せつなし

最後に逢った日覚えてる？

ふたりで過ごす時間はあっという間で

もうずいぶん逢ってない錯覚になる

今夜はなんだかせつないの

愛しい君の事　想い浮かべて眠ろうか

寂しい夜だからこそ

負けないで　そんな時ほど

強くなれる試練と思えば

くよくよなんかしてられない

移りゆく季節の中で

一歩ずつ強くありたい

偶然どこかで出逢ったとしても

笑って話せるように

私の根気はいつまで続くのかな

とどめをさしてくれない限り

期待ばかりふくらむ

君に逢いたい私がここにいる

こんな私めったにいない

せつない夜とそろそろおさらばしたい

けどまた今日も君の事想ってるし

きっと君の優しさなんだね

とどめをくれないこと

時に優しさは

残酷に変わるんだよ

逢いたい気持ちは

今でも生きてるの

でももう逢えないんだよね

最後までがんばってみたけど

誰かの声が聴きたかった

夜遅い時間なのにごめんね

君の声聴いて安心したけど

やっぱりだめだめ

消えやしないよ

頼れるのはたったひとりしかいない

寄りかかって生きてる

なさけないよ

いなくなったらどうすんのさ

その時の為に

強くならなきゃ

強くなろうよ

強くなれる

毎日同じ景色の中で

まだ色褪せてない夢抱えて

がんばろう

心の中でつぶやきながらも

戦っている

君に今すぐ逢いたいけど

逢わないほうがいい気がする

声が聴きたいけど

聴かないほうがいい気がする

こうなった以上

さよなら口にしたほうがいい

ううん

口にする勇気などありはしない

心の支えがほしかった

ひとりじゃ何もできない私

あの人と出逢えて何かが変わると信じてた

想いは強くなる一方で

張り裂けそうになるまで胸が痛んだ

ひとりよがりなのかなって何度も思った

逢えない時間　逢えない距離

負けるもんかただそればかり

連絡が途絶えるたび　不安ばかり押し寄せる

あの人は知らぬ間に私をおいてけぼり

気持ち見えないよ

ただ「スキ」なだけじゃだめみたい

苦しいよ

息が出来ないかのように

すべての自分

何も考えたくない

こんな自分

笑い飛ばせるほど強くなりたい