我が家の愛犬『パル』が急死した。
先週は家族と出かけるため夏休みをとり、パルは“パルの実家”にあずけて行った。今日迎えに行こうとかみさんが電話したら『かなり調子悪いの

』との事。今朝までは何でもなかったと・・・。
年齢は11歳と3か月と28日。大型犬で高齢ということもあり以前よりは元気がなかったが、まだあと2~3年は大丈夫だろうと思っていた。
パルの実家に着いたころは既に息を引き取っていた。
息を引き取った後の顔は穏やかに見えた。人間側の勝手な思いかもしれないけど・・・。
亡骸を車に乗せ我が家へ向かうと、こらえていた涙が一気にあふれだした。
家に連れて帰り、長男・次男と一緒にひとしきり泣いた。
出かけていた長女と保育園の三男を迎えに行き、そいつらとひとしきり泣いた。
ペット霊園に行き火葬してもらったが、あまりにも急すぎて実感がわかない。
パルとの出会いは一目惚れだった。兄弟の中でも群を抜いて可愛かった。
ラブラドールという血統からなのか非常に賢い犬だった。もの覚えは良く、決して人を嚙むことはなかった。たとえやんちゃな三男坊が尻尾を掴んだり、上にのったりしても。
人懐こく誰にでも可愛がられた。

三男坊は友達のように遊んでいた。パルにとっては迷惑だったんだろうけど、よく面倒を見てくれた。
冬は長女や三男坊の乗ったソリを引いて喜ばした。
フリスビーも上手にキャッチした。
いろいろと思い出はあるけど、本当にいい犬だった。

平成20年8月4日 ここにパルの冥福を祈る。