無料通話料なし。ですが、ロングウェーサポートという最初2000円払う代わりに後はいつ辞めても違約金不要という、これまた今となっては貴重な長期利用系の割引をつけているので、実質は2148円という美味しさです。

通話料は今となっては珍しい発信先・時間帯で細かく定められていて
平日昼間は1分40~50円(14円課金)かかり割高でしたが土休日は1分当たり10~13円程度という安値。しかも請求の段階で60%引するので5.6円課金と無駄の生じない値段。
(ちなみに基本となるローコールプランの通話料が地域により違う関係で、関東甲信東海地区以外で発信したら、1分約6~7円でしかも4円課金と固定電話や他社携帯宛てに電話したら、他社接続料で逆ザヤになるんでないかという値段です)

お陰で土休日以外には極力携帯で自分から電話しないという癖がついて、留守番電話や着信が入っていても木曜とか金曜とかに来たのは土曜になるまで聞かない・掛けないでおいたりと一部家族や友人から不評をかったりもしたものです。

2003年10月。土休日、ボーダフォン同士1分5円の「ハッピータイム」が始まった時は本当に凄かったですね。当時案内では割引の2重適用はなし。という事でしたが、ホリデーコールは2重適用の扱いにならないのか課金システムのバグなのか分りませんが、1分5円から60%OFFされて1分2円だったのは凄かったですね。
(最初請求書が来た時信じられなくて明細書をみて何回も計算しなおしてしまった・・・)
1分2円というのは恐らく定額通話が出るまでは携帯・PHSの音声通話で適用実績のある料金としては最安値だったのではないかと・・・

1分2円で1時間でも120円なのでもう本当にただみたいなものというか1回最低3円かかるメールよりも電話した方が安いぐらいで土休日のたびに長電話してたのもいい思い出です。

その後無理があったのか、2004年7月から5分通話したらその後30分は無料というハッピータイム2に改悪されて旨みも減りましたが、その頃からあまり長電話しない生活パターンになってきたので、この平日高い代わりに土休日超有利というメリットをあまり生かせない上に、J-phone時代のプランなのでパケット通信系の割引をつけられないという弊害も徐々に目立ってきました。
割高なのでずっと携帯電話でWebは極力やらない。と決めて節制してきたのですが「Love9CUBE」に入りたいという気持ちは我慢できないようで・・

ちなみにソフトバンクの手法等については前回の記事で色々批判したりもしましたが、かの社を高評価できる事を上げれば、「私の住む田舎町もADSLのエリア化してくれた」ということでしょう。
巷でADSLが普及してブロードバンド化が進む中、田舎だからか延々とエリア化から取り残され、アナログのダイアルアップでは厳しいので、いっそダイアルアップルーターでも買ってフレッツISDNでも契約するかなーと思っていた矢先の2002年11月突如yahooBBのエリアになった時は本当に驚き即座に申し込んだものです。

yahooBBのサポートに関してはいろいろ悪評も聞かれましたが、私が利用し始めたのはYahooBB自体が安定してからだったので基本的に大きな不満なく利用できました。
その後、後追いでNTTのフレッツADSLもエリア化されましたが、Yahooがエリアになる前にNTTにメールで問い合わせた人の話では「技術的に多額の費用がかかるのでADSL対応は予定してない」という趣旨の返答が来たそうなので、YahooBBがエリア化していなければいつになったらブロードバンドが使えたかどうか分ったものでは・・・・

(ちなみに2006年2月に行政が動いて仮申し込みを集めてNTTに提出するなどしたお陰で今では光フレッツが使えるようになりました)

****

前回の記事ではソフトバンクの手法に関する問題点も書いてきました。
種々の問題があるのは事実ですし、機種変更時に割賦販売(スーパーボーナス)を必須としたことも納得がいきません。
リスクをユーザーに押し付けた代わりにどういう見返りがあるのかと?
インセンティブを回収できる仕組みをユーザーに求めるのなら、SIMロックを解除して相応の値引きを提示するとかgive and take であるべきではないのかと・・・

しかし私がMNPでのAUへのキャリア変更を決めたのは、J-フォン・ボーダフォンと名前が変わる中で、旧プラン(J-フォン時代のプラン)への冷遇や今のプランを捨てるなら他へ移っても同じ。という状況が長く続いた中で、「ホリデーコール60」という美味しいプランを捨てるなら他社に移るとずっと考えていて、MNPを向かえたところで、突然「格安なプラン」を作りました。旧プランの人も利用年数を引き継げます。と言われても「それならば・・・」と急に気持ちを急に切り替えられないという理由もまたあるのだと思います。
(そこに大塚愛ちんがAUの東芝機のCMをやっている・・・という理由とかが後押ししてる訳ですが・・)

こういう感情的な判断は合理的ではないと言われるかもしれません。しかしながら人というものはつきつめれば「感情」でしょう。合理的だと判断する考え。判断しない思いもまた感情から生まれるものです。

いざ変えようと決めても、8年近く使ったのを止めるのはやはり感慨深くまた惜しいもので、申込書を書いている時も頭の中で「あせるでないキッコロ~ホリデーコールは勿体ないぞ」という声がしたりもしましたが、なんとか手続きも進み移行となりました。

今回はこの辺りで・・・
手続きの時のエピソードなどは次の機会にでも書きたいと思います。


記念すべき私の一番最初のJ-phone機 J-DN01 98年12月製造です。
当時としてはメール機能が驚くべきほど充実していてすぐれた機種でした。さすがデンソー
Eメールも送れましたが、当時、携帯電話ではEメールの送受信に対応していたのはJ-Phoneだけで、J-Phoneの友人同士で連絡する時にしかメールが使えなかったのも一つの思い出ですね。

(追記:ジェイフォン同士だとスカイメールで充分なので結局のところEメール送信機能はほとんど活躍しなかったです)

当時Eメールの受信オプションは月800円でした。後に300円になりましたが・・・
あの頃は「携帯電話でEメールが受信できるのはジェイフォンだけ」みたいなCMやっていたような

06/11/20 1:30UP

コメント一覧

きよぴ
お久しぶりです~
本当に携帯会社の情勢・政策はめまぐるしく変わりますね。
携帯会社は10年後に最大半額!とか謡ってるけど10年後の携帯通信状況はどうなっているのやら・・・・
J-Phoneも藤原紀香がCMをやっていた頃は色んな新サービスが出たり他社にない機能とかあったりで、勢いがあったんですがいつの間にやら・・・

ウィルコムは安くていいですよね。基地局増やしたりどんどん頑張って欲しいです。
ウィルコムのW-zero3を「つなぎ放題プラン」で契約しているので携帯電話とあわせて1万円近くかかっているはずですが{げっ}、学生の頃みたいに携帯電話だけでそのくらい払っていた頃よりもはるかに色々出来る様になったな~と思います
通話定額の方と話していると(私は通話定額プランじゃないので相手にかけてもらう)、「電話代が有料だという常識」を忘れてしまいそうです。
絵之本 桜
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=395802
初めまして!東野のえる改め、絵之本 桜と申します。{ハート}
J-PHONEと惜別の時だそうで.....
かく言う私もかつてはPHSのドコモのパルディオユーザーだったのですが、NTTがPHS事業から撤退するのに従い、ウイルコムのユーザーになりました。
ホント、携帯電話会社の政策には一喜一憂です。{プンスカ}
でも今はウイルコムにして不満はあるものの一応満足はしております。
今度はW-ZEROが欲しいかな~なんて思ったりもします。{爆弾}
また寄らせて下さい。ではでは...
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「スマートフォン・携帯電話の話題(mobile phone)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事