ちょっと寄り道しましたがサイクリングのつづきです。紙専門店の竹尾を出たら皇居が見えたので、行ってみたら金曜日は閉園。帰ろうかと思っていたら東京タワーが見えて『結構近いなぁ~』と感じたので行ってみることに。
しかし東京タワーを目指している途中で横断歩道がなく、先に進めず回り道をしたら赤レンガ造りの綺麗な建物を発見。警備員に話を聞くと、ここは『法務省の法務資料展示室』で、一般の人も見学OKということなので、ちょっと見学してみました。
メッセージギャラリーへ進むと、やなせたかしさんの人権イメージキャラクター人KENまもる君と人KENあゆみちゃんがお出迎え。ここには赤レンガ棟改修資料や司法制度、平成21年5月までの間にスタートされる裁判員制度についてのQ&Aクイズ等が展示してありました。
維持費や高価なモニターそしてこのキャラクターなどにいくら税金が使われているんだろう?とりあえず裁判員に選ばれたら、仕事も休んで出席しなくてはならないのですが、結婚式の場合は休んでいいそうです。
また日当も出るそうですがまだ決まってなく、2~3万出ないと割にあわないような気がするけど、刑事事件の証人の場合、日当が8,000円以内、宿泊費が8,700円以内だって。安いと思うけど、これも税金だもんね。海外はいくらぐらいなんだろう?
裁判員候補者や裁判員が、正当な理由なく出頭に応じない場合には、10万円以下の過料が課されるそうです。高っ!
しかも殺人事件だと、証拠資料として残虐な写真や画像を見る可能性があるので、裁判員がPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥る危険性があるのに、現在その対策は一切検討されていないそうです!
翌日、WOWOWで三谷幸喜の『12人の優しい日本人』の生中継をやっていて、ストーリーが『もし日本にも陪審員制度があったら』という内容で、ある殺人事件の審議で有罪か無罪かを激論する12人の陪審員を描いたもの。
『法務省の法務資料展示室』を見た後にこのお芝居を観るというのは、何か偶然だけどびっくり!
このお芝居、面白くて良かった!12人が丸いテーブルだけのセットで2時間しゃべりっぱなしで、タイミング合わせるのも大変だったろうなぁ~。あまりの激論でカンだりするのも心地よい緊張感で迫力がありました。初舞台の江口洋介も発声はよくないけどがんばっていて、ドラマが1つできそうな感じでした。
実際もし裁判員になった時、このお芝居のように面白くいろんな方向性で審議できるのか?まぁこんなに盛り上がることはないでしょうがね!
■陪審員制度の問題点など
■法務省ホームページ
■裁判員制度裁判所ホームページ~クイズもあるよ
『12人の優しい日本人』は面白かったので
星4つ!★★★★☆
テレビで舞台の『12人・・・』を放送したことがあって
めっちゃ面白くて印象に残ってました。
その後、ラジオで豊川悦司さんが出演すると聞いて、
ビデオで映画も見ました。
(トヨエツと言われてもてはやされる直前?)
もともと『十二人の怒れる男』という映画が結構好きだったんですが、
三谷さんの手に掛かると、
こういうコメディになるんだなぁと
感動した覚えが・・・。懐かしいよ~。
映画も1991年って書いてあったから15年も前なんですね。TSUTAYAにおいてあるようなので見てみようかな?どんな雰囲気なんだろ。
『十二人の怒れる男』ってのが元なんですね!なるほどぉ~!
最後の「信念を貫くという事は考えを曲げない事ではない」・・・?みたいなセリフにとても自分を重ね合わせてしまいました。
私も色んな視点で物事を見れるようになれたらいいなぁ~~
自分を重ね合わせられる物っていいですね。
映画は舞台とはまた違ったテイストなのかなぁ~?
今TSUTAYAが半額なので早く見てみたいです!