おばっちゃんの独り言

たまには愚痴ばっかりのときもあるけどね・・・・

映画『世界から猫が消えたなら』

2016年06月04日 | 映画
久しぶりに亀有アリオ。

これは前に原本を読んでいて、映画封切りを楽しみにしていた作品。
職場(書籍関係)では最近、
伊藤若冲の画集と、この本が毎日出荷されている。
映画館もけっこうの客入りだった。

一緒に行った夫は(猫好き)
猫の話だと思っていて、ちょっと意外そうだったけど、「いい映画だった」との感想。私がただの動物映画を観に行くはずがないじゃない(笑)

母が息子を思う心に涙が止まらなかった。
息子(佐藤健)が母を思う優しさが、自分の息子と重なってまた涙。
私がガン宣告されたときは息子は高校生。母が死ぬかも知れない病気と知っても、なんだかそっけなかった。
いま思えば心のなかでは、動揺して心配してたんだろうけど。
大人になった息子は今、ちょっとしたことでも態度でしめしてくれる。心配してくれる。
映画みて思う
「こんなかわいい息子を残してまだ死ねないな~」って。

『生まれてきてくれてありがとう』映画のなかのお父さんのセリフ。
この一言、最高だった。