本 ときどき ギターを弾く

本もギターも、私の大切なもの

とうとう…

2020-11-29 08:56:18 | 日記
この季節
どこかソワソワして
何かに追われているような
落ち着かない気持ちです。

不思議な感覚

冬は寒さばかりが
気になるけど

今日、気が付きました。

厳しい冬は
それ以上に
心を暖めてくれる

暖かい部屋は
モゾモゾとした感覚と
幸福感

温かい食べ物は
思わず笑顔になってしまう

目を奪われるような
真っ白な雪は
美しい

子供のころ、
外で迎えてくれた母が
自分のコートの中に私を
スッポリと包んでくれた
安心感

心のどこかで
この季節を
待ち望んでいる
自分がいる


これから厳しい寒さの中
何度この美しい雪に
心が奪われるのでしょう

暖かい食べ物が
美味しい季節到来です。



ひさびさ〜です。

2020-11-20 18:14:57 | 日記
しばらくぶり🐟の投稿です。
コロナのせいにするわけじゃ無いけど
なんだか心が落ち着かなくて。

今日、商店街の
クリスマスツリー🎄に、
アマビエさんが
いらっしゃいました。




商店街の人たちも
がんばっているのですね!
アマビエさん、
早くコロナが落ち着きますよう
お願いいたします。

津軽平野

2020-11-06 11:27:09 | 日記
小学生の頃。
父親の仕事の関係で
秋田に住んでいた。
校舎は木造で
窓ガラスは、うねうねした薄い板ガラス。
風が吹けばすき間から
ヒョウヒョウと音をたてて
風が入り込む。

冬になり、
雪が降ると
教室の隅に
前の晩の雪が積もっていた。
ストーブは石炭で、
その日の日直さんが
倉庫から運んでくるのが決まり。

廊下も教室も、すき間だらけだから
換気なんて必要ないのに
先生は容赦なく窓を開けて
空気の入れ替えをするのだ。

薄い板ガラスから見えるのは
何もかもが白くなった校庭。
秋田は雪が多くて
とても大変な季節だけど、
真っ白な景色を見ると
わけもなく、ワクワクしていた。

雪の降る帰り道は
友だちと雪をぶつけ合ったり
大きく口をあけて、
降ってくる雪を食べたり
寝転がったり滑ったりと

あらゆる方法で
雪と遊んでいた。

家に帰れば
暖かいストーブがあり
暖かいコタツがあり
熱々のごはんがある。

クタクタになるまで遊んで
しもやけに、なっても
なんの心配もないのだ

そんな小学生の頃
同級生のAちゃんが
「今日、おどが(おとうさん)、
帰ってくるんだ」
と言った。
「どこかに行ってたの?」と
たずねると、
小さくコクンとうなずいた

「よかったね!」といったら
またコクンとうなずいた。
とても嬉しそうな顔をして。

あとになって気づいたのだけど
その時はわからなかった。
Aちゃんの、おとうさんは
出稼ぎに出ていたのだ

「津軽平野」を聴くたびに
嬉しそうにコクンと小さくうなずいた
Aちゃんのことを思いだす。

今は時代も変わり
出稼ぎという言葉すら
知らない人が多いかもしれないけど
私にとっては懐かしく
少し切なくなる
曲なのだ


開けてはならない。

2020-11-01 08:46:49 | 日記
先日、You Tubeにアップした
動画です。

『遠野物語』のオマージュとして
作成しました。

よかったら見てみてください。
「決して開けてはならない」と
云われている匣(はこ)について
書いてます