雄一の独り言

まぁ。

ヒーローたちの名勝負!

2013年11月19日 11時36分52秒 | 日記
土曜日の夜にNHKでやっているスポーツドキュメンタリー番組『ヒーローたちの名勝負』

毎週録画をして観ている。

16日(土)は2000年10月11日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ。

チャンピオン・畑山隆則vs挑戦者・坂本博之の一戦が特集された。

この試合は私の中での日本人の試合のベストバウト第2位。(今年5月21日のブログにアップしてあります)

今、改めて観ても凄い試合でした。

試合前と試合後に畑山が言っていたことが深い話しでしたので紹介しておきます。

『坂本選手はパンチがあるんですよ』『坂本選手に比べて僕はパンチがない』

『坂本選手は打たれ強いんですよ』『僕は打たれ弱いんです』

『だから僕が勝つんですよ』

このように試合前に畑山はインタビューに答えていて

試合結果は10R畑山のKO勝ち!

そして試合後に試合前に言ったことを解説した。

坂本選手はパンチがあるから僕を倒そうとパンチがワイルド(大振り)になる。

僕は打たれ弱いのを知っているからしっかりとガードをする。

坂本選手は打たれ強いので多少打たれてもいいという覚悟で出て来る。

僕はパンチがないから手数を出す。

段々弱る。そして倒れる。

楽しい喧嘩でした。

畑山は試合後にこうインタビューに答えた。

私の戦前の予想はスタミナがある前半は坂本の前進を捌き切れても後半捕まり倒される。こう予想した。

しかし、蓋を開けてみれば畑山優勢のまま終盤まで行きKOした。

坂本だっていつまでも全盛期のままではない。

この試合は畑山の強さ、頭のよさ。そして、坂本の衰えを知る試合でした。