ƔƔ kisujapan ƔƔ 

 
 
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各人

2013年11月29日 19時56分31秒 | 買い物

「雄一か?」「お父さんか珍しいな、何かあったみたいだね」

「綾子が自殺未遂を起こしたんだ」「な、何だって!!どう言

う事だ」とあまりに驚くことを告げられた雄一は一撃を食らっ

たような気がした。

「とにかくすぐ行くが綾子は大丈夫か」「あーお母さんが病院

で見守っている」。

雄一は悔やんでいた。

危険な状態は去ったと思い、綾子を放っておいたのを。

おまけに和夫は酒を飲んでいる事も分かった。

一体何があったんだ。


駅からとにかく家に向かった。

ガチャっとドアーを開け雄一は駆け込み「どうしたんだ!!」

とまた怒鳴り、「何で酒飲んでんだ」。

和夫は急に泣き崩れた。

「綾子が暴行されて....うわー!!」と叫んだ。

「やったのはあの男か」「その後殺人で自首してし

まったからあいつじゃない」。

「病院はどこだ!!」「前と同じだ俺も行くよ」とタクシーを

呼び。病院に向かった」。

病院に着いたが、綾子の気持ちで誰にも会いたくないという事

で会えなかったが、綾子の気持ちは痛いほど分かった。


雄一は和夫に単車を貸してくれるところを聞き、単車に乗り扇会

が見える、宿に泊り込んだ。

2日後山下が入っていった。

そしてすぐ出れるように、身支度し出てくるのを待った。

車が出てゆくと、雄一も付いていった。

20分ほどで、山下金融と言う家に入っていった。

山下1人だったが中に誰かいるかもしれないかと見ていると、

2人組みが出て行った。

雄一は腹を決め、ドアーをノックしたら、「誰だ」と山下が出

てきた。

あっというまに、裏手を取り、山下を押さえ込んだ。

「やったのはお前か」と言っても、とぼけてか「何をだ」と山下

は聞きなおした。

「俺と一緒に行った女だ。」

「あーあの女か。あれはお前の親戚を殺した奴だ」。

「あいつは自首して時間的に無理だろ」と言った所に、ドスを持

った男が現れ。

「ふふ。あの子を暴行したのは俺だが、お前も

殺されに来たのか」と言いドスで襲ってきたが、山下を盾にして

防いだが、山下が腕の骨を折れるのを分かりながら思い切り前に

倒れた。

「ボキッ」と骨が折れる音がし、山下と共に雄一も倒れた。

一瞬雄一の背中が無防備になり、もう1人の男がドスで刺そうと

した時、少し開いていたドアーから男が、飛び込み雄一の上に乗

ったので、ドスはその男に刺さった。

瞬間、雄一がその男の足を持ち、思い切り引っ張り、よろけた所

に雄一の手刀が、股間に決まり、ぶっ倒れた。

すぐに雄一は飛び上がり、膝落しを股間にぶち当てた。

(空手3段の手刀、膝落しは致命傷を与えた)

その後すぐに山下の顔を、蹴り上げた。

外から何人かが見ていたが、静かになったので、戸を開けると、

狭い玄関に背中を刺された男と、顔を潰され、腕の骨を折られ

た者。

そしてもう一人、完全に股間をぶっ潰された男が倒れていた。

外から飛び込んで雄一をかばった男は父の和夫だった。


そしてテレビや新聞は、「やくざの喧嘩か。玄関で3名の

男性が死亡。学生風の男が立っていたが、警察での取調べにも

一言も話さないことも取り上げられた。


END


毎日思いつきで書いているので、あらすじや、名前なども

間違っているのはお許しください。

 

 

 


