がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

盲目の子犬「あかり」

2008-09-12 21:02:00 | テレビ
テレビ東京の「ポチたま」という番組を偶然見て感動した。
伝えられるかどうか自信が無いけど、短めに伝えてみます。

その犬の名前は「あかり」。6人兄弟(子だくさんだ。)
飼い主の方が、光を取り戻して欲しくてそう名付けた。

他の兄弟が元気に跳び回る中、あかりの動きだけが違っている。
犬小屋さえ出ようとしない。

景色の無い独特の世界の中では、それも仕方ないよなと思いながら僕はその事実を見ていた。
しかし、あかりは徐々に変わっていく。

持て余す情熱で、恐れながらも前足で少しずつ地面を触りながら、恐る恐る小屋を出た。

母の「トモ」は嬉しいと感じていたようだが、実はそれが心配でたまらない。
常に横にいる。
見えないことがわかっているようだった。

トモには、もっと不安な時間がある。
それはあかりを家に残して、自分が散歩に出る時。
「おいで、おいで」と導くが、あかりは玄関でどうしても止まる。

外の世界のにおいや、触ったことの無い地面の感触におびえる。
経験したことも無い環境をとにかく恐れていた。

しかし、あかりは意を決したようにある日チャレンジを始めた。
見えないその世界を前足で触り始めたのだ。

その壁の先の景色は見えないけど、とにかく触り始めた。

何日かそれを繰り返し、あかりはその玄関の壁を自分の力だけで越えた。
越えてもどっちへ動いたらいいかなんて全くわからない。

母親のにおいを探って、少しずつ歩を進めていた。
その姿は僕の心を掴んで放さなかった。

鎖をしてもらって、生まれて始めての散歩を怖がりながらしていた。
見えないから、突然、目の前にいる猫に気付かず「フー」と言われて後ろに飛び退いた。

あかりはいろんなところにぶつかるので、トモは横を歩きながら、必ず障害物との間に入り、身を挺してあかりを自宅の部屋まで案内し続けていた。

君たちは、目も見えるし思考能力も発達している。
だからこそ、あかりの頑張りを認めてやって欲しい。
見えないハンデをものともせず、強い意志を人間に魅せたあかりを僕は尊敬した。

自分の身の回りでも似たようなことはきっとあるはずだ。
何に学んでもいいではないか。
今日僕は、犬のあかりに学んだ。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
試合速報1 (kiyo)
2008-09-13 13:30:28
白陵対芳泉一回終了0:0
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Unknown (Unknown)
2008-09-13 13:42:33
二回裏 芳泉1点先制
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三回終了 (Unknown)
2008-09-13 14:00:15
0:1
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同点 (Unknown)
2008-09-13 14:08:22
4回表白陵1点返す
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5回終了 (Unknown)
2008-09-13 14:23:24
1:1
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6回終了 (Unknown)
2008-09-13 14:46:25
1:1
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七回終了 (Unknown)
2008-09-13 15:03:38
芳泉1点勝ち越し2:1
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8回終了 (Unknown)
2008-09-13 15:22:07
2:1芳泉リード
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試合終了 (Unknown)
2008-09-13 15:28:03
2:1で芳泉勝利
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