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京都大原 寂光院

2013-04-28 | 今日の出来事

                            山門





  
                            本堂
  

  


          昨日から始まった大型連休の二日目は晴天なり


          2000年(平成12年)の不慮の火災により消失した本堂や


          損傷して新しく復元された本尊六万体地蔵菩薩立像を観に行って来ました


          寄せ木造りの地蔵菩薩立像は極彩色で慈悲深いお顔で建って居られます




       


          建礼門院八百年御遠忌で 秘仏の御開扉は5月12日(日)までです



          建礼門院徳子は平清盛の息女 高倉天皇の中宮で安徳天皇の国母


          源平のたたかいに破れ壇ノ浦で滅亡した平家一門と


          わが子安徳天皇の菩提を弔うために入寺 隠棲して晩年を過ごされました



          火災により損傷した地蔵菩薩立像と秘仏普賢菩薩像は玉泉寺に安置


          


          


          



          後白川法皇が寺を訪づれられた時の「大原御幸」の絵巻や 琵琶


          地蔵菩薩の胎内から出てきた3000個の菩薩像は宝物殿に展示されています

          





                      平家物語りゆかりの庭園

  

             豊臣秀吉寄進の雪見燈籠 五三の桐の透かし 桃山城から移築




                          汀の池

  

           本堂正面の裏山(翠黛山)から花を摘み帰った建礼門院と対面する
                 
           場面に登場する樹齢千年の銘木千年姫小松 火災による枯死したが

           庭園はその当時の雰囲気を残しているそうです





                 木漏れ日の中の建礼門院御庵室跡の碑


          





                     諸行無常の鐘楼

  






              本堂右手裏山には建礼門院大原西陵があります

          



       




       






          寂光寺は天台宗の尼寺で推古二年(594年)に聖徳太子が


          御父用命天皇の菩提を弔うために創建された


          初代は聖徳太子の御乳人であった照玉姫(出家して日本初の比丘尼)

 
          第二代は阿波内侍(藤原の信西の息女 崇徳天皇の寵愛を受けた女官であったが

          建礼門院には宮中より仕え出家後に入寺 「大原女」のモデルとされています

          第三代は建礼門院徳子で代々高貴な家柄の姫君らが法灯を守っています


          (参考文献はネットと寂光院のパンフレットから)



          
          連休だしもっと大勢の人で混雑していることを想定していましたが・・・・・

 
          朝早くに着いたので参拝者も少なく静寂な中でゆっくり鑑賞できました



          久しぶりに昔に暗記したのを思い出しました〔笑〕


          祇園精舎の鐘の声  諸行無常の響きあり

          沙羅双樹の花の色  盛者必衰の理を顕す

          奢れる者久しからず ・・・・・









                 







                 


          


          

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