ƔƔ kisujapan ƔƔ 

 
 
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各人

2013年11月26日 22時03分17秒 | 買い物

警察は寿町暴力団扇組と金融会社を同時にガサイレした。

金融会社はシャッターが閉まっていて「貸し事務所になっ

ていた」。

表通りの「禁酒会」で尋ねても滅多に誰も来ないから、

良く分からないとの事。周りは裏通りで、数件家があるだ

けで近所を回ったら、軽トラで荷物を運んでいたのを見た

という証言が取れた。

そして扇組に入った刑事は、今までのことを言って探したが、

隠れるところは多く、見つけることは不可能である。

「昨日金融会社が開いていたと言う証言が取れているんだ」

「おまけに指名手配している男とそっくりの男を見たという

証言も取れているんだ。

「刑事さんうちも不景気であそこを売るために昨日、荷物を

取り出し、軽トラ一杯分廃棄物業者に持っていったんだ」

それを産廃業者も認めた。

家では雄一と、綾子は待っていたが、もう一週間が経ち、

一応帰ることにした。

「ちょっと帰る前に、雄一君が作ってくれたピアノ聴いてく

れないかなー」と言うと、そうだな聞きたいな。

と男性立ち入りの部屋に、雄一を入れた。

綾子は1人でいるのが嫌だし、この間の雄一の言ったこと

が気になって。

ピアノを弾き始めた綾子に、近寄り「うまくなったなー」と

言って見つめあい、初めてキスをした。

綾子はびっくりして良一を押し倒した。

「痛いなー。こっちもびっくりした」「ごめんなさい。突然

だったし初キッスだったから」。と綾子は恥ずかしがった。

「それじゃ、将来結ばれるために」と綾子を抱きしめ、5分

ほどたって、離れた。

これ以上は16才になってからだ。

綾子は夢見心地になっていたが、帰ろうとする、雄一に抱き

ついてもう少しいてと言ったが、良子が姉の慶子の家から帰

ってきたので、離れた。

「おばさん、お世話になりました、色々有って、中途半端で

すが帰ります」と言って家を出た、玄関から綾子が「又手紙書

くからねー」と叫んだ。

良一は、新横浜駅に行く前に、昨日行った「禁酒会」によって

みたが、誰もいなかったので中に入ってゆくと、とてもみんな

が集まる部屋ではなく、奥の方が明るく、完全に金融屋はつぶ

され、「禁酒会」の事務所も壊している最中であった。

その瞬間、良一は気を失った。

つづく

 

 


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