がんばれ!邑久高野球部

野球が大好きな父ちゃんのひとりごと

考える力で強くなる

2012-12-09 19:41:39 | テレビ
今日は、仕事で朝から出掛け夕方帰宅した。

疲労を感じながら、見ようと思っていたTVをチェック。

NHK-BSの「スポーツドキュメンタリー“考える力”で強くなれ~高校駅伝 西脇工業の挑戦」
という番組だ。

このチームを全国最多の8回、優勝に導いた前監督の渡辺公二さんにも上司道を求めていたので、
そのチームを引き継いだ足立幸永監督の手腕も興味深い。

足立監督が師と仰ぐ「渡辺監督」の後任というプレッシャーから、
あれもこれもと押しつけの指示を出し続け、就任直後はライバル校に県大会での敗北が続く。

そこで、足立監督は本当に必要なものは何かを考えていく。

僕が大学時代に学んだ、「真理を探求する」にかぶった。


そこからは、走る前にしなければならないことはないのか。
同じような練習は、強豪校ならどこもしている。

同じ練習ならどこで差をつけることができるかの視点に気づいていかれる。

凡事が当たり前にできる。あいさつ、清掃、提出物、他の部員への配慮。


何より、自分の足りないところを自分で考えて、そこを補う努力を続けること。


足立監督はこう言う。
「人から教えてもらったことは忘れる。自分で得たものは忘れないと・・・」

大会に出場するメンバーも部員で決めて監督が承認するというスタイル。

今年の県大会メンバーを決める場面が映し出されていた。

立候補した2人のメンバーは、
ベストタイムがいいが本番に弱い2年生。
タイムは劣るものの少ないチャンスをものにしている1年生。

最後はキャプテンが決断した。
選ばれたのは、少ないチャンスをものにした1年生だった。

しかし、この後が注目すべき点。

試走でキャプテンは、選ばなかった2年生を選び、本番の走路を2人で走りながら、
上を目指すための術を教えながら走る。

興味津々のその2年生は「見てくれていること」を再認識し、速く走るための新たな気付きで
次への闘志を取り戻していた。

先生の意思は、選手に確実に届いていた。「チーム一丸」

それを後押しする「陰徳賞」
陰の努力を選手が認めたら、選手の推薦で与えるというもの。

仕掛けの巧さに唸った。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
再放送希望☆ (たかCくん)
2012-12-13 00:03:33
素敵な番組情報ありがとう☆
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再放送してほしい (kiyo0618)
2012-12-13 19:04:00
コメントありがとうございます。
本当に再放送してほしいです。
講演があればぜひお聴きしてみたいと思いました。
返信する

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