

最近なんやかやで忙しくて、映画どころかレンタルも観る暇がなかったんですが、

映画ファンのタブーとして、あらすじなんかをくどくど書く気はないんですが、見終わった感想は、
① 三谷幸喜という人は黄金時代のハリウッド映画というか、それこそレンタル屋さんでも今やDVDにもならず、ビデオの棚の隅でパッケージが日に焼けて少しセピア調になってるが、・・・『7泊8日の名作』・・・みたいな映画を撮りたかったのかな~なんて思いました。
②さすが、伊東四朗は良い仕事してますね~



③松たか子って、こんなに演技がヘタだったかな~


って、えらそ~に書きましたが、おもしろかったです。


で、思い出しました。

大学4年になってすぐ、そろそろ周りからは「就職」という言葉が頻繁に出るようになってきた頃です。もう何年も会ってない叔父さんから電話がありました。

『おまえ、就職のことはもう考えてるか?今年はうちのホテルが久しぶりに”縁故募集”するから俺が推薦してやる。受けるだけ受けろ!』・・とのこと。
そう、叔父さんは全国規模のホテル(九州は、福岡の博多駅前筑紫口にあるMホテルですぅ)の部長かなんかしてました。





そして、受験当日、縁故募集なんでそんなには来ないかな~なんて思ってホテルに入ると、なんかパパとママが引率してきてたり、推薦してくれた人に一生懸命お礼をしてる人


そのうち、場内アナウンスがあって試験開始








『皆さん!うちを受験されるくらいだから英語は得意だとは思いますが、あえて聞きます・・英語は話せますか?』
1人目「母がイギリス人なんです。もちろん話せます」
2人目「アメリカに留学経験がありますので、日常会話は話せます」
3人目「英語研究会に入ってましたので、自信あります」
4人目「専攻が英語とフランス語でしたから、大丈夫です」
5人目「はっ、話せません! でっ、でもビートルズの歌はだいたい”空”で歌えます!・・・なんなら、今から2,3曲・・・・えっ、そうですか、いいですか・・」
さて、僕は何番目だったでしょう



・・・・最後に交通費の支給があり、(この時は僕がトップでした。

ホテルマンの夢に破れた僕は気を取り直し、前もって連絡しておいた東京の友達のアパートに行き、もらった交通費で1週間の「トーキョー・バカンス」を過ごしました。

楽しかったトーキョー・バカンスも終わり、ある雨の日


ずぶぬれのMホテルの封筒と、濡れて中が透けて見えた僕の履歴書の顔写真でした。
その時です。有頂天ホテルから仏頂面ホテルに変わったのは・・。

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は、しませんが

