自閉症児〝かいと〟's母のぴろぴろ観察日記。

2002年生まれのかいと君は知的障害を伴う自閉っ子。
そんな彼の毎日を観察日記で残します。

生誕19年祭り記念日

2021年07月13日 | 母のつぶやき

  さあ、やって参りました。毎年恒例(!?)かいとの生誕祭。
  3802グラムのでかめベイビーとして生まれたかいとさんもめでたく19歳。ナイナイナインティーンですよ(ヾノ・∀・`)ナイナイ
  かいと母の19歳時代と比べたら、親が違えばこんなに違うもんかと思うくらい適度にヒャッハーしてるかいとさん。うちの親にされたことと同じことをしがちだけども、その痛みとしんどさを経験したからこそやはり同じ思いは(-_-;)という気持ちで接してきたら・・・どこかちょこっとだけ歩かせる道を踏み間違えた様な気がする今日この頃:(;゙゚''ω゚''):

  
  数日前だったか、夜ご飯を食べるかいとを読書で見守りながら過ごしてたら・・・腕に違和感・・・見るとやぶ蚊が1匹止まってたので


  「〇▽★#$%&*・・・・・!!!」

  
  どうして人は蚊が皮膚に止まっているのを見ると興奮するんでしょう(^^;
  そしてぺしっと軽い力でいいのに、やたら勢いよく強くビターーーーンと力強く叩くんでしょう・・・メッチャ自分が痛いのに。
  かいと母もご多分に漏れず、今年初の蚊を見た興奮から思いっきりやってしまい・・・痛かった(´;ω;`)
  でも一発で仕留めた嬉しさから飼い猫のようにドヤ顔でルンルン報告を何気にかいとにしたところ



  「・・・・・・・・・・あのね、そーいうのはね、いちいち報告しなくてもいいんだよ( ̄ー ̄)」




  冷静に窘められました。。。・・・シュンです・・・


  アタマの中では何となく保育園児のころのままで、何となく会話レベルや言い方は小学生時代チックのままでアップデートが追いつかず・・・でものんびりながら確実に進化は遂げているかいとさん。
  言うこともちょっとだけ大人びたこともあり特に「・・・えぐっ!」と思うこともあり「・・・バカじゃないん(;´・ω・)」と思うことも結構あり。。。
  

  そんな今朝、おたおめなかいとさんはいつも通りのルーティンワークでいつも通りの時間にご出勤。
  「忘れ物無いか、確認しんさいよー」の掛け声にテキトーな返事をしたまま出掛けたので、ホッとしたのも超束の間。。。





  そこにはポツンと残されたお弁当箱の姿がΣ(´∀`;)




  かいとが困るだろうという考えよりは「ただでさえ毎日昼食代@の代金取られとるのに、これ以上Edyから払わされてたまるか!!」の思いが先に立ち、瞬時に車のカギを握りしめて走ったかいと母。
  ただかいとは結構歩くペースが速いのでこっちが走るより超短距離でも車で追いかけた方が早いのです。。。
  追いかけること1分弱。出た時と同じ格好(当たり前)で歩くかいとを発見したので呼び止めたところ



  赤いTシャツ、赤マスクにサングラス姿でリュックを背負う姿にボーゼン・・・(´-∀-`;)



  そういやさっき、野球観戦カバンからサングラス(メガネの上から掛けられるタイプ)出してたなあと思いだしたものの、いざその姿を見ると・・・・・半端なダサさに何も言えねえ(;´・ω・)
  広島県であれば朝からカープのTシャツにカープマスク着用でその辺を歩いてても別に日常生活の風景として溶け込んでいるので、誰もツッコまないし何も気にしてないけど(これが県外へ出ると試合開催日でも驚くほど浮きまくって奇異の目で見られる・・・でも運が良ければ同じカープファンが見つけて喜んで声を掛けてくる)これにサングラスが加わってたので「キョウレゥ~~!ちっちゃいことも気にするよ!それ、ワカチコワカチコ!!」と心の中で叫んだかいと母(;´Д`)


  19歳のスタートがこんなだなんてなんか波乱の予感でしかない(;´Д`)


  電車移動なので痴漢冤罪に巻き込まれないかとかストーカーや迷惑防止条例違反まがいのことをしてないかなど、学生時代とは異なることが気になるようになってきたかいと母。
  就労のことも心配だけど、年金申請のことも気がかりだけれども・・・青年期特有の事態懸念時代に足を踏み入れた19歳の始まり。


  去年の事態宣言時はどう過ごしていたんだろうかがほぼ思い出せず(たぶん読書とかそんなだと思うけども)、改めて日記の偉大さも感じた日々。
  今小学生時代の旅行記など読んだら涙で前が見えなくなるくらい懐かしくて、学校であったことの記事を見たら全力疾走中なのに更に鞭でペチペチ打たれて加速してたくらい頑張ってた自分を背骨やあばらが数本でも折れるくらい抱きしめてあげたくて(ノД`)・゜・。「だからと言ってあの頃に戻りたいとは全く思わないけど」。


  そして今までは「かいとが〇歳のころのことか・・・」「△年生の時にあったなー」と年齢や学年で歴史や記憶を合致させてたけど、これからはそれが出来ないんだなあという恐ろしさにも気づいた次第;つД`)


  そう遠くないであろう(・・・と信じたい!)親からの自立も含めた生活に向けて、もうちょっとだけ頑張ろう(;´・ω・)と息子の誕生日にしみじみと思うかいと母なのでした。。。
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