各人

2013年11月28日 18時17分18秒 | 買い物

一方慶子の夫の殺害を行った男は、変装して

ドヤ街のアパートに隠れていたが、「寿会」から

会に関係なく、金銭のもつれで殺害したと自首し

ろと言われ、その通りにしないと殺されるのは分

かっていたので、自首することにしたが、腹の虫

が収まらず、同僚に山下から聞いた、綾子を襲う

ように頼んだ。

その後自首したため、一応この事件は収まった。

殺害した本人だから、事情聴取しても、調査通

りのことを言うから、警察もそれ以上手は出せ

なかった。


一方綾子を襲うように頼まれた男は、念入りに

綾子の行動を調べた。

学校から歩いて約15分の道のりで、人気が少

ない所を探したら大道りから大道りへ行く近道

があり林になっている。

その男は早速行動を起こした。

いつもどおり帰ってきた綾子を男は林の中に連

れこみ、顔を殴って朦朧とした綾子を犯してし

まった。

綾子は汚れてあらわな格好で、座り込み泣き出

した。

しばらくして家に帰り、部屋に閉じこもった。

良子は何かあったと気づき、「綾子どうしたの

大丈夫」と言ったが「ほっといて」と言い切っ

た。

まだ中学生だった綾子は、汚された悲しみによ

り相当ショックを受けた。

その日から綾子はほとんど口を利かなくなった。

和夫も良子もあまりかまわないようにした。


雄一も事件が終わり、「禁酒会」に力を要れ、

順調に力を持って行った。

ただしタバコと違い、酒に関する店はあまりに

も多く、そう簡単にはいかなかった。

雄一は当然そうなることは分かっていた。

そして綾子が変わってから、木田家の親戚達も

変わって行き、結束力が失われ、各人は自由気

ままになり、和夫はまた酒を飲み、良子との仲

も悪くなり、兄和一や慶子とも仲が悪くなり、

一触即発になり、綾子が中学卒業後、自殺未遂

を起こした。

その時雄一に連絡が入った。


つづく


各人

2013年11月27日 14時28分47秒 | 買い物

第三章「争い」

「扇会」では組長が手下長の1人に「あそこ(金融屋と禁酒会)は完全に潰し

たか」と尋ねた。

「はい、もう山下に頼み、平地になって、売り土地として不動産屋の森下に

任せました。そうだな山下」。

「はい。しかし、建て壊しているとき、若い男が中に入り込んでいたので、頭

を殴ってぶったおしておきました。金目のものでも取りに入っていたものと思

われましたから」と言うと、手下長が「それはどんな男だった。」「まだ大学生

で潰す前に同じ「禁酒会」を、関西でやっていたので、関東の知り合いを作り

たかったから来たと一度来た奴でした。」と言うと「学生か。1人で来たのか」

「一度来たときは女づれでした?」「ぶったおしたときは1人だけだったか?」

「はい、1人だけでした。丁度みんなで昼飯食いに行っているところで、誰も

いないと思い、盗みに入ったものと思われます。それにもしもの事があったら

やばいので、病院に連れておきましたから、私は「禁酒会」の所長として。

又見舞いに行こうと思っています。念のため。」と言うと組長が笑っていた。

 

雄一は頭が痛く目が覚めたら、天井が白いのを見て、病院であることに気が

付いた。

外はもう暗くなっていた。

「くそー、誰がやりやがったんだろう」と思いつつ、綾子に連絡取ろうとしていた

時看護婦が来て、「あら、気が付いたのね、先生呼んでくるわ」と言い出て行っ

た。

すぐに先生が来て「あんな所で何したんだ。かなり血が出ていて、もう少し発

見が遅かったら死んでたよ。この人が連れてきてくれたんだ」と山下の名詞を

渡した。

綾子に連絡すると、すぐやってきた。

「大丈夫。びっくりしたわ誰がやったの?」と言われても、雄一が聞きたいくらい

であった。

「それより昨日行った「禁酒会」が潰されていたんだ。その直後だ」。

「もう危険なことしないでよ、危ないじゃないの」「と、姫が言っても辞める訳には

いかないんだ。」

「せめて関東はやめて。変なところが多いから」と言ってるときに、山下が、菓子

箱持ってやって来た。

「こんばんわ。大変な目にあったなー。私もあれからすぐに、裏の金融屋の取り壊

しが始まり、地主が2戸1(1軒で2戸使っている家)なので、仕方なく立ち退いたん

だが、相手がやくざで、高い立ち退き金貰って又新しいところで始めますんで、

そのときは又宜しく」と言って出て行った。

「しかし、おじさんを殺した犯人のモンタージュに似ていたと言ってから、跡形も無く

なるとは。暴力団の方はどうなっているんだろう。

「もう辞めて!!」と綾子が泣き出した。

「後は警察がやってくれるから。それにあのおじさんは親戚中でも嫌われ者だったん

だから良かったくらいだから」

「わかったよ」と言い、綾子を引っ張り寄せ、キスをした。

このまま何も無ければよいと願った綾子であった。

 

つづく


各人

2013年11月26日 22時03分17秒 | 買い物

警察は寿町暴力団扇組と金融会社を同時にガサイレした。

金融会社はシャッターが閉まっていて「貸し事務所になっ

ていた」。

表通りの「禁酒会」で尋ねても滅多に誰も来ないから、

良く分からないとの事。周りは裏通りで、数件家があるだ

けで近所を回ったら、軽トラで荷物を運んでいたのを見た

という証言が取れた。

そして扇組に入った刑事は、今までのことを言って探したが、

隠れるところは多く、見つけることは不可能である。

「昨日金融会社が開いていたと言う証言が取れているんだ」

「おまけに指名手配している男とそっくりの男を見たという

証言も取れているんだ。

「刑事さんうちも不景気であそこを売るために昨日、荷物を

取り出し、軽トラ一杯分廃棄物業者に持っていったんだ」

それを産廃業者も認めた。

家では雄一と、綾子は待っていたが、もう一週間が経ち、

一応帰ることにした。

「ちょっと帰る前に、雄一君が作ってくれたピアノ聴いてく

れないかなー」と言うと、そうだな聞きたいな。

と男性立ち入りの部屋に、雄一を入れた。

綾子は1人でいるのが嫌だし、この間の雄一の言ったこと

が気になって。

ピアノを弾き始めた綾子に、近寄り「うまくなったなー」と

言って見つめあい、初めてキスをした。

綾子はびっくりして良一を押し倒した。

「痛いなー。こっちもびっくりした」「ごめんなさい。突然

だったし初キッスだったから」。と綾子は恥ずかしがった。

「それじゃ、将来結ばれるために」と綾子を抱きしめ、5分

ほどたって、離れた。

これ以上は16才になってからだ。

綾子は夢見心地になっていたが、帰ろうとする、雄一に抱き

ついてもう少しいてと言ったが、良子が姉の慶子の家から帰

ってきたので、離れた。

「おばさん、お世話になりました、色々有って、中途半端で

すが帰ります」と言って家を出た、玄関から綾子が「又手紙書

くからねー」と叫んだ。

良一は、新横浜駅に行く前に、昨日行った「禁酒会」によって

みたが、誰もいなかったので中に入ってゆくと、とてもみんな

が集まる部屋ではなく、奥の方が明るく、完全に金融屋はつぶ

され、「禁酒会」の事務所も壊している最中であった。

その瞬間、良一は気を失った。

つづく