昨日3月3日は5節句のひとつ「桃の節句」
女の子の健やかな成長を願って祝うひな祭りの日でもあります
毎年孫娘のために「ちらし寿司」を作ります
我が家のちらし寿司は岡山県の山の幸海の幸を使ったあの有名な「祭すし」で
義父母の郷里が岡山なので 年に数回は作ります
大阪のちらし寿司(バラ寿司)しか知らなかったので豪華さと美味しさに驚きました
始めはお手伝いしながら覚えていきました 主人は子供の頃から食べていたので
本場の岡山の味を知っています 私がいくら頑張って作ってもその味には到達出来ませんでした
・・が・・嫁いできて約半世紀も経った今では美味しいと云われるまでになりました(ちょっと自慢)
作る前日から鰆(さわら)に振り塩をして身を〆てすし酢に浸けておきます
鰆の身を取り出した後の酢を炊き立てのご飯にかけてすし飯をつくります
具は野菜は春は筍・蕗・牛蒡・蓮根・椎茸・秋は松茸を使います
魚貝類は鰆・海老・烏賊・アナゴなど瀬戸内の幸を盛り付けます
約350年前 備前の国の藩主池田光政公の一汁一菜の倹約令に反発した庶民が
おかずとご飯を混ぜてしまえば・・と考えだした知恵が起源だそうです
雛壇は息子宅に飾ってあるので我が家には市松人形を飾っています
現代風のクリスタル製のお雛さまとお内裏さま
それに今年は教わって作った素朴で可愛い「まめ雛」が加わりました
孫娘の健やかな成長を祈って今年もちらし寿司を作って贈りました
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