フィリピンでは、さほどに酷い地震もなければ台風もないと思っていたら、今回の台風はただもんではなかったらしい。中心気圧が900hpを割り込むのは3年ぶり、最大瞬間風速は90m近いとのこと。写真はタクロバンの空港。もともと砂洲のようなところにできた空港だから、高波、強風は、さながら津波である。海岸沿いで東側に開けた街だから、いわば台風直撃。死者130人とか、1万人とかのニュースもあるが、全容がわかるまでには、今しばらくかかるだろう。先日のボホール地震の救援活動の話もあったが、またレイテの救援活動、支援する方にも余裕がなくなってくるだろう。ともあれ、何人かの知人の出身地で、その家族がおり、近くのオルモックには友人がいる。残念ながら、日本からでは無事を祈るくらいしかできない。